労働保険の申告書作成時に、雇用保険分が0円と表示されるケースは少なくありません。特にマネーフォワードクラウド社会保険などのクラウド会計ソフトを利用すると、算定基礎額に基づき労災保険分のみが自動計算され、雇用保険分は別途徴収額として処理されることがあります。
労働保険料の構成
労働保険料は大きく分けて、労災保険料と雇用保険料に分かれます。労災保険料は全額事業主負担ですが、雇用保険料は事業主負担分と従業員負担分があります。
そのため、従業員から給与天引きしている雇用保険分は申告書の算定基礎額に直接反映されないことがあります。クラウド会計ソフトでは、従業員負担分は給与計算側で処理し、申告書上は0円となるケースがあります。
マネーフォワードクラウド社会保険での申告書の見え方
マネーフォワードクラウド社会保険では、労災保険の算定基礎額や保険料を自動計算しますが、雇用保険分は給与から徴収されるため、申告書の労働保険料欄では0円と表示される場合があります。
従業員が6名の場合でも、給与から天引きされている雇用保険料は給与計算の範囲で処理され、申告書自体には反映されません。
従業員から徴収した雇用保険料の扱い
従業員から徴収した雇用保険料は、会社がまとめて所轄の労働局に納付します。申告書上で0円と表示されていても、実際には給与天引きで徴収済みですので、支払い義務は問題なく履行されています。
重要なのは、従業員から徴収した雇用保険料と事業主負担分を合わせて納付することです。
確認すべきポイント
- クラウド会計ソフトの計算方式を確認する
- 雇用保険料は給与天引きで処理されているか確認する
- 労災保険料は申告書に正しく計上されているか確認する
まとめ
マネーフォワードクラウド社会保険で作成した申告書で、雇用保険分が0円と表示される場合でも、給与からの従業員徴収分は別途処理されているため、実際の納付に問題はありません。重要なのは、労災保険分や事業主負担分を含め、所轄の労働局に正しく納付されているかを確認することです。


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