就職して会社の健康保険(社会保険)へ加入した後、国民健康保険を脱退するには「職場の健康保険に加入したことが確認できる書類」が必要になります。しかし、具体的にどの書類を用意すればよいのか、会社へ申請しなければもらえないのか分からない方も少なくありません。
この記事では、国民健康保険の脱退手続きで求められる健康保険加入の証明書類の種類や、入社日が分かる書類では代用できるのか、会社への依頼方法について詳しく解説します。
国民健康保険の脱退に必要な「健康保険に入ったことがわかるもの」とは
国民健康保険を脱退する際に必要なのは、単に就職したことが分かる書類ではなく、「新しい健康保険の資格を取得したこと」を確認できる書類です。
一般的に利用される書類には、以下のようなものがあります。
・健康保険資格取得証明書
・資格確認書
・マイナポータルで確認できる健康保険資格情報
・新しい健康保険の資格情報が確認できる書類
自治体によって受付可能な書類が異なる場合があるため、手続きをする市区町村の窓口で事前に確認すると安心です。
健康保険資格取得証明書は会社へ申請して発行してもらう
健康保険資格取得証明書は、会社が社会保険の加入手続きを行った後に発行してもらえる書類です。会社の人事部や総務担当者へ依頼することで取得できます。
会社によっては、入社時の社会保険手続き後に自動的に渡される場合もありますが、必ず本人へ渡されるとは限りません。そのため、必要な場合は自分から依頼することが一般的です。
例えば、無職期間中に国民健康保険へ加入していて、就職後すぐに脱退したい場合は、「国民健康保険の脱退手続きで資格取得証明書が必要なので発行をお願いします」と伝えるとスムーズです。
入社日が分かる書類では国民健康保険を脱退できない場合が多い
雇用契約書や採用通知書など、入社日が確認できる書類は、就職した事実を証明するものではあります。しかし、それだけでは健康保険への加入状況までは確認できません。
国民健康保険の脱退手続きでは、「いつ会社に入ったか」ではなく、「いつ新しい健康保険の資格を取得したか」が重要になります。
例えば、4月1日入社でも社会保険の資格取得日が別の日になっている場合、入社日だけが記載された書類では正確な資格開始日を確認できないため、受付してもらえない可能性があります。
会社から書類をもらうまで時間がかかる場合の対応
社会保険の加入手続き直後の場合、会社側で手続き中だったり、資格取得証明書の発行に時間がかかったりすることがあります。
その場合でも、国民健康保険料の計算や手続きへの影響を防ぐため、早めに市区町村へ相談することが大切です。
自治体によっては、マイナンバーカードを利用した資格確認や、後日書類を提出する方法を案内してくれる場合があります。
健康保険への切り替え後は国民健康保険の脱退手続きを忘れない
会社の健康保険へ加入すると、自動的に国民健康保険が解約されるわけではありません。自分で市区町村へ脱退届を提出する必要があります。
脱退手続きをしないままだと、国民健康保険料の請求が続く場合があります。また、二重加入の状態になるため、不要な支払いを避けるためにも早めの手続きがおすすめです。
例えば、4月から会社の健康保険に加入した場合でも、市区町村側ではその情報を自動的に把握できないため、資格取得を証明する書類を持参して手続きを行います。
まとめ|国民健康保険の脱退には健康保険加入を証明する書類が必要
国民健康保険を脱退する際に必要な「職場の健康保険に入ったことがわかるもの」は、健康保険資格取得証明書や資格確認書など、新しい健康保険の資格取得を確認できる書類です。
入社日が分かる雇用契約書や採用通知書だけでは、健康保険への加入を証明できないため、代用できないケースが多くあります。
必要な場合は会社の担当部署へ資格取得証明書の発行を依頼し、市区町村の案内に従って国民健康保険の脱退手続きを進めることが大切です。


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