ネット自動車保険では、『毎年乗り換えた方が安い』という話をよく耳にします。
実際、インターネット割引や新規契約割引が大きいため、継続より他社へ乗り換えた方が保険料が安くなるケースは珍しくありません。
ただし、単純に『毎年変えれば得』とも言い切れず、補償内容や事故対応、ロードサービスまで含めて比較することが重要です。
ネット自動車保険は新規契約割引が大きい
ネット型自動車保険では、新規契約時に以下のような割引が設定されていることがあります。
- インターネット申込割引
- 新規加入割引
- 早割
- 証券不発行割引
そのため、継続契約より他社へ切り替えた方が年間数千円〜1万円以上安くなる場合があります。
特に20等級近い高等級ドライバーは事故率が低いため、各社が獲得したい優良契約者になりやすいです。
等級は保険会社を変えても引き継がれる
『保険会社を変えると等級がリセットされるのでは?』と心配する人もいますが、通常は等級は引き継がれます。
例えば20等級でA社からB社へ乗り換えても、20等級のまま契約可能です。
| 変更内容 | 引き継ぎ可否 |
|---|---|
| 等級 | ○ 引き継ぎ可能 |
| 事故有係数適用期間 | ○ 引き継ぎ可能 |
| 無事故年数 | ○ 基本引き継ぎ |
つまり、『毎年乗り換えて割引だけ受ける』こと自体は制度上可能です。
ただし毎年乗り換えれば必ず得とは限らない
注意したいのは、保険料だけで判断すると後悔するケースもある点です。
見落としやすいポイント
- ロードサービス内容
- 事故対応の評判
- 弁護士特約の範囲
- レンタカー特約
- 車両保険条件
例えば、A社では無料レッカー距離が長かったのに、B社では短くなるケースがあります。
また、事故対応満足度は会社によって差があり、『安かったけど対応が微妙だった』という口コミも少なくありません。
車が新しい時は補償内容も重要
質問のように車が2年目の場合、車両保険や新車特約の条件も重要です。
保険料だけで選ぶと、いざ事故時に自己負担が増える可能性があります。
特に以下は確認したいポイントです。
- 一般型かエコノミー型か
- 新車特約の有無
- 免責金額
- 自然災害補償
最近は水害や雹被害も増えているため、価格だけで削りすぎると後悔するケースもあります。
実際には『毎年比較見積もり』が最も合理的
自動車保険で最もコスパが良いと言われる方法は、『毎年一括見積もりで比較する』ことです。
その結果、継続が安ければ継続、他社が安ければ乗り換えという考え方が合理的です。
固定で同じ会社を使い続けるより、比較するだけで数万円差が出るケースもあります。
長期契約者向け優遇がある会社もある
一方で、近年は継続契約者向けサービスを強化している保険会社もあります。
- 継続割引
- 事故対応優先
- 契約者特典
- アプリ連携サービス
そのため、『毎年絶対乗り換えた方が得』という時代でもなくなりつつあります。
価格差が小さいなら、対応品質や使いやすさで選ぶ人も増えています。
まとめ
ネット自動車保険は、新規契約割引が大きいため、毎年乗り換えた方が安くなるケースは確かにあります。
特に等級MAXに近い優良ドライバーは、他社でも好条件が出やすい傾向があります。
ただし、本当に重要なのは『保険料だけ』ではありません。
事故対応、ロードサービス、車両保険内容まで比較したうえで、自分に合った保険を選ぶことが大切です。
毎年比較見積もりを取る習慣をつけるだけでも、保険料をかなり抑えられる可能性があります。


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