20代後半になると、周囲の貯金額や将来への不安から「自分の貯金は少なすぎるのでは」と焦る人も少なくありません。特に趣味や推し活など、自分にとって大切なものへお金を使っている場合、貯金とのバランスに悩むことがあります。
しかし、貯金額だけを見て自分を責める必要はありません。大切なのは、現在の収入と支出を把握し、楽しみを残しながら将来のお金も準備できる仕組みを作ることです。この記事では、20代で貯金を増やす考え方や、趣味を我慢しすぎずに資産形成する方法を解説します。
26歳で貯金80万円は本当に少なすぎるのか
26歳で貯金80万円という金額だけを見ると、「もっと貯めなければ」と感じるかもしれません。しかし、20代の貯金額は人によって大きな差があります。
社会人になって数年の場合、引越し、家具購入、交際費、資格取得、趣味などで大きなお金を使う機会も多くあります。そのため、一時的に貯金が減ること自体は珍しいことではありません。
重要なのは、現在80万円しかないことではなく、今後毎月どれだけ貯められる仕組みを作れるかです。手取り収入が安定している場合、家計を見直すことで十分立て直すことができます。
手取り30万円なら貯金を増やす余地は十分ある
手取り30万円の収入がある場合、固定費や生活費を整理すると、毎月一定額を貯金に回せる可能性があります。
例えば、家賃負担が3万円程度であれば、住居費の負担は比較的抑えられています。その分、趣味や娯楽に使う金額を調整することで、貯蓄ペースを作りやすい状況です。
ただし、推し活のように人生の満足度を高める支出を完全になくす必要はありません。問題になるのは「使ってはいけないお金まで使ってしまうこと」です。
推し活をやめずに貯金するための考え方
趣味への支出は、単なる浪費とは限りません。好きなものにお金を使うことで仕事のモチベーションが上がったり、生活の楽しみになったりする場合もあります。
大切なのは、推し活費を「余ったお金で使う」のではなく、最初から予算として決めておくことです。
例えば、毎月の手取り30万円から以下のように分ける方法があります。
| 項目 | 金額例 |
|---|---|
| 生活費 | 18万円 |
| 貯金・投資 | 5万円 |
| 推し活費 | 5万円 |
| 予備費 | 2万円 |
このように推し活を予算化すれば、罪悪感を減らしながら将来のお金も準備できます。
貯金を増やすなら先取り貯金がおすすめ
貯金が苦手な人に多いのが「余ったら貯めよう」と考える方法です。しかし、余ったお金は自然と使ってしまうことが多くあります。
おすすめなのは、給料日に一定額を別口座へ移す先取り貯金です。例えば毎月3万円や5万円を自動的に移す設定にすると、意識せずに貯金を続けられます。
最初から大きな金額を設定する必要はありません。月3万円でも年間36万円、月5万円なら年間60万円になります。数年続けることで大きな差になります。
まずは生活防衛資金を作ることが大切
20代で資産形成を始める場合、投資より先に「急な出費に対応できる現金」を確保することが重要です。
一般的には、生活費の3か月から半年分程度を目安に現金を持っておくと安心です。
例えば、毎月の生活費が15万円の場合、45万円から90万円程度の貯金があれば、急な病気や退職、引越しなどにも対応しやすくなります。
現在80万円の貯金がある場合、最低限の生活防衛資金はある程度確保できている状態とも考えられます。ここからさらに増やしていくことを目標にするとよいでしょう。
20代後半から始めたい資産形成
貯金がある程度できたら、将来のお金を増やす方法として投資も選択肢になります。
例えば、少額から積立投資を始めることで、時間を味方につけた資産形成が可能になります。ただし、投資には価格変動のリスクがあるため、生活に必要なお金まで投資に回さないことが大切です。
まずは現金の貯金を確保し、その上で余裕資金を長期的な資産形成に回すという順番が安心です。
まとめ
26歳で貯金80万円という状況だけで「遅れている」と判断する必要はありません。大切なのは、これから安定して貯められる仕組みを作ることです。
推し活など自分の楽しみをすべて削る必要はありません。趣味に使う金額を決め、先取り貯金を取り入れることで、好きなことを続けながら将来への備えもできます。
手取り収入がある程度安定している場合、20代後半からでも十分に資産形成を始められます。今の生活を楽しみながら、少しずつ未来のお金を準備していくことが大切です。

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