18歳の高校生は楽天証券で新NISAを始められる?楽天カードなしで積立する方法も解説

クレジットカード

18歳になった子どもの将来に向けて、楽天証券でNISAの積立投資を始めたいと考える家庭もあるでしょう。その際に迷いやすいのが、「NISAで積立するには楽天カードも作らなければならないのか」という点です。

結論から整理すると、楽天証券でNISAを利用することと、楽天カードを作ることは別の話です。楽天証券では楽天カードによるクレジット決済以外にも積立代金の支払い方法が用意されているため、クレジットカードを持っていなくてもNISAの積立投資は可能です。

一方、18歳でも高校生の場合は、NISAの年齢条件と楽天カードの申込条件を別々に確認する必要があります。ここでは2026年8月時点で確認できる楽天証券・楽天カードの公式情報をもとに、高校3年生など18歳の人がNISAを始める際のポイントを整理します。

18歳なら必ずNISAを始められるわけではない

現在のNISAは、日本国内に住む18歳以上の人が対象です。ただし、ここで重要なのが年齢を判定するタイミングです。

楽天証券の案内では、NISAの対象者は「口座を開設する年の1月1日時点」で18歳以上の国内居住者とされています。そのため、高校3年生で現在18歳だったとしても、その年の1月1日時点では17歳だった場合、その年からNISAを利用できるわけではありません。

例えば2026年5月に18歳になった人の場合、2026年1月1日時点では17歳です。この場合、年齢要件を満たすのは2027年のNISAから、という考え方になります。現在18歳かどうかだけで判断せず、生年月日と利用したい年を確認することが大切です。

楽天証券が案内するNISAの対象年齢や年間投資枠などは、公式ページで確認できます。[参照]楽天証券「つみたて投資枠」

NISAの積立に楽天カードは必須ではない

楽天証券という名前から「楽天証券で積立するなら楽天カードが必要」と思われることがありますが、楽天カードは必須ではありません。楽天カードクレジット決済は、複数ある決済方法の一つです。

楽天証券のNISAつみたて投資枠では、投資信託の積立設定時に引落方法を選択します。公式の操作ガイドでは、楽天カードクレジット決済のほか、楽天ペイ残高、証券口座、その他金融機関などの選択肢が案内されています。

したがって、「NISAをする=クレジットカードを作る」ではありません。高校生でクレジットカードを作れない場合でも、利用資格を満たしてNISA口座を開設できれば、対応する別の決済方法で積立を設定できます。

具体的な設定方法については楽天証券の公式操作ガイドで最新情報を確認できます。[参照]楽天証券「積立設定 操作ガイド(NISAつみたて投資枠)」

18歳でも高校生は楽天カードを申し込めない

成人年齢が18歳に引き下げられたため、「18歳なら高校生でもクレジットカードを作れるのでは」と思うかもしれません。しかし、カード会社には法律上の成年年齢とは別に独自の申込条件があります。

楽天カードは公式サイトで、18歳未満の人だけでなく「高校生以下」の人も申し込みできないと案内しています。そのため、18歳になっている高校3年生であっても、通常の楽天カードを本人名義で申し込むことはできません。

つまり、楽天証券のNISAを利用できる年齢条件と楽天カードを作れる条件は一致しません。「18歳だからNISAも楽天カードも同時に使える」と考えず、それぞれの条件を確認する必要があります。

楽天カードの申込条件については公式サイトで確認できます。[参照]楽天カード公式サイト

楽天カードを作らずに楽天証券で積立する方法

楽天証券では、NISAつみたて投資枠の積立設定画面で引落方法を指定します。楽天カードを利用しない場合には、証券口座からの引き落としや、対応するその他金融機関からの引き落としなどを検討できます。

例えば、本人名義の銀行口座から積立資金を用意し、その資金を使って毎月投資信託を購入する方法であれば、クレジットカードを利用する必要はありません。アルバイト代を本人名義の銀行口座で管理し、その範囲内から毎月一定額を積み立てるという方法も考えられます。

楽天証券では「その他金融機関」を積立時の引落方法として選択することもできます。なお、楽天証券の口座と異なる名義の金融機関口座は登録できないと案内されているため、本人のNISAで積み立てるなら、原則として本人名義の口座・資金で管理すると考えておくと分かりやすいでしょう。

楽天カード積立にはどんなメリットがある?

楽天カードが必須ではない一方、カードを利用できるようになった後にクレジット決済へ変更するメリットはあります。楽天証券では楽天カードクレジット決済による投信積立に対応しており、NISAつみたて投資枠にも利用できます。

楽天証券の公式情報では、楽天カードクレジット決済は毎月100円から10万円まで設定でき、カードや投資信託の種類など所定の条件に応じて楽天ポイントが付与されます。そのため、高校卒業後など楽天カードの申込条件を満たした時点で、必要であれば決済方法を検討するという選択肢があります。

ただし、ポイントを得ることがNISA本来の目的ではありません。長期の資産形成では、無理なく継続できる金額、投資商品のコスト、値動きに耐えられる資金計画のほうが重要です。カードを作れないからNISAを始める意味がない、ということにはなりません。

楽天カード積立の最新の対象口座、上限額、ポイント進呈条件などは公式ページで確認できます。[参照]楽天証券「クレカ積立(楽天カードクレジット決済)」

18歳の子どものアルバイト代で積み立てる場合の考え方

18歳前後で投資を始める場合、最初から大きな金額を投資する必要はありません。楽天証券では投資信託の積立を少額から設定できるため、本人がアルバイトで得た収入の一部を毎月積み立てる方法もあります。

例えばアルバイト代が月5万円なら、その全額を投資するのではなく、生活費や進学に必要なお金を確保したうえで月3,000円や5,000円など無理のない範囲から始める考え方があります。NISAは預金ではないため、購入した投資信託の価格が下落すれば元本割れする可能性があります。

特に高校卒業後は、大学・専門学校への進学、一人暮らし、運転免許取得などまとまった支出が発生しやすい時期です。近いうちに使う予定のお金まで投資せず、当面必要になる現金と長期間運用できる資金を分けておくことが重要です。

親が代わりにカードを作って積み立てるのは避ける

本人が楽天カードを作れないからといって、親名義の楽天カードを子どもの楽天証券口座に登録する方法は適切ではありません。楽天証券は、楽天証券口座と異なる名義の楽天カードや金融機関口座を登録できないと案内しています。

これは資金管理や本人確認の面でも重要です。本人のNISAは本人名義で管理し、本人のお金を投資するのであれば本人名義の銀行口座などから資金を用意する形が分かりやすいでしょう。

家族間のお金の移動を伴う場合には金額や状況によって税務上の論点が生じる可能性もあるため、多額の資金を親から子へ渡して投資させる場合は、必要に応じて税務署や税理士などの専門家へ確認することも選択肢になります。

まとめ:高校生のNISAと楽天カードは別々に考えよう

楽天証券でNISAを始める際、楽天カードを必ず作る必要はありません。楽天カードは投信積立に利用できる決済手段の一つであり、証券口座やその他金融機関など別の引落方法も用意されています。

また、現在18歳であってもNISAは「口座を開設する年の1月1日時点で18歳以上」という条件を確認する必要があります。一方、楽天カードについては18歳以上でも高校生以下は申し込めません。この2つの年齢条件を混同しないことがポイントです。

高校生本人のアルバイト代から積み立てるのであれば、まずNISAを利用できる年を確認し、本人名義の楽天証券口座と銀行口座を基本として無理のない金額から始める方法があります。高校卒業後に楽天カードの申込条件を満たしたら、その時点でポイント還元などを比較し、クレジットカード積立へ変更するか検討すればよいでしょう。

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