2026年ふるさと納税はどこがおすすめ?ポイント廃止後のふるなび・さとふる・ふるさとチョイス・au・ドコモ・ファミマを比較

決済、ポイントサービス

久しぶりにふるさと納税を利用すると、以前との大きな違いとして「ポータルサイトでもらえるポイントがほぼなくなった」と感じるはずです。これは主要サイトが一斉にサービスを悪くしたというより、2025年10月1日から制度が変更され、ふるさと納税の寄附に応じてポータルサイトなどが独自ポイントを付与することが原則禁止されたためです。

そのため2026年のふるさと納税では、以前のように「ポイント還元率が一番高いサイトを選ぶ」という考え方から、返礼品の品ぞろえ、使えるポイント、決済方法、オンラインワンストップ申請、旅行系返礼品、受け取り方法などで選ぶ時代になっています。

結論からいえば、全員に共通する1位のサイトはありません。品ぞろえ重視ならふるさとチョイス、使いやすさや手続き重視ならさとふる、旅行・家電や独自サービスまで含めるならふるなび、Pontaポイントを使いたいならau PAY ふるさと納税、コンビニですぐ使える返礼品ならファミマふるさと納税、と目的別に選ぶのがおすすめです。

2025年10月から何が変わった?ふるさと納税のポイント禁止を整理

2025年10月1日から、ふるさと納税ポータルサイトが寄附額に応じてポイントなどの経済的利益を付与する仕組みが原則禁止されました。ふるなびでも、それまで寄附額に応じて付与していた「ふるなびコイン」を2025年9月30日寄附分で終了しています。[参照] ふるなび「2025年10月1日以降の寄附におけるふるなびコイン付与について」

楽天ふるさと納税でも、楽天市場の通常ポイント、お買い物マラソン、SPUなどのポイント付与は2025年10月以降の寄附で対象外となりました。以前、ポイント倍率の高い日にまとめて寄附していた人にとっては非常に大きな変更です。[参照] 楽天ふるさと納税「ポイント付与ルール変更」

制度改正の背景には、返礼品やポイント競争ではなく、寄附金の使い道や地域そのものにも目を向けてもらうという考え方があります。そのため2026年は、ポイント還元率だけを基準にサイトを選ぶ意味が以前より小さくなっています。

クレジットカードの通常ポイントまで全部なくなったわけではない

ここは非常に誤解されやすいところです。禁止されたのは主としてふるさと納税の寄附に関連して追加的に付与されるポータルサイトのポイントやキャンペーンポイントです。

一方、通常の買い物と同じ条件でクレジットカード会社から付く基本ポイントについては、引き続き対象となる場合があります。楽天ふるさと納税も「カード決済に伴って付与されるポイントは引き続きカード会社から付与される」と公式FAQで案内しています。[参照] 楽天ふるさと納税FAQ

例えば10万円を通常1%還元のクレジットカードで決済し、そのカード会社がふるさと納税を通常ポイント対象としているなら、カード側で約1,000ポイントが付く可能性があります。ただしカード会社によって公共料金・税金・寄附などの還元率を下げているケースもあるため、実際のカード規約を確認する必要があります。

2026年のおすすめ① ふるさとチョイス|返礼品と自治体の選択肢を重視する人

久しぶりのふるさと納税で「まず色々な自治体や返礼品を見比べたい」という場合、ふるさとチョイスは有力な選択肢です。公式サイトでは全国1,700以上の自治体、76万点以上のお礼の品を掲載していると案内しており、返礼品だけでなく寄附金の使い道や災害支援から自治体を探すこともできます。[参照] ふるさとチョイスの特長

クレジットカードだけでなく、キャリア決済、コンビニ決済など幅広い決済方法に対応していることも特徴です。また1年分の寄附をまとめた「寄附金控除に関する証明書」の発行や、対応自治体ではオンラインのワンストップ申請も利用できます。

ポイントよりも「できるだけ多くの自治体から比較したい」「同じサイトで毎年まとめて管理したい」という人には使いやすいでしょう。

2026年のおすすめ② ふるなび|旅行・家電・独自サービスや現在のチャージ特典を重視する人

ふるなびは食品や日用品だけでなく、家電、旅行、宿泊、体験型返礼品などを探しやすいサイトです。「ふるなびトラベル」「ふるなびカタログ」など独自サービスもあり、返礼品をすぐ決めず、旅行などに活用したい人との相性があります。[参照] ふるなびとは

さらに2026年には「ふるなびマネー」というチャージ型決済サービスを展開しています。2026年8月30日時点では、事前エントリーしてふるなびマネーをチャージすると4%増量されるキャンペーンが公式サイトで実施されています。貯めたふるなびマネーは、ふるなびや対象宿泊施設などで利用できます。[参照] ふるなび2026年真夏の総力祭

これは以前の「寄附した金額に対してふるなびコインが付く」という仕組みとは異なる、チャージ型サービスのキャンペーンです。制度やキャンペーン内容は今後変更される可能性があるため、利用する場合はチャージ前に条件、有効期限、利用可能先を必ず確認しましょう。

2026年のおすすめ③ さとふる|分かりやすさや手続きの便利さを重視する人

さとふるは、ふるさと納税を久しぶりに行う人にも比較的分かりやすい大手ポータルの一つです。食品、日用品、定期便など定番返礼品が充実しており、ランキングから選びたい人にも向いています。

2026年には「チャージポイント」という別サービスも開始しており、クレジットカードでチャージしたポイントを、さとふるでの決済や地域応援グッズに利用できる仕組みを展開しています。時期によってチャージ額を増量するキャンペーンも実施されています。[参照] さとふる「チャージポイント」

ただし増量率や対象日は固定ではありません。「さとふるなら常に○%得」と考えるのではなく、寄附するときに開催中のキャンペーンを確認するのがよいでしょう。

2026年のおすすめ④ au PAY ふるさと納税|Pontaポイントを持っている人

au・UQ mobile利用者やPontaポイントをよく使う人なら、au PAY ふるさと納税が候補になります。2026年8月時点で1,600以上の自治体を掲載しており、PontaポイントやPontaポイント(au PAY マーケット限定)を寄附の支払いに利用できます。[参照] au PAY ふるさと納税

またKDDIの公式案内では、Pontaポイントを「Pontaポイント(au PAY マーケット限定)」へ最大1.5倍に増量交換し、寄附に使えるポイント交換所も案内されています。条件や交換上限などは確認が必要ですが、すでにPontaポイントを多く保有している人にはメリットがあります。

重要なのは「寄附したから大量のPontaポイントが新しく付く」という以前の発想ではなく、すでに持っているポイントをふるさと納税で消化できるという使い方です。

2026年のおすすめ⑤ dショッピングふるさと納税百選|ドコモ系サービスを普段使う人

ドコモ系では「dショッピングふるさと納税百選」があり、肉、米、魚介、日用品、家電・雑貨、旅行など幅広い返礼品を取り扱っています。ランキング、カテゴリー、寄附金額別などから検索できるため、普段dショッピングを利用している人には分かりやすいでしょう。[参照] dショッピングふるさと納税百選

ただし2025年10月以降は、ドコモ系だからふるさと納税で大量のdポイントを獲得できるという単純な仕組みではありません。ポイント目的だけで選ぶより、欲しい返礼品があるか、決済やアカウント管理が使いやすいかで判断したほうがよいでしょう。

楽天、ドコモ、auなど経済圏系サイトの優位性は「寄附ポイント」が禁止されたことで以前より小さくなりました。今後は保有ポイントの利用可否やカード側の通常還元などを確認することが重要です。

2026年のおすすめ⑥ ファミマふるさと納税|コンビニですぐ受け取りたい人には面白い

近年登場した特徴的なサービスが「ファミマふるさと納税」です。2025年3月に開始され、当初は寄附後にファミペイへ届く電子クーポンを全国のファミリーマート店舗で商品と交換できる仕組みが中心でした。

2026年5月にはサービスを大幅に拡大し、ファミマ店頭で交換できる電子回数券だけでなく、肉、米、魚、果物、日用品などを自宅へ届ける一般的な宅配型返礼品も追加しました。ファミリーマートは約6,000品へ拡大したと発表しています。[参照] ファミリーマート「ファミマふるさと納税」

例えば飲料、アイス、惣菜などを「大量に一度に自宅へ送られても置き場所に困る」という人なら、必要なときに近所のファミマで引き換えられる回数券型はかなりユニークです。一方、掲載数や自治体数を最優先するなら、歴史の長い大手ポータルも併せて比較したほうがよいでしょう。

結局どのサイトがおすすめ?目的別に選ぶと分かりやすい

2026年は「ポイント倍率ランキング」で決めるより、自分が何を重視するかで選ぶほうが失敗しにくくなっています。

重視すること 候補 主な理由
品ぞろえ・自治体数 ふるさとチョイス 非常に多くの自治体・返礼品から探せる
旅行・家電・独自サービス ふるなび トラベル、カタログ、家電などを探しやすい
初心者・分かりやすさ さとふる ランキングや定番返礼品から選びやすい
Pontaポイントを使いたい au PAY ふるさと納税 Pontaポイントを寄附に利用可能
ドコモ系サービスを利用 dショッピングふるさと納税百選 dアカウント系サービスとの親和性
店頭ですぐ受け取りたい ファミマふるさと納税 ファミマ店頭で使える電子回数券が特徴

久しぶりで特にこだわりがなければ、ふるさとチョイス・さとふる・ふるなびの3サイトで同じジャンルを検索し、欲しい返礼品があるサイトを選ぶ方法が簡単です。

複数のふるさと納税サイトを併用しても問題ない

「今年はふるなびを使ったら、全部ふるなびに統一しないといけない」と思う必要はありません。ふるさと納税は複数のポータルサイトを併用できます。

例えば北海道の海産物はふるさとチョイス、旅行はふるなび、Pontaポイントを使いたい寄附はau PAY ふるさと納税、ファミマの商品はファミマふるさと納税という使い分けもできます。

ただしサイトを分散すると寄附履歴の管理が面倒になります。ワンストップ特例を利用する場合の「5自治体以内」という条件はポータルサイト数ではなく寄附した自治体数で数えます。同じ自治体へ複数回寄附しても自治体数としては1自治体です。

ポイントより先に「控除上限額」を確認することが一番重要

どのサイトを選ぶかより重要なのが、自分の控除上限額を把握することです。ふるさと納税は、一定の上限内で寄附した場合に自己負担2,000円を除いた部分について所得税・住民税から控除を受ける仕組みです。

例えば実質的な控除上限が8万円の人が、返礼品がお得だからと12万円寄附した場合、超えた4万円部分まで同じように控除されるわけではありません。数%のポイントやキャンペーンより、上限を4万円超えるほうが影響ははるかに大きくなります。

特に転職、退職、育休、独立、住宅ローン控除、医療費控除などがあった年は、以前と同じ年収感覚で上限額を決めないことが重要です。年末に近づくほどその年の収入見込みが確定し、より正確に計算しやすくなります。

返礼品は「還元率」だけでなく本当に使う物を選ぶ

ポイント競争が弱くなった2026年は、返礼品そのものを比較する意味が以前より大きくなっています。食費を減らしたいなら米、肉、魚、冷凍食品、トイレットペーパー、ティッシュなど生活必需品が実用的です。

例えば3万円の寄附で大量の冷凍肉を選んでも、冷凍庫に入り切らず食べきれなければ得とはいえません。定期便、小分け包装、常温保存、配送時期指定なども含めて比較すると使いやすくなります。

旅行好きなら宿泊券や旅行ポイント、物を増やしたくない人なら体験型返礼品や現地利用型のデジタル商品券なども選択肢になります。「市場価格で何%相当か」だけでなく、実際に自分が使うかどうかで判断するのがおすすめです。

2026年10月にも返礼品ルールが変わるので注意

さらに2026年10月1日から、ふるさと納税では返礼品の地場産品基準などについて追加の制度変更が行われます。ふるさとチョイスやdショッピングふるさと納税百選も、一部の返礼品について寄附金額、内容量、掲載状況などが変更される可能性を案内しています。[参照] ふるさとチョイスのお知らせ

そのため2026年8月・9月に欲しい返礼品を見つけた場合、「年末まで同じ内容で残っている」とは限りません。ただし、焦って控除上限を超えて寄附する必要はありません。

特に高額寄附の場合は、今年の所得見込みを確認しながら寄附額を決めることが優先です。

数年ぶりにふるさと納税する人のおすすめ手順

久しぶりの場合は、ポイントサイトを何時間も比較するより、次の流れで進めたほうが分かりやすいでしょう。

  1. 今年の年収・家族構成から控除上限額の目安を計算する
  2. 米・肉・魚・日用品・旅行など欲しいジャンルを決める
  3. ふるさとチョイス・さとふる・ふるなびなど2~3サイトで比較する
  4. 保有しているPontaなどを使えるサイトがあれば検討する
  5. 使うクレジットカードの通常ポイント対象か確認する
  6. ワンストップ特例または確定申告の方法を決める
  7. 寄附後は自治体名・寄附額・申請状況を一覧で管理する

この方法なら数%のキャンペーンを追い回す必要がなく、返礼品選びと税控除の手続きを確実に進められます。

まとめ|2026年はポイントより「返礼品・使いやすさ・保有ポイント」で選ぶ

ふるさと納税は2025年10月の制度改正により、寄附額に応じてポータルサイトが独自ポイントを大量に付与する時代から大きく変わりました。楽天のお買い物マラソンや、ふるなびコインのような寄附連動型ポイントを目当てにサイトを選ぶ方法は基本的に過去のものとなっています。

ただし、ふるさと納税そのもののお得さがなくなったわけではありません。控除上限内で利用すれば、自己負担2,000円を基本として税控除を受けながら地域の返礼品を受け取れる制度の基本構造は続いています。また通常のクレジットカード決済ポイントが付く場合もあります。

2026年のおすすめは、品ぞろえならふるさとチョイス、旅行・家電や独自サービスならふるなび、分かりやすさならさとふる、Ponta利用ならau PAY ふるさと納税、コンビニ受取ならファミマふるさと納税というように目的別で選ぶことです。

特にこだわりがなければ、一つのサイトへ無理に決める必要もありません。欲しい返礼品を2~3サイトで比較し、手続きのしやすいサイトから寄附するのが現在のふるさと納税では合理的です。

また2026年10月には返礼品基準の追加変更も予定されているため、現在掲載されている返礼品の内容や寄附額が変わる可能性があります。久しぶりに再開するなら、まず控除上限額を確認し、そのうえで「ポイントが何%付くか」より「本当に欲しい返礼品か」「管理しやすいサイトか」を基準に選ぶと失敗しにくいでしょう。

※本記事は2026年8月30日時点で各ふるさと納税サイトおよび関係事業者が公開している情報をもとに作成しています。返礼品、キャンペーン、ポイント・チャージサービス、決済条件、掲載自治体数などは変更される場合があります。寄附前には各サイトの最新条件をご確認ください。税控除額は所得・家族構成・各種控除等によって異なります。

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