楽天銀行で新しく口座を作ろうとした際に、「お申込いただいた楽天会員情報はすでに楽天銀行に登録されているため、口座開設のお申込を承ることができません」と表示されることがあります。
自分では楽天銀行を作った記憶がない場合、「楽天会員情報の管理を見れば昔の銀行口座が分かるのでは?」と考えがちですが、ここには少し注意が必要です。
楽天市場などで使う楽天会員情報と、楽天銀行の口座情報・ログイン情報は別に管理されています。そのため、楽天会員情報の「お支払い方法」を探しても、楽天銀行の支店番号や口座番号が表示されないこと自体は不自然ではありません。
このメッセージが出た場合は、新規口座開設を繰り返すのではなく、過去に作った可能性のある楽天銀行口座を確認・復旧する方向で進めるのが基本です。この記事では、口座を作った記憶がない場合も含めて確認方法を順番に解説します。
- 「楽天会員情報はすでに楽天銀行に登録されている」とはどういう意味?
- 楽天会員情報の「支払い方法」に楽天銀行口座がないのはおかしくない
- まず楽天銀行のキャッシュカードや過去の郵便物を探す
- キャッシュカードが見つかったら支店番号・口座番号を確認する
- ユーザIDを忘れた場合は「確認」ではなく初期化する
- ユーザIDもログインパスワードも分からない場合
- 支店番号も口座番号も分からない場合はどうする?
- 「楽天銀行を作った記憶がない」ときに考えられるケース
- 別の楽天IDを作れば新しい楽天銀行口座を作れる?
- フィッシングサイトではなく楽天銀行公式サイトから手続きする
- 楽天銀行口座があるか分からない場合の確認手順
- まとめ:楽天会員情報ではなく楽天銀行側で既存口座を確認しよう
「楽天会員情報はすでに楽天銀行に登録されている」とはどういう意味?
楽天銀行の個人口座は原則として一人一口座です。そのため、現在利用している楽天会員情報がすでに楽天銀行側へ登録されている場合、同じ情報を使った新規口座開設を受け付けてもらえないことがあります。
重要なのは、この表示が出たからといって「楽天市場のお支払い方法に楽天銀行が登録されている」という意味ではないことです。
楽天銀行は独立した銀行サービスであり、楽天銀行へログインするときには楽天市場などで使用する楽天IDとは別に、楽天銀行の「ユーザID」と「ログインパスワード」を使用します。
したがって、楽天会員情報の管理画面を探し続けるより、楽天銀行の既存口座を持っていないか確認するほうが解決につながります。楽天銀行の口座開設については公式サイトでも案内されています。[参照:楽天銀行 口座開設]
楽天会員情報の「支払い方法」に楽天銀行口座がないのはおかしくない
楽天会員情報の管理画面にある「お支払い方法」は、楽天市場など楽天のサービスで利用するクレジットカード等の決済情報を管理するための項目です。
ここに楽天銀行の口座番号が表示されていないからといって、「楽天銀行口座を持っていない」と判断することはできません。
楽天銀行の支店番号・口座番号を調べたい場合は、楽天会員情報の支払い方法ではなく、楽天銀行側で確認する必要があります。
つまり今回のようなケースでは、「楽天会員情報の管理のどこに銀行口座が書いてあるのか」を探すより、手元のキャッシュカードや過去の郵便物を探し、それでも分からなければ楽天銀行のログイン復旧手続きを利用するのが正しい方向です。
まず楽天銀行のキャッシュカードや過去の郵便物を探す
楽天銀行を以前開設していた場合、キャッシュカードや口座開設時の郵便物が残っていないか確認してみましょう。
楽天銀行公式によると、キャッシュカードには3桁の「支店番号」と7桁の「口座番号」が記載されています。また、口座開設完了時に送付されたThankYouレター(初期設定ガイド)同封のカード台紙でも確認できます。[参照:楽天銀行]
例えば支店番号が「201」、口座番号が「1234567」であれば、楽天銀行の初期ユーザIDは両方をつなげた「2011234567」という10桁の数字になります。
一度も楽天銀行へログインしてユーザIDを変更していなければ、この初期ユーザIDがそのまま使われています。
キャッシュカードが見つかったら支店番号・口座番号を確認する
昔作った楽天銀行のカードが見つかった場合は、新規口座開設をやり直す必要はありません。既存口座へのログインを復旧します。
楽天銀行公式では、デビット・クレジット機能付きキャッシュカードの場合はカード表面または裏面、通常の楽天銀行キャッシュカードの場合は表面に支店番号・口座番号が記載されていると案内しています。[参照:楽天銀行]
旧イーバンク銀行時代に口座を作った人も要注意です。楽天銀行は旧イーバンク銀行であり、公式サイトでは旧イーバンク銀行の支店番号・口座番号に変更はないと案内しています。
「楽天銀行を作った覚えはないけれど、昔イーバンク銀行なら作った」という場合は、その口座が現在の楽天銀行口座に当たる可能性があります。
ユーザIDを忘れた場合は「確認」ではなく初期化する
楽天銀行のユーザIDを昔設定したものの忘れてしまった場合、現在設定されている文字列をそのまま教えてもらうことはできません。
楽天銀行公式では、登録済みユーザIDの確認はできず、分からなくなった場合はユーザIDを初期化するよう案内しています。[参照:楽天銀行 ユーザIDの確認・再設定方法]
ユーザIDの初期化を行うと、自分で設定したユーザIDが「支店番号3桁+口座番号7桁」の初期ユーザIDへ戻ります。
支店番号・口座番号とログインパスワードが分かっている場合は、楽天銀行のログイン画面にある「ログインでお困りのお客さま」からユーザIDの初期化手続きを進められます。[参照:楽天銀行 ユーザIDの初期化方法]
ユーザIDもログインパスワードも分からない場合
何年も使っていない口座では、ユーザIDだけでなくログインパスワードも覚えていないケースがあります。
この場合も、すぐに「口座を作り直す」という話にはなりません。楽天銀行にはログインパスワードを再設定する手続きがあります。
楽天銀行公式によると、ユーザIDとログインパスワードの両方が不明な場合は、ログインパスワード設定用番号を受け取り、その後ユーザIDの初期化とパスワード再設定を行うことで復旧できます。[参照:楽天銀行 ログインパスワード再設定]
昔の口座ほど「何も覚えていないから新しく申し込むしかない」と思いやすいのですが、既存口座が残っているなら復旧手続きを利用することになります。
支店番号も口座番号も分からない場合はどうする?
キャッシュカードもThankYouレターも見つからず、支店番号・口座番号まで完全に分からないケースもあります。
楽天銀行公式は、キャッシュカードがある場合はカードで確認し、それ以外で支店番号・口座番号が不明な場合は楽天銀行カスタマーセンターへ連絡するよう案内しています。[参照:楽天銀行 支店・口座番号がわからない場合]
また、ユーザID・ログインパスワードが分からない人向けの手続きでは、支店番号・口座番号も不明な場合に、氏名・住所・連絡先電話番号・生年月日などの登録情報を使ってログインパスワード設定用番号を申し込める方法も案内されています。[参照:楽天銀行 ログインのトラブル]
キャッシュカードも口座番号も何も分からない場合は、楽天会員情報の画面を探し続けるのではなく、楽天銀行公式の「ログインでお困りのお客さま」またはカスタマーセンターから本人確認を含む復旧手続きを進めるのが適切です。
「楽天銀行を作った記憶がない」ときに考えられるケース
楽天銀行口座を作った記憶がなくても、かなり以前に開設して忘れているケースは考えられます。特に楽天銀行になる前のイーバンク銀行を利用していた人は確認してみましょう。
また、楽天の各種サービスを申し込んだ際に楽天銀行も申し込んでいたものの、ほとんど利用しないまま忘れている可能性もあります。
一方で、表示されたメッセージだけから「確実に現在使える銀行口座がある」「不正に誰かが口座を作った」などと断定することもできません。
心当たりがまったくなく、カードや郵便物もなく、登録情報からの復旧もできない場合は、本人確認ができる楽天銀行の正規窓口へ事情を伝えて確認するのが安全です。
別の楽天IDを作れば新しい楽天銀行口座を作れる?
「今の楽天IDですでに登録されているなら、別の楽天IDを作ればもう一つ口座開設できるのでは」と考える人もいるかもしれません。
しかし、楽天銀行の個人口座は原則として一人一口座です。楽天IDを別にしたからといって、同一人物が自由に2つ目の個人口座を開設できるという意味ではありません。
既存口座がある可能性を示すメッセージが出ているのであれば、別IDで新規申込を繰り返すより、既存口座の確認・復旧を優先しましょう。
また、口座や認証情報を他人から借りたり譲り受けたりすることもできません。楽天銀行公式も口座の譲渡・譲受・売買・貸与を禁止しています。[参照:楽天銀行]
フィッシングサイトではなく楽天銀行公式サイトから手続きする
銀行口座のログイン復旧では、氏名、生年月日、電話番号、住所、口座番号など重要な個人情報を扱います。
検索結果やメール・SMSに表示された不審なリンクからではなく、楽天銀行公式サイトや公式アプリから「ログインでお困りのお客さま」へ進むようにしましょう。
特に「口座を確認するために暗証番号を返信してください」「本人確認のためカード番号をメールしてください」といった不審な連絡には注意が必要です。
口座を作った覚えがない場合ほど焦って検索しがちですが、銀行関連の復旧手続きでは公式窓口を利用することが重要です。
楽天銀行口座があるか分からない場合の確認手順
今回のようなメッセージが表示された場合は、次の順番で確認すると分かりやすくなります。
- 楽天会員情報の「支払い方法」には楽天銀行口座が表示されない場合があると理解する
- 自宅に楽天銀行または旧イーバンク銀行のキャッシュカードがないか探す
- 楽天銀行のThankYouレターや過去の郵便物を探す
- カードがあれば3桁の支店番号と7桁の口座番号を確認する
- ユーザIDだけ不明なら楽天銀行公式サイトから初期化する
- パスワードも不明ならログインパスワード設定用番号の発行手続きを行う
- 支店番号・口座番号まで分からなければ楽天銀行の案内に従いカスタマーセンターへ相談する
この流れなら、楽天会員情報の管理画面を何度も探したり、新しい楽天IDを作って再申込したりする必要はありません。
特に「昔イーバンク銀行を使っていなかったか」は、長期間利用していない人ほど確認しておきたいポイントです。
まとめ:楽天会員情報ではなく楽天銀行側で既存口座を確認しよう
楽天銀行の口座開設時に「楽天会員情報はすでに楽天銀行に登録されている」「口座開設は一人一口座」と表示された場合、まず既存の楽天銀行口座がないか確認する必要があります。
楽天会員情報の「お支払い方法」に楽天銀行が見当たらなくても、それだけで楽天銀行口座が存在しないとは判断できません。楽天会員情報と楽天銀行の口座・ログイン情報は分けて考えましょう。
楽天銀行の支店番号・口座番号は、キャッシュカードや口座開設時のThankYouレターで確認できます。ユーザIDを忘れた場合は、楽天銀行公式サイトから初期化できます。[参照:楽天銀行]
キャッシュカードもなく、ユーザID・パスワード・支店番号・口座番号のすべてが分からない場合は、楽天銀行公式の「ログインでお困りのお客さま」の案内を確認し、必要に応じてカスタマーセンターへ相談します。[参照:楽天銀行]
また、楽天銀行を作った記憶がなくても、過去に旧イーバンク銀行を開設していなかったか確認してみましょう。楽天銀行公式によると、旧イーバンク銀行の支店番号・口座番号は変更されていません。[参照:楽天銀行]
新規申込を何度も繰り返すより、「既存口座の支店・口座番号を確認する→ログイン情報を復旧する」という順番で進めるのが、このケースを解決する最も基本的な方法です。


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