障害厚生年金の申請を検討する際、「実際にいくらもらえるのか」は非常に気になるポイントです。特に精神疾患の場合は等級や加入期間によって金額が変わるため、目安を把握しておくことが重要です。この記事では、障害厚生年金の支給額の仕組みと、おおよその目安を分かりやすく解説します。
障害厚生年金の基本構造
障害厚生年金は、大きく分けて以下の2つで構成されます。
- 障害基礎年金(国民年金部分)
- 障害厚生年金(報酬比例部分)
特に2級に該当する場合は、両方が支給されるのが一般的です。
精神障害(2級)の場合、基礎年金が支給の中心になります。
障害基礎年金(2級)の目安額
障害基礎年金(2級)は定額で、毎年見直しがありますが、おおよそ以下の水準です。
| 等級 | 年額(目安) |
|---|---|
| 2級 | 約80万円〜85万円 |
月額にすると、約6万5千円〜7万円前後になります。
これがベースとなる支給額です。
障害厚生年金(報酬比例部分)の目安
厚生年金に加入していた期間がある場合、報酬比例部分が上乗せされます。
今回のように「65歳からの比例報酬分が月1万2千円程度」の場合、障害年金でも近い水準が参考になります。
ただし、障害厚生年金には最低保障額があります。
- 2級の場合:最低保障あり(一定額以上になる)
そのため、単純に1万2千円ではなく、ある程度の底上げがされる可能性があります。
おおよその支給額のイメージ
具体的な目安としては、以下のようなイメージになります。
障害基礎年金:約6.5万〜7万円/月
障害厚生年金:約1万〜2万円/月(目安)
合計すると、
月額7万5千円〜9万円前後
が一つの目安になります。
ただし、正確な金額は標準報酬月額や加入期間によって変動します。
支給額に影響するポイント
障害厚生年金の金額は以下の要素で変わります。
- 厚生年金の加入期間
- 給与水準(標準報酬)
- 障害等級(1級・2級など)
例えば、同じ17年加入でも、収入が高いほど報酬比例部分は増えます。
そのため、「加入年数+収入」のバランスで決まると理解しておくと分かりやすいです。
精神疾患の場合の注意点
精神疾患での申請では、診断書の内容や日常生活能力の評価が重要になります。
精神保健福祉手帳の等級と、障害年金の等級は必ずしも一致しません。
そのため、手帳2級でも必ず障害年金2級になるとは限らない点には注意が必要です。
制度の詳細は[参照]日本年金機構でも確認できます。
まとめ:目安は月7万〜9万円前後
障害厚生年金(2級)の場合、基礎年金と厚生年金部分を合わせて、月7万〜9万円前後が一つの目安になります。
ただし、実際の支給額は加入状況や収入によって変わるため、最終的には個別計算が必要です。
申請を検討する際は、年金事務所や専門家に相談しながら進めると安心です。

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