障害基礎年金を受給している人の中には、「6月から年金が上がると聞いたけど、実際どのくらい増えるの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。特に障害基礎年金2級を受給している場合、毎月の支給額が少しでも増えると生活への影響は大きいものです。この記事では、2026年度の年金額改定の仕組みや、障害基礎年金2級の具体的な増額イメージについてわかりやすく解説します。
障害年金は毎年見直しされる
障害年金は固定額ではなく、物価や賃金の変動に応じて毎年改定されます。
これは老齢年金や遺族年金と同じ仕組みで、物価上昇が続く年には年金額も増えることがあります。
2026年度も改定が行われ、障害基礎年金2級の支給額は前年より増額されました。
障害基礎年金2級はいくら増える?
2026年度の障害基礎年金2級は、年間支給額が前年度より増額されています。
| 年度 | 障害基礎年金2級(年額) |
|---|---|
| 2025年度 | 約816,000円 |
| 2026年度 | 約829,000円前後 |
増額幅は年間で約1万円台前半程度、月額換算では約1,000円前後の増加になるケースが多いです。
実際の支給額は、生年月日や子の加算額などによって多少異なる場合があります。
年金は「6月から増える」のではなく支給月に反映される
よく「6月から年金が上がる」と言われますが、実際には4月分・5月分が6月に支給される仕組みです。
年金は偶数月支給のため、6月支給分から改定後の金額が反映されます。
つまり、6月に受け取る振込額が増えていれば、それが2026年度改定後の年金額ということになります。
子の加算がある場合はさらに増えることも
障害基礎年金には、18歳到達年度末までの子どもがいる場合などに「子の加算」がつくことがあります。
この加算額も年度ごとに見直されるため、対象者は本体年金に加えて増額される場合があります。
例えば、高校生以下の子どもがいる家庭では、数万円単位で年間受給額が変わるケースもあります。
実際の振込額が思ったより違う理由
「増額と聞いたのに、あまり増えていない」と感じる人もいます。
その理由として、
- 介護保険料の控除
- 住民税の変更
- 口座振込時の端数処理
- 加算額の有無
などが影響する場合があります。
特に障害年金は、受給者ごとの条件差が大きいため、「誰でも同じ増額幅」というわけではありません。
年金額改定通知書も確認しておきたい
日本年金機構から送られてくる「年金額改定通知書」には、新しい年金額が記載されています。
そこを見ることで、年間受給額や支給停止の有無などを確認できます。
不明点がある場合は、日本年金機構の窓口や年金事務所へ相談するのもおすすめです。
物価上昇と年金増額は必ずしも同じではない
近年は物価高の影響で「もっと上がってほしい」と感じる人も多いですが、年金額は物価上昇率そのままでは増えません。
マクロ経済スライドなどの制度調整が入るため、実際の増額幅は抑えられることがあります。
そのため、生活費全体では「年金は増えたけど家計は楽にならない」と感じるケースも少なくありません。
まとめ
2026年度の障害基礎年金2級は前年度より増額されており、年間で約1万円前後、月額では約1,000円程度増える人が多い見込みです。
改定後の金額は6月支給分から反映され、子の加算や控除状況によって実際の振込額は変わります。
詳しい金額は年金額改定通知書や振込通知を確認し、不安な場合は年金事務所へ相談すると安心です。


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