SBI新生銀行の口座を作るときは、アプリとWebのどちらからでも申し込めます。しかし、口座開設までのスピードや本人確認の方法には違いがあるため、「どちらから申し込んでもまったく同じ」というわけではありません。
2026年8月時点のSBI新生銀行公式情報では、条件を満たす一般的な成人の口座開設なら、手続きを早く終わらせたい場合はアプリからの申し込みが最もシンプルです。不備がなければ最短5分で口座開設が完了し、店番号・口座番号がメールで通知されます。一方、Webからスマートフォンで本人確認する方法は最短翌日、郵送による本人確認では約1週間が目安です。[参照]
本人確認書類については、マイナンバーカードを使ったから金利が高くなる、運転免許証なら口座機能が増える、といった銀行サービス上の優劣は基本的にありません。ただし、アプリでの読み取り条件を見るとマイナンバーカードと運転免許証には実務上の違いがあります。特に住所変更済みの免許証や暗証番号を覚えていない場合は注意が必要です。
この記事では、SBI新生銀行のアプリ口座開設とWeb口座開設を比較し、マイナンバーカードと運転免許証のどちらを使うとスムーズなのか、SBI証券を開設しない場合も含めて整理します。
- SBI新生銀行はアプリとWebのどちらからでも口座開設できる
- 一般的な成人ならアプリでの口座開設が最も早い
- アプリから申し込めない人もいる
- Web口座開設のメリットは本人確認方法の選択肢が広いこと
- アプリとWebで口座そのものの基本機能に差が付くわけではない
- ただしキャンペーンは申し込み経路の条件を必ず確認する
- マイナンバーカードと運転免許証のどちらを使っても口座の条件は変わらない
- アプリでマイナンバーカードを使う場合のポイント
- アプリで運転免許証を使う場合は2組の暗証番号が必要
- 住所変更が免許証の裏面に記載されている場合はアプリで使えない
- マイナンバーカードと免許証なら結局どちらがおすすめ?
- 本人確認書類の住所と申し込み内容を一致させることが重要
- SBI証券の口座を作らなくてもSBI新生銀行だけ開設できる
- SBI証券との同時申込をしない場合はキャンペーン条件だけ注意する
- 状況別におすすめの申し込み方法を整理
- 口座開設後はアプリを使う場面が多い
- まとめ:迷ったらアプリ、本人確認は条件が合えばマイナンバーカードが使いやすい
SBI新生銀行はアプリとWebのどちらからでも口座開設できる
SBI新生銀行の総合口座「パワーフレックス」は、アプリまたはWebから申し込むことができます。Webについては、スマートフォンで本人確認書類と自分の顔を撮影する方法と、本人確認書類を郵送する方法があります。[参照]
つまり、パソコンから銀行公式サイトへアクセスしたから別種類の預金口座になるわけではありません。申し込みの入口や本人確認方法が異なると考えると分かりやすいでしょう。
| 申し込み方法 | 口座開設完了の目安 | キャッシュカード到着目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| アプリ | 最短5分 | 約1週間 | スマホと対象本人確認書類があり、早く開設したい人 |
| Web+スマホ本人確認 | 最短翌日 | 約1週間~10日 | アプリを使いたくない人 |
| Web+郵送本人確認 | 約1週間 | 約2週間 | スマホでの本人確認が難しい人 |
上記の日数は不備がない場合の目安です。申し込み内容の確認が必要になった場合やシステム状況などによっては、さらに時間がかかることがあります。
一般的な成人ならアプリでの口座開設が最も早い
日本国内に住む成人で、自分のスマートフォンとマイナンバーカードまたは運転免許証を持っているのであれば、特別な事情がなければアプリからの申し込みが分かりやすい選択肢です。
SBI新生銀行アプリでは、本人確認書類を読み取り、顔写真を撮影し、必要事項を入力します。不備がなければ最短5分で口座開設が完了し、店番号と口座番号が記載されたメールが届きます。[参照]
たとえば給料の振込先として早めに口座番号が必要な場合、郵便物が届くまで口座番号を確認できない方法より、アプリ口座開設のほうが便利です。キャッシュカード自体は後日届きますが、口座番号は先に確認できます。
なお最短5分となるのは一定の時間帯や条件を満たした場合です。公式サイトでは、日曜日を除く日は4時~23時、日曜日は8時~23時が最短開設の対象時間帯として案内されており、申し込みの混雑や追加確認などによって時間が延びることがあります。[参照]
アプリから申し込めない人もいる
アプリが便利だからといって、すべての人が利用できるわけではありません。SBI新生銀行では、未成年、外国籍の人、マイナンバーカードまたは運転免許証を持っていない人などは、アプリから口座開設できないと案内しています。[参照]
このような場合は、Webや店頭など、利用可能な別の口座開設方法を選びます。Webの郵送本人確認では、マイナンバーカードや運転免許証以外にも、条件に応じて資格確認書、住民票の写し、運転経歴証明書などを利用できます。
また、アプリによる手続きにはSMSを受信できる自分自身のスマートフォンが必要です。スマートフォンの機種や通信環境によって正常に動作しない場合もあるため、そのようなケースではWeb申し込みが選択肢になります。
Web口座開設のメリットは本人確認方法の選択肢が広いこと
Webからの申し込みはアプリより口座開設に時間がかかるものの、本人確認方法の自由度が高いというメリットがあります。
Webで必要事項を入力したあと、本人確認書類の提出方法として、スマートフォンで本人確認書類と本人の顔を撮影して送信する方法、または申込書と本人確認書類を郵送する方法を選択できます。スマートフォン撮影の場合はマイナンバーカードまたは運転免許証を利用できます。[参照]
たとえば「銀行アプリをインストールしたくないがスマートフォンは持っている」という場合は、Web申し込みをしてスマートフォンで本人確認をする方法が使いやすいでしょう。
逆に、スマートフォンで本人確認書類をうまく撮影できない、対応書類を持っていないといった事情があれば、郵送による本人確認を利用できます。ただし郵送を挟むため、当然ながら開設までの時間は長くなります。
アプリとWebで口座そのものの基本機能に差が付くわけではない
申し込み方法を選ぶ際に気になるのが、「アプリから作ったほうが金利やATM手数料で得をするのではないか」という点です。
基本的には、アプリとWebはSBI新生銀行の口座を開設するための手続き経路の違いです。通常の口座機能について、アプリ経由だから有利、Web経由だから不利という単純な違いではありません。
たとえば同じ総合口座パワーフレックスを開設した場合、申し込みにスマートフォンアプリを使ったこと自体によって、円普通預金の商品性が別物になるわけではありません。
そのため通常は、「どちらがお得な口座になるか」より、どちらが自分にとって本人確認しやすく、早く手続きできるかで選べばよいでしょう。
ただしキャンペーンは申し込み経路の条件を必ず確認する
口座の基本機能は同じでも、キャンペーンについては話が別です。SBI新生銀行では、キャンペーンごとに対象となる申し込み経路が指定される場合があります。
実際に2026年に実施されている紹介キャンペーンの中には、SBI新生銀行WebサイトまたはSBI新生銀行アプリからの口座開設を対象とし、店頭やSBI証券経由の同時口座開設などを対象外としているものがあります。[参照]
したがってキャンペーンを利用する場合には、口座開設ボタンを押す前に「対象となる申込経路」「エントリーの有無」「紹介番号・キャンペーンコードの入力」「口座開設期限」などを確認することが重要です。
キャンペーンは期間限定で条件も変更されるため、「アプリなら常に得」「Webなら常に得」と決めつけることはできません。申込時点の公式キャンペーンページを確認するのが確実です。
マイナンバーカードと運転免許証のどちらを使っても口座の条件は変わらない
本人確認書類としてマイナンバーカードを選ぶか運転免許証を選ぶかによって、完成する銀行口座の金利、ATM手数料、振込手数料、利用できる預金商品などが有利・不利になるわけではありません。
本人確認書類は、銀行が申し込んだ人物の氏名・住所・生年月日などを確認するために使用するものです。したがって、どちらも問題なく利用できる状態なら、基本的には手続きしやすいほうを選べます。
ただし、アプリ口座開設ではカードを読み取る際の条件に違いがあります。そのため、両方持っている場合には事前にそれぞれの注意事項を知っておくと、途中で手続きが止まるのを防げます。[参照]
アプリでマイナンバーカードを使う場合のポイント
SBI新生銀行アプリでは、マイナンバーカードを利用した本人確認に対応しています。公的個人認証を利用する方法では、署名用電子証明書の暗証番号6桁~16桁を入力します。[参照]
署名用電子証明書の暗証番号とは、マイナンバーカードを作成した際に設定した英数字の暗証番号です。4桁の暗証番号とは別なので、取り違えないようにします。
ただしSBI新生銀行では、署名用電子証明書の暗証番号を入力することが難しい場合に、「マイナンバーカード(券面情報入力)」を選択して、カード券面に記載された認証情報を入力する方法も案内しています。
そのため、マイナンバーカードを持っているものの署名用電子証明書の暗証番号に自信がない場合でも、ただちに運転免許証へ切り替えなければならないわけではありません。
アプリで運転免許証を使う場合は2組の暗証番号が必要
運転免許証を使う場合には少し注意が必要です。SBI新生銀行アプリでは、運転免許証に設定されている2組の4桁暗証番号を入力します。[参照]
この暗証番号は免許証交付時・更新時などに設定したもので、普段使う機会が少ないため、覚えていない人も珍しくありません。
さらに公式サイトでは、運転免許証の暗証番号を累計3回間違えるとカードの記載内容を読み取れなくなるため注意するよう案内しています。思い当たる番号を何度も試すのは避けたほうがよいでしょう。
暗証番号が分からない場合には、無理にアプリの免許証認証を続けず、マイナンバーカードを使うか、Webから別の本人確認方法を選ぶほうがスムーズな場合があります。
住所変更が免許証の裏面に記載されている場合はアプリで使えない
運転免許証を使う予定なら、表面だけでなく裏面も確認しておきましょう。SBI新生銀行では、裏面に新氏名や新住所などの変更内容が記載されている運転免許証は、アプリ口座開設では利用できないと案内しています。[参照]
たとえば引っ越し後、警察署で住所変更を行い、免許証の表面は旧住所のままで裏面に新住所が追記されている場合が該当します。
この場合、免許証そのものが本人確認書類として無効になったわけではありません。SBI新生銀行は、マイナンバーカードを利用するか、Webなどアプリ以外の口座開設方法を使うよう案内しています。
両方の本人確認書類を持っていて、免許証裏面に住所変更の記載があるのであれば、アプリではマイナンバーカードを選ぶのが分かりやすいでしょう。
マイナンバーカードと免許証なら結局どちらがおすすめ?
両方とも有効で、必要な暗証番号も把握しているのであれば、どちらを選んでも問題ありません。ただし実際の手続き条件を比較すると、迷った場合はマイナンバーカードから試すのが比較的分かりやすいケースが多いでしょう。
| 比較項目 | マイナンバーカード | 運転免許証 |
|---|---|---|
| アプリ口座開設 | 利用可能 | 利用可能 |
| 主な暗証番号 | 公的個人認証なら署名用電子証明書6~16桁 | 2組の4桁暗証番号 |
| 別の入力方法 | 券面情報入力を選択可能 | 条件によってWeb等を検討 |
| 住所変更 | 現在有効な内容か確認 | 裏面に新住所等の変更記載があるものはアプリ不可 |
| 口座開設後のサービス差 | 基本的になし | 基本的になし |
たとえば「マイナンバーカードの署名用暗証番号は分かるが、免許証の2組の暗証番号は覚えていない」という人なら、マイナンバーカードのほうが明らかに手続きしやすいでしょう。
反対に、マイナンバーカードの電子証明書や読み取りで問題が起き、運転免許証の暗証番号を確実に覚えており、免許証裏面にも住所変更の記載がないのであれば、運転免許証を選んでも問題ありません。
本人確認書類の住所と申し込み内容を一致させることが重要
どの本人確認書類を選ぶか以上に重要なのが、申し込み時に入力する氏名・住所などと本人確認書類の情報を正確に一致させることです。
SBI新生銀行では、申し込み情報と本人確認書類のICチップ上の表記が異なる場合などには、最短時間で口座開設できないことがあると案内しています。[参照]
たとえばマンション名を本人確認書類では省略しているのに申し込みフォームだけ別表記にした場合など、入力内容の確認が必要になる可能性があります。
速さを優先するなら、「どちらのカードが得か」だけで考えるのではなく、現在の氏名・住所が正しく記録されている本人確認書類を使い、カードの記載どおり正確に入力することが大切です。
SBI証券の口座を作らなくてもSBI新生銀行だけ開設できる
SBI新生銀行という名称から、「銀行口座を作るとSBI証券も同時に作らなければならないのでは」と考える人もいますが、SBI新生銀行の銀行口座だけを開設することはできます。
SBI証券との連携サービスや、SBI証券口座の開設を条件とするキャンペーン・預金商品はありますが、それらを利用する予定がなければSBI証券口座を開設する必要はありません。
たとえば普通預金、ATM、振込、給与受取などを目的としてSBI新生銀行を利用したいだけなら、銀行口座のみ申し込めます。
一方、「SBIハイパー預金」のようにSBI証券との連携を前提とする商品を将来利用したくなった場合は、その時点で証券口座の開設を検討すればよいでしょう。最初から不要なサービスまで申し込む必要はありません。
SBI証券との同時申込をしない場合はキャンペーン条件だけ注意する
SBI証券を利用する予定がないのであれば、証券口座との同時開設を前提に申込方法を選ぶ必要はありません。アプリまたはSBI新生銀行公式Webサイトから銀行口座だけを申し込めば十分です。
ただしSBI新生銀行では、SBI証券との連携やSBIハイパー預金を条件とするキャンペーンが実施されることがあります。そうしたキャンペーンは証券口座を開設しない場合には対象にならないことがあります。
これは「Webで開設すると得、アプリだと損」という意味ではなく、キャンペーンごとに条件が違うということです。口座開設だけを目的とするなら、使う予定のない証券口座をキャンペーンだけを理由に無理に作る必要はありません。
最新キャンペーンを利用したい場合には、申し込み直前にSBI新生銀行の公式キャンペーン一覧を確認するとよいでしょう。[参照]
状況別におすすめの申し込み方法を整理
SBI新生銀行の口座開設方法は、「最も得な方法」を探すより、自分の本人確認書類やスマートフォン環境に合わせて選ぶほうが失敗しにくくなります。
| 状況 | 選びやすい方法 |
|---|---|
| 成人・日本国籍・スマホあり・早く開設したい | アプリ |
| マイナンバーカードを持ち暗証番号も分かる | アプリ+マイナンバーカード |
| 免許証の2組の暗証番号を覚えている | アプリ+運転免許証でも可 |
| 免許証裏面に住所変更が記載されている | アプリならマイナンバーカード、またはWeb |
| 免許証の暗証番号が分からない | マイナンバーカードまたはWebを検討 |
| アプリをインストールしたくない | Web+スマホ本人確認 |
| スマホ本人確認が難しい | Web+郵送 |
| SBI証券を作る予定がない | SBI新生銀行口座だけ申し込めばよい |
特に一般的な成人でマイナンバーカードを持っているなら、「SBI新生銀行アプリ+マイナンバーカード」は手続きの速さという点で有力な組み合わせです。
ただしキャンペーンを利用する場合には、そのキャンペーンがアプリ・Webのどちらを対象としているかを先に確認してから申し込みを始めると安心です。
口座開設後はアプリを使う場面が多い
口座開設時にアプリを選ぶもう一つのメリットは、開設後もそのアプリを利用できることです。SBI新生銀行公式サイトでは、口座開設に使用したアプリは、その後も残高照会や各種取引・手続きに利用できると案内しています。[参照]
そのため、口座開設後にスマートフォンから銀行を利用する予定なら、最初からアプリを入れて手続きを進めても無駄になりにくいでしょう。
一方、銀行取引を主にパソコンから行いたい人がWebで口座開設しても問題ありません。口座開設方法によって将来ずっとアプリ利用またはWeb利用のどちらか一方に固定されるわけではありません。
申し込み経路と、口座開設後に利用するインターネットバンキング・アプリは別に考えることができます。
まとめ:迷ったらアプリ、本人確認は条件が合えばマイナンバーカードが使いやすい
SBI新生銀行の口座開設はアプリとWebのどちらからでも可能ですが、一般的な成人で対象のスマートフォンと本人確認書類を持っているなら、開設スピードを重視する場合はアプリが便利です。公式案内ではアプリは最短5分、Web+スマートフォン本人確認は最短翌日、Web+郵送は約1週間が口座開設完了の目安となっています。[参照]
本人確認書類はマイナンバーカードでも運転免許証でも、完成する銀行口座の基本的なサービス内容が有利・不利になるわけではありません。ただしアプリで運転免許証を使う場合には2組の4桁暗証番号が必要で、裏面に新住所・新氏名などの変更事項が記載されている免許証は利用できません。[参照]
マイナンバーカードでは公的個人認証を利用する場合に6~16桁の署名用電子証明書暗証番号が必要ですが、SBI新生銀行では券面情報を入力する方式も選択できます。そのため、両方のカードを持っていて特別な事情がなければ、アプリ+マイナンバーカードは比較的選びやすい組み合わせです。
SBI証券については、SBI新生銀行の口座を開設するために必須ではありません。証券取引やSBIハイパー預金などを利用する予定がなければ、銀行口座だけを申し込めます。
最終的には、「早く開設したいならアプリ」「アプリの本人確認条件に合わないならWeb」「本人確認書類は現在の住所・氏名が正しく登録され、必要な暗証番号を把握しているものを選ぶ」と考えると分かりやすいでしょう。キャンペーンを利用する場合だけは申込経路によって対象・対象外が変わることがあるため、申し込みを開始する直前に公式条件を確認することが大切です。


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