社員が10名ほどの小規模会社で、1日3時間程度のアルバイトを行う場合、社会保険(健康保険・厚生年金保険)に加入できるかどうかは、労働時間や勤務日数によって決まります。社会保険は原則として、一定の条件を満たす場合に加入義務が発生します。
社会保険加入の基準
短時間勤務のアルバイトでも、次の条件を満たす場合は加入対象となることがあります。
- 労働時間が週20時間以上であること
- 勤務期間が2か月を超える見込みであること
- 月額賃金が88,000円以上であること(2026年基準)
- 学生でないこと
また、会社の常勤社員数が501人以上の場合は原則すべての基準に該当する短時間労働者も加入対象となりますが、10名規模の会社では短時間勤務者は原則加入対象外になるケースが多いです。
健康保険・厚生年金への加入は必須か
小規模企業(従業員500人未満)では、短時間勤務のアルバイトは原則として社会保険の加入義務はありません。ただし、会社と労働者が希望すれば任意で加入できる場合もあります。
たとえば、週3時間勤務で月12,000円程度の報酬であれば、基準を満たさないため加入は不要ですが、報酬や労働時間が基準を超える場合は、会社から加入の案内があることがあります。
具体例:週3時間勤務の場合
社員10名の会社で、1日3時間、週5日勤務の場合、週15時間となります。この場合、社会保険加入の基準である週20時間に達しないため、原則として健康保険・厚生年金への加入義務はありません。
加入できるケースとしては、会社が特例として「短時間勤務者も加入させる」と判断した場合のみです。
注意点とポイント
- 加入条件を満たしていない場合でも、会社の判断で加入できる場合があります
- アルバイト契約書に社会保険加入の有無が明記されているか確認する
- 複数の勤務先がある場合、週の労働時間の合算で加入義務が発生する場合もあります
まとめ
社員10名程度の小規模会社で、1日3時間のアルバイトをする場合、社会保険加入の義務は基本的にはありません。週20時間以上や月88,000円以上の条件を満たす場合に加入義務が発生するため、今回のケースでは原則加入不要です。ただし、会社が任意で加入を認めることもあるため、契約時に確認することをおすすめします。

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