画像加工アプリの無料トライアルを申し込んだ直後、PayPayから1,090円などの支払い通知が来ると、「無料のはずなのになぜ?」と焦ってしまいます。しかし、まず確認すべきなのは、実際に有料サブスクリプション料金が確定したのか、どのストアを経由した決済なのかという点です。
Meituなどのアプリ内サブスクリプションは、iPhoneならAppleのApp Store、AndroidならGoogle Playを経由して契約しているケースがあります。PayPayはその「支払い方法」として設定されていることがあるため、PayPayから引かれたからといって、返金手続きをPayPayだけに依頼すればよいとは限りません。
無料トライアルを選択したのに実際の料金が請求されている場合は、サブスクリプションの契約状況と購入履歴をすぐ確認し、意図しない課金ならAppleまたはGoogle Playの正式な返金手続きを利用することが重要です。
最初にPayPayの取引履歴で1090円の請求内容を確認する
最初に行いたいのは、PayPayアプリの取引履歴を開き、1,090円の取引がどこへの支払いになっているかを確認することです。Apple経由の決済であれば、PayPayではAppleサービスへの支払いとして処理されます。
PayPay公式ヘルプによると、PayPayをAppleの支払い方法として登録すると、App Storeでの購入やサブスクリプション料金をPayPayで支払えます。つまり「PayPayから1,090円引かれた」という事実だけでは、MeituがPayPayから直接引き落としたとは限りません。[参照:PayPay公式ヘルプ Appleでのお支払いについて]
PayPayではAppleサービスの取引について、取引履歴から詳細や領収書を確認できる場合があります。Appleの注文番号が表示されていれば、Apple側の購入履歴と照合できます。[参照:PayPay公式ヘルプ Appleから身に覚えのない請求がきた]
無料トライアルなのに請求された場合に確認すること
「3日間無料」と表示されていたとしても、すべての利用者が必ず無料期間の対象になるとは限りません。過去に同じサービスの無料体験を利用したことがある場合など、実際の申込画面では無料期間が適用されないケースも考えられます。
重要なのは、記憶だけで判断せず、AppleまたはGoogle Playに記録されている契約開始日、料金、更新日、無料トライアルの有無を確認することです。申込時のスクリーンショットやメールの領収書が残っていれば、それも保存しておきましょう。
またPayPayの表示が実際の支払い完了なのかも確認します。単なる支払い方法確認なのか、1,090円の購入として確定しているのかによって対応が変わります。
iPhoneならAppleのサブスクリプションを確認する
iPhoneから申し込んだ場合は、「設定」から自分のApple Accountを開き、「サブスクリプション」を確認します。そこにMeituなど該当アプリの契約が表示されていれば、契約内容や更新予定を確認できます。
今後利用する予定がなければ、自動更新を止めるためにサブスクリプションを解約します。ただし、サブスクリプションの解約と、すでに発生した1,090円の返金は別の手続きです。解約しただけで過去の請求が自動的に返金されるとは限りません。
Apple経由で購入したアプリやコンテンツについて返金を希望する場合、Appleには返金をリクエストする正式な手続きがあります。PayPay公式ヘルプでも、Appleで支払った購入の返金についてはAppleの返金手続きが案内されています。[参照:PayPay公式ヘルプ]
AndroidならGoogle Playから返金を申請できる場合がある
AndroidでGoogle Play経由のサブスクリプションだった場合は、Google Playの定期購入画面から契約状態を確認し、不要であれば解約します。そして実際に課金されている場合は、Google Playの払い戻し制度を確認します。
Google Playでは、アプリ、ゲーム、アプリ内購入や定期購入について、購入から48時間以内であれば購入内容によって払い戻しを受けられる場合があると案内しています。48時間を過ぎた場合は、デベロッパーへの問い合わせが案内されています。[参照:Google Play 払い戻しポリシー]
そのため、申し込んだ直後に意図しない1,090円の課金へ気付いたのであれば、時間を置かず購入履歴を確認して返金リクエストを行うことが重要です。ただし、申請すれば必ず返金されるという制度ではなく、最終的には個別に判断されます。
Google PlayからPayPayへ返金される場合は1~5営業日が目安
Google Play経由の購入でPayPayを使用し、払い戻しが承認された場合については、GoogleがPayPayへの返金時期も案内しています。
Google Play公式ヘルプによると、日本でPayPayを利用した購入の払い戻しは、承認後おおむね1~5営業日でPayPayアカウントへ反映されるとされています。[参照:Google Play 払い戻しのスケジュール]
したがって、返金申請が認められたからといって、その場ですぐPayPay残高へ戻るとは限りません。返金承認後はステータスを確認しながら反映を待ちましょう。
アプリを削除しただけではサブスク解約にならない
意図しない課金に気付いたときに注意したいのが、アプリをスマートフォンからアンインストールしただけで安心してしまうことです。一般にアプリ本体の削除と、App StoreやGoogle Playで契約しているサブスクリプションの解約は別です。
アプリを使わなくても契約が継続していれば、次回更新日に再び料金が発生する可能性があります。そのため「アプリを消す」より先に、AppleまたはGoogle Playのサブスクリプション管理画面で契約状態を確認してください。
返金を希望する場合も、契約を止める作業と返金リクエストの両方を確認しておくと安心です。
焦ったときに行う手順を整理
無料トライアルを選択した直後にPayPayから料金が引かれた場合は、次の順番で確認すると状況を整理しやすくなります。
- PayPayの取引履歴で1,090円の取引先・日時・状態を確認する
- AppleまたはGoogle Playの購入履歴を確認する
- サブスクリプション画面で無料期間・契約開始日・次回更新日・料金を確認する
- 継続しない場合はサブスクリプションを解約する
- 実際に意図しない料金が発生していれば、AppleまたはGoogle Playから速やかに返金をリクエストする
- 申込画面や領収書、PayPayの取引履歴などを保存しておく
特に「無料トライアルと表示されていたのに即時課金された」という場合は、その表示が分かるスクリーンショットが残っていれば保存しておくとよいでしょう。
まとめ:1090円が返金されないと決まったわけではない
Meituなどの加工アプリで3日間無料トライアルを選択した直後にPayPayから1,090円が引かれた場合、その時点で「絶対に返金されない」と決まったわけではありません。まずPayPayの取引履歴とAppleまたはGoogle Playの購入履歴を照合し、何の料金として請求されたのかを確認することが第一です。
実際に意図しないサブスクリプション料金が確定している場合、iPhoneならApple、AndroidならGoogle Playの返金手続きを速やかに確認します。Google Playでは購入から48時間以内なら内容によって払い戻しを受けられる場合があり、PayPayへの返金が承認された場合は通常1~5営業日が目安とされています。
そして返金申請とは別に、今後の自動課金を防ぐためサブスクリプションの状態も必ず確認しましょう。「アプリを削除したから大丈夫」と考えず、ストア側で解約済みになっていることまで確認するのが重要です。

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