「家族全員が年金受給者という家庭は実際にあるの?」「老齢年金や障害年金だけで生活している世帯は珍しい?」と疑問に感じる人は少なくありません。
年金というと高齢者だけのイメージがありますが、日本の公的年金制度には老齢年金だけでなく、障害年金や遺族年金など複数の制度があります。
そのため、条件によっては家族全員が何らかの年金を受給しているケースも十分あり得ます。
家族全員が年金受給者になるケースは実際にある
結論から言うと、家族全員が年金受給者という世帯は現実に存在します。
例えば、
- 父:老齢年金
- 母:老齢年金
- 子:障害年金
という組み合わせは珍しくありません。
また、障害年金は若い人でも受給対象になるため、家族の中に障害年金受給者がいるケースもあります。
年金=高齢者だけではなく、障害や遺族向けの制度も含まれるのがポイントです。
老齢年金とは?
老齢年金は、原則65歳から受給できる公的年金です。
会社員だった人は厚生年金、自営業や専業主婦だった人は国民年金をベースに受給します。
夫婦ともに65歳以上なら、夫婦そろって老齢年金を受給している家庭は非常に多いです。
| 年金の種類 | 対象 |
|---|---|
| 老齢基礎年金 | 国民年金加入者 |
| 老齢厚生年金 | 会社員・公務員など |
そのため、高齢夫婦だけの世帯では「家族全員が年金受給者」という状態は一般的とも言えます。
障害年金は若年層でも対象になる
障害年金は、高齢者向けではありません。
病気や障害によって生活や仕事に制限がある場合、20代や30代でも受給できる制度です。
対象となる病気や障害には、
- うつ病
- 統合失調症
- 発達障害
- 人工透析
- がん
- 身体障害
など幅広いものがあります。
そのため、「親は老齢年金、子は障害年金」という家族構成も実際にあります。
遺族年金を受給している家庭もある
遺族年金は、家計を支えていた家族が亡くなった際に遺族へ支給される制度です。
例えば、
- 高齢の母:遺族年金
- 祖父:老齢年金
- 障害のある子:障害年金
というように、家族それぞれが異なる種類の年金を受給している場合もあります。
つまり「年金受給者=全員高齢者」というわけではありません。
年金だけで生活している世帯は珍しくない
総務省などの統計でも、高齢者世帯の多くが年金を主な収入源として生活しています。
特に定年後は、給与収入がなくなり、夫婦とも年金生活へ移行するケースが一般的です。
一方で、障害年金のみで生活する若年層世帯もあります。
ただし、年金額だけでは生活が厳しい場合もあり、貯蓄やパート収入を組み合わせている家庭も少なくありません。
年金受給者でも働ける場合がある
年金を受給していても、必ずしも働けないわけではありません。
老齢年金を受け取りながらアルバイトをする人もいますし、障害年金を受給しながら働いている人もいます。
ただし、障害年金は働き方や収入状況によって更新時に影響が出る場合があるため注意が必要です。
まとめ
家族全員が年金受給者という家庭は、実際にあり得ます。
特に老齢年金だけでなく、障害年金や遺族年金など複数の制度があるため、高齢者以外でも年金を受給しているケースは珍しくありません。
例えば「親は老齢年金、子は障害年金」という構成や、夫婦とも老齢年金受給中という世帯は現実に多く存在します。
年金制度は種類ごとに対象や条件が異なるため、不安がある場合は年金事務所や社会保険労務士へ相談すると安心です。

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