銀行を利用していると、通帳の記帳欄がいっぱいになり、新しい通帳へ繰り越す必要が出てくることがあります。その際、同じグループの銀行なのに「りそな銀行のATMでは通帳繰越ができないのに、関西みらい銀行ではできる」というような違いに疑問を感じる方もいるでしょう。
この記事では、通帳繰越ができるATMとできないATMがある理由、提携銀行で手続きできる仕組み、本人確認との関係について詳しく解説します。
通帳繰越とはどのような手続きなのか
通帳繰越とは、現在使用している通帳の記帳ページがいっぱいになった際に、新しい通帳へ交換する手続きのことです。通常はATMや窓口で行うことができます。
通帳繰越では、新しい通帳に口座番号や名義などの情報を引き継ぎ、古い通帳の続きとして利用できる状態にします。預金の引き出しや振込のような資金移動を伴う手続きではありません。
そのため、多くの金融機関では一定の条件を満たしていれば、ATMで本人確認を省略して通帳繰越ができる仕組みを採用しています。
りそな銀行ATMで通帳繰越ができない理由
りそな銀行のATMすべてが通帳繰越機能に対応しているわけではありません。ATMには設置場所や機種によって対応できる機能に違いがあります。
例えば、入出金や記帳だけに対応したATMでは、新しい通帳を発行するための機械的な処理機能が搭載されていない場合があります。
つまり、りそな銀行ATMで通帳繰越ができない場合は、本人確認の問題というよりも、そのATMが通帳発行機能を備えているかどうかが大きな理由になります。
なぜ関西みらい銀行ではりそな銀行の通帳繰越ができるのか
りそな銀行と関西みらい銀行は、りそなグループに属する金融機関です。そのため、一部のATMサービスについて相互利用できる仕組みが整えられています。
関西みらい銀行の一部ATMには、他のグループ銀行の通帳繰越に対応できる機能が搭載されています。そのため、りそな銀行の口座でも条件を満たせば通帳繰越が可能になります。
これは「関西みらい銀行が特別に本人確認をしている」という意味ではなく、ATMのシステム上、グループ内の口座情報を処理できるよう連携されているためです。
ATMで通帳繰越できる場合に本人確認が不要な理由
通帳繰越で本人確認が不要になることに疑問を持つ方もいますが、通帳繰越は基本的に口座からお金を移動させる手続きではありません。
ATMでは、現在使用している通帳を読み取り、その口座に登録されている情報を新しい通帳へ印刷する処理を行います。そのため、暗証番号入力や本人確認を求めずに対応できる場合があります。
一方で、紛失した通帳の再発行や名義変更、住所変更などの場合は本人確認が必要になります。これらは口座情報を変更する重要な手続きだからです。
通帳繰越を利用するときの注意点
通帳繰越をしたい場合は、利用するATMが対応機種かどうかを事前に確認することが大切です。同じ銀行のATMでも、店舗や設置場所によって対応状況が異なる場合があります。
例えば、駅や商業施設内にある小型ATMでは記帳のみ対応で、通帳繰越には対応していないことがあります。一方、銀行店舗内のATMでは対応している可能性が高くなります。
また、古い通帳を紛失している場合や磁気不良がある場合などは、ATMでは処理できず窓口での手続きが必要になることがあります。
まとめ|通帳繰越の可否は本人確認よりATM機能と銀行間連携が理由
りそな銀行ATMでは通帳繰越ができない一方で、関西みらい銀行のATMで対応できる場合があるのは、本人確認の有無ではなく、ATMの機能やグループ銀行間のシステム連携が関係しています。
通帳繰越は預金を移動する手続きではないため、対応ATMでは本人確認なしで利用できるケースがあります。ただし、すべてのATMが対応しているわけではありません。
通帳のページがいっぱいになった場合は、対応しているATMを利用するか、確実に手続きしたい場合は銀行窓口へ相談すると安心です。

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