住信SBIネット銀行は2026年8月3日に「ドコモSMTBネット銀行」へ銀行名を変更しました。ところが変更直後は、他行の振込画面や各種サービスの銀行一覧で「ドコモSMTBネット銀行」と検索しても表示されず、旧名称の「住信SBIネット銀行」を選ばなければならないケースがありました。
2026年8月31日時点では、新銀行名への切り替えはかなり進んでいるものの、「もうすべての金融機関・サービスで新名称に反映済み」とは言えません。ドコモSMTBネット銀行自身も現在の公式FAQで、「振込元の金融機関によっては新銀行名が表示されない場合があるため、その場合は旧銀行名『住信SBIネット銀行』を選択してください」と案内しています。
つまり、新名称が検索できれば原則として「ドコモSMTBネット銀行」を使い、まだ表示されないサービスでは旧名称を使うという過渡期が続いています。この記事では、現在どちらの銀行名を指定すべきなのか、旧名称でいつまで振り込めるのか、金融機関コードや口座番号は変わったのかなどを公式情報をもとに整理します。
- 結論|2026年8月末でも新銀行名が反映されていないところはある
- 原則は「ドコモSMTBネット銀行」を指定する
- 新銀行名が検索結果に出なければ「住信SBIネット銀行」を選んでよい
- 旧銀行名での振込は2026年10月30日まで受け付けられる
- 10月30日までなら旧名称で必ず振り込めるとは限らない
- なぜ銀行によって名称変更の反映時期が違うのか
- 銀行名が変わっても金融機関コードは変わっていない
- 振込先名義では「ドコモの銀行」と入力しない
- カナ入力を求められる場合は表記にも注意
- 給与振込や年金受取はどうなる?
- 公共料金やクレジットカードの口座振替は原則変更不要
- 登録済み振込先が「住信SBIネット銀行」のままでもすぐ削除する必要はない
- 銀行名変更直後と8月末では状況はかなり改善している
- 具体例|振込画面で銀行名が見つからない場合の操作
- 新旧両方が表示される場合は新銀行名を選ぶ
- 外部サービスへの銀行口座登録でも旧名称しか出ないことがある
- 「SMTB」が付いたから三井住友信託銀行を選ぶのは間違い
- 2026年10月31日以降は旧名称に頼らないほうがよい
- 今の時点での判断方法を整理
- まとめ|8月末でも一部では旧「住信SBIネット銀行」を使う必要がある
結論|2026年8月末でも新銀行名が反映されていないところはある
2026年8月3日の銀行名変更から約4週間が経過していますが、すべての金融機関や外部サービスで新しい「ドコモSMTBネット銀行」という名称への更新が完了したわけではありません。
ドコモSMTBネット銀行の公式FAQには現在も、「振込元の金融機関によっては、新銀行名『ドコモSMTBネット銀行』が表示されない場合がありますので、旧銀行名『住信SBIネット銀行』をご選択ください」という案内があります。[参照:ドコモSMTBネット銀行「サービスブランドや銀行名変更などについて」]
したがって、「8月末ならもう旧名称を使うところは一切ないだろう」と考えるのはまだ早い状況です。利用する金融機関やサービスの銀行検索画面に何が表示されるかによって対応を変えます。
原則は「ドコモSMTBネット銀行」を指定する
銀行そのものの正式名称は、2026年8月3日から「株式会社ドコモSMTBネット銀行」へ変更されています。旧名称である「住信SBIネット銀行」は現在の正式銀行名ではありません。[参照:ドコモSMTBネット銀行「社名変更について」]
そのため、他行から振り込む場合に新銀行名が表示されるのであれば、原則として「ドコモSMTBネット銀行」を選択します。ドコモSMTBネット銀行の公式FAQでも、2026年8月3日以降の振込は新銀行名を指定するよう案内しています。[参照:ドコモSMTBネット銀行「他行から振込する場合、銀行名はどうすればよいですか?」]
例えば銀行アプリで振込先検索を開き、「ドコモ」と入力して「ドコモSMTBネット銀行」が表示されるのであれば、あえて旧名称を探して選ぶ必要はありません。
新銀行名が検索結果に出なければ「住信SBIネット銀行」を選んでよい
一方、銀行アプリや送金サービスによっては、銀行名データの更新がまだ終わっておらず、「ドコモSMTBネット銀行」を検索しても出てこないことがあります。
その場合は、現時点では旧銀行名の「住信SBIネット銀行」を選択して構いません。これは利用者側の推測ではなく、ドコモSMTBネット銀行自身が公式FAQで案内している方法です。
例えば振込先登録画面で「ドコモ」「SMTB」のどちらで検索しても銀行が出てこない一方、「住信」と入力すると住信SBIネット銀行が表示される場合があります。このようなケースでは、その旧名称を選んで支店番号・口座番号を入力します。
旧銀行名での振込は2026年10月30日まで受け付けられる
銀行名変更に伴う移行措置として、ドコモSMTBネット銀行は旧名称「住信SBIネット銀行」で送られた振込について、2026年10月30日まで受付可能と案内しています。[参照:ドコモSMTBネット銀行公式FAQ]
つまり2026年8月末時点では、振込元のサービスがまだ旧名称しか表示していなくても、それだけを理由に「振り込めない」という状態には基本的になりません。旧名称で送られた振込を新名称へ読み替えて入金するための移行期間が設けられています。
ただし、この期限があるからといって積極的に旧名称を使い続ける必要はありません。新名称を選択できる場合は新名称を使い、旧名称しか出ない場合の救済措置として利用すると考えるのが分かりやすいでしょう。
10月30日までなら旧名称で必ず振り込めるとは限らない
ここには重要な注意点があります。ドコモSMTBネット銀行は旧名称での振込を2026年10月30日まで受け付ける一方で、振込元の金融機関側のシステムによっては、それより前でも旧銀行名を使えない場合があると説明しています。
つまり「受取銀行側が旧名称を受け付けていること」と、「振込元の銀行が旧名称を選択させてくれること」は別の問題です。
例えばA銀行ではまだ「住信SBIネット銀行」と表示されるため旧名称で振り込める一方、B銀行ではすでに旧名称が削除され「ドコモSMTBネット銀行」しか選べない、ということがあり得ます。どちらも異常ではありません。
なぜ銀行によって名称変更の反映時期が違うのか
銀行名が変わると、銀行本体のシステムだけでなく、全国の金融機関、決済サービス、証券会社、家計簿アプリ、企業の給与システムなど、さまざまな外部システムで名称データを更新する必要があります。
これらすべてが2026年8月3日の午前0時に一斉に表示を切り替えるとは限りません。金融機関ごとにシステム更新のタイミングや画面表示の仕様が違うため、一時的に新旧名称が混在します。
ドコモSMTBネット銀行自身も、Webサイトやアプリ、印刷物などについて新名称へ「順次」切り替えるとしており、ATM画面の一部に旧名称の「住信SBIネット銀行」が表示される場合があると案内しています。[参照:ドコモSMTBネット銀行「社名変更について」]
銀行名が変わっても金融機関コードは変わっていない
今回の変更は銀行そのものが別銀行へ移管されたという話ではなく、住信SBIネット銀行株式会社がドコモSMTBネット銀行株式会社へ商号変更したものです。
そのため、銀行名変更によって金融機関コード、支店番号、口座番号は変更されていません。ドコモSMTBネット銀行の公式案内にも、この3つについて変更はないと明記されています。[参照:ドコモSMTBネット銀行公式]
| 項目 | 2026年8月3日の変更 |
|---|---|
| 銀行名 | 住信SBIネット銀行 → ドコモSMTBネット銀行 |
| 金融機関コード | 変更なし |
| 支店番号 | 変更なし |
| 口座番号 | 変更なし |
| 既存口座 | そのまま利用可能 |
| キャッシュカード | 基本的にそのまま利用可能 |
したがって振込先を登録し直す場合でも、支店番号や口座番号まで新しく発行されたわけではありません。
振込先名義では「ドコモの銀行」と入力しない
もう一つ混同しやすいのが、「ドコモの銀行」と「ドコモSMTBネット銀行」の違いです。
「ドコモSMTBネット銀行」が正式な金融機関名であるのに対し、「ドコモの銀行」は個人向け銀行サービスのブランド名です。公式FAQでも、振込や口座振替、給与振込など金融機関名を入力する場面では「ドコモSMTBネット銀行」を使用するよう案内されています。[参照:ドコモSMTBネット銀行「ドコモの銀行とドコモSMTBネット銀行の違い」]
銀行検索で「ドコモの銀行」と入力しても候補が見つからない場合がありますが、それは不具合とは限りません。金融機関名として検索する場合は「ドコモSMTBネット銀行」を使います。
カナ入力を求められる場合は表記にも注意
サービスによっては漢字・英字の銀行名ではなく、金融機関名をカナで入力することがあります。
ドコモSMTBネット銀行の公式FAQでは、振込・送金時のカナ表記として「ドコモSMTBネツト」または「ドコモエスエムテイ-ビ-」が案内されています。なお「-」は長音記号ではなく半角ハイフンとされています。[参照:ドコモSMTBネット銀行公式FAQ]
もっとも、多くのネット銀行や銀行アプリでは金融機関コードや名称検索から自動選択するため、利用者がカナ名称を手入力する場面はそれほど多くありません。
給与振込や年金受取はどうなる?
給与や年金の受取口座として以前から住信SBIネット銀行を登録している場合も気になるところです。
公式案内によれば、旧銀行名で振り込まれた給与などについては、2026年10月30日までは新銀行名へ読み替えて入金されます。そのため銀行名変更直後に勤務先側の給与システムが更新されていなくても、一定期間は受け取れる仕組みになっています。[参照:ドコモSMTBネット銀行「銀行名変更に伴うお取引について」]
ただし今後も継続的に給与・年金を受け取る場合は、勤務先や年金関係の登録情報について必要に応じて新銀行名へ変更しておくほうが安心です。特に2026年10月30日の移行期限以降まで旧名称を前提にしないよう注意します。
公共料金やクレジットカードの口座振替は原則変更不要
電気代、携帯料金、クレジットカードなどを住信SBIネット銀行口座から自動引落にしていた場合、銀行名が変わったからといって、すべての会社へ口座振替を登録し直す必要はありません。
ドコモSMTBネット銀行は、公共料金やクレジットカードなどの口座振替による自動引落について、銀行名変更に伴う利用者側の手続きは不要で、従来通り引き落とされると案内しています。[参照:ドコモSMTBネット銀行公式]
これは金融機関コード・支店番号・口座番号が変わっていないこととも関係しています。単なる名称変更のため、既存の口座振替契約が自動的に無効になるわけではありません。
登録済み振込先が「住信SBIネット銀行」のままでもすぐ削除する必要はない
銀行アプリなどに以前から「住信SBIネット銀行」として振込先を登録している場合、表示名称だけが旧銀行名のまま残っているケースがあります。
この扱いは振込元金融機関によって異なります。自動的に「ドコモSMTBネット銀行」へ名称更新されるところもあれば、利用者が登録先を作り直す必要があるところもあります。
そのため登録済み振込先を見て旧名称だったからといって、即座に「この口座は使えない」と判断する必要はありません。実際に振込操作を進め、金融機関側から更新や再登録を求められた場合はその案内に従います。
銀行名変更直後と8月末では状況はかなり改善している
2026年8月3日の変更直後は、外部サービス側の更新が間に合わず、新名称で検索しても候補が出てこないケースが比較的起こりやすい時期でした。
8月末現在は変更から約1か月経過しているため、多くの金融機関では新名称への更新が進んでいます。しかし公式FAQが現在も「新銀行名が表示されない金融機関では旧銀行名を選択」と案内している以上、全サービスで更新完了したとはまだ扱えません。
つまり現状は「基本的には新名称へ移行済みだが、一部にはまだ旧名称表示が残る」という段階と考えるのが最も正確です。
具体例|振込画面で銀行名が見つからない場合の操作
例えば別の銀行からドコモSMTBネット銀行へ5万円を振り込むとします。まず銀行選択画面で「ドコモ」または「ドコモSMTBネット銀行」を検索します。
そこで「ドコモSMTBネット銀行」が表示されれば、それを選びます。続いて以前と同じ支店番号・口座番号を入力します。
一方、「ドコモ」と入力しても何も出ず、「住信」と検索すると旧名称の「住信SBIネット銀行」が表示される場合は、2026年8月31日時点では旧名称を選んで構いません。公式に認められた移行期間内の対応です。
新旧両方が表示される場合は新銀行名を選ぶ
サービスによっては一時的に「住信SBIネット銀行」と「ドコモSMTBネット銀行」の両方が検索候補に見える可能性もあります。
この場合は、正式名称である「ドコモSMTBネット銀行」を選択するのが基本です。2026年8月3日以降の正式な振込先名称はこちらだからです。
金融機関コードや支店番号を確認して同じ銀行であることが分かれば、名称変更に伴う重複表示である可能性があります。不安な場合は振込元金融機関へ確認してから操作すると確実です。
外部サービスへの銀行口座登録でも旧名称しか出ないことがある
銀行名のデータベースを利用しているのは銀行間振込だけではありません。証券会社、ポイントサービス、決済アプリ、フリマサービス、クラウドソーシング、ECサイトなどでも、売上金や報酬の振込先銀行を登録する場面があります。
こうしたサービスはそれぞれ独自のタイミングで銀行マスタを更新するため、銀行では新名称へ切り替わっていても、外部サイトでは旧名称しか出ないことがあります。
その場合は、そのサービスの案内を優先します。新名称がないからといって架空の銀行を選んだり、似た名前の三井住友信託銀行などを選んだりしてはいけません。「住信SBIネット銀行」が残っているのであれば、金融機関コードなどを確認したうえで利用します。
「SMTB」が付いたから三井住友信託銀行を選ぶのは間違い
新銀行名に含まれる「SMTB」は三井住友信託銀行との関係を示す名称ですが、ドコモSMTBネット銀行と三井住友信託銀行は別の銀行です。
そのため振込画面で「ドコモSMTBネット銀行」が見つからないからといって、「三井住友信託銀行」を代わりに選択することはできません。
新名称がなければ、正式な移行措置として残されている「住信SBIネット銀行」を探します。それも表示されない場合は、そのサービスや振込元金融機関へ問い合わせます。
2026年10月31日以降は旧名称に頼らないほうがよい
旧銀行名での振込を読み替えて受け入れる期限として案内されているのは2026年10月30日までです。
したがって、10月末を過ぎても「住信SBIネット銀行」しか表示されないサービスがある場合は、そのまま振込操作を続けるのではなく、サービス運営会社へ銀行名称の更新状況を確認したほうが安全です。
特に継続的な給与・報酬・売上金の受取先として登録している場合は、期限直前ではなく余裕を持って新名称へ更新しておくとトラブルを防げます。
今の時点での判断方法を整理
2026年8月末現在の対応を簡単に整理すると、次のようになります。
| 振込先検索の状態 | 対応 |
|---|---|
| 「ドコモSMTBネット銀行」が表示される | 新銀行名を選択 |
| 新銀行名が出ず「住信SBIネット銀行」だけ表示される | 旧銀行名を選択してよい |
| 新旧両方が表示される | 原則として新銀行名を選択 |
| 新旧どちらも表示されない | 振込元金融機関・サービスへ確認 |
| 「ドコモの銀行」だけを探している | 正式金融機関名「ドコモSMTBネット銀行」で検索 |
このように考えれば、「今は旧名称を使ってよいのか、新名称でないといけないのか」と迷いにくくなります。
まとめ|8月末でも一部では旧「住信SBIネット銀行」を使う必要がある
住信SBIネット銀行は2026年8月3日に正式に「ドコモSMTBネット銀行」へ名称変更しました。したがって、現在の正式な金融機関名はドコモSMTBネット銀行であり、振込先として新名称が表示される場合はそちらを選択するのが基本です。[参照:ドコモSMTBネット銀行「社名変更について」]
しかし、2026年8月31日時点でも、すべての金融機関・外部サービスが新名称へ切り替わったわけではありません。ドコモSMTBネット銀行自身も現在の公式FAQで、新名称が表示されない金融機関では旧名称「住信SBIネット銀行」を選択するよう案内しています。[参照:ドコモSMTBネット銀行公式FAQ]
旧銀行名で振り込まれた場合も、ドコモSMTBネット銀行側では2026年10月30日まで新銀行名へ読み替えて入金する措置を設けています。ただし、振込元金融機関のシステムによっては10月30日より前でも旧名称を利用できなくなる可能性があります。[参照:ドコモSMTBネット銀行「他行から振込する場合」]
また今回の変更で金融機関コード、支店番号、口座番号は変わっていません。既存の口座やキャッシュカードも基本的にそのまま利用できます。公共料金やクレジットカードの口座振替も原則として利用者側の変更手続きは不要です。
現時点では、「ドコモSMTBネット銀行が出るなら新名称を選ぶ。出なければ住信SBIネット銀行を選ぶ。どちらも出なければ振込元へ確認する」という対応が最も実用的です。銀行名変更から約1か月たった現在も移行期間中であり、旧名称が残っているサービスがあっても、それだけで異常というわけではありません。


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