毎月の電気・ガス代が妥当なのか、高すぎるのか気になる方も多いのではないでしょうか。特に6月は冷暖房の切り替え時期でもあり、光熱費が読みにくい月です。この記事では、家族3人の家庭における電気・ガス代の平均と、使い過ぎかどうかを見極めるためのチェックポイント、さらに節約術について詳しく解説します。
家族3人世帯の電気・ガス代の平均はいくら?
総務省の家計調査によると、3人家族の平均的な光熱費(電気・ガス・水道)は月額15,000円〜18,000円前後です。電気代は約8,000〜10,000円、ガス代は4,000〜6,000円が目安となります。
したがって、電気とガスの合計が14,000円というのは、全国平均から見るとむしろやや少なめか、妥当な水準と考えられます。特に、都市ガス利用やオール電化住宅であればもう少し安くなるケースもあります。
季節ごとの光熱費の変動に注意
6月はエアコンの稼働が増え始める時期です。暑い日が続けば冷房代が上がりますが、まだ本格的な夏ではないため、比較的光熱費は抑えられる傾向にあります。
一方で、春先まで暖房を使用していた場合、その影響が6月のガス代に出る可能性もあります。電気・ガスのどちらが高かったのかを見ておくと今後の節約に活かせます。
実例:3人家族のリアルな光熱費
例1:東京都在住、都市ガス、エアコン使用控えめ
・電気代:7,800円
・ガス代:4,300円
・合計:12,100円
例2:地方在住、プロパンガス、エアコンやIH使用多め
・電気代:9,500円
・ガス代:5,200円
・合計:14,700円
このように、地域やガスの種類、使用状況によっても大きく異なります。
使い過ぎかどうか判断するチェックポイント
- 前年同月と比べて大幅に上昇していないか
- 他の家庭(近隣・同条件)と比べて高くないか
- 夜間に使う電気製品が多くなっていないか
- プロパンガス利用で割高になっていないか
一つでも気になる点があれば、契約プランの見直しや使用習慣の改善が節約に繋がるかもしれません。
簡単にできる節約アイデア
・エアコンの設定温度を1℃下げる(冷房28℃推奨)
・電子レンジ・炊飯器の待機電力をカット
・お風呂の追い焚き回数を減らす
・夏場は冷房よりもサーキュレーター併用
節約は無理のない範囲で始めるのがポイントです。家族で協力すれば、大きな削減効果が期待できます。
まとめ:1万4千円は妥当、でも見直しの余地はあり
家族3人で電気とガス合わせて14,000円は、平均から見ても決して「使いすぎ」ではありません。しかし、電力会社やガス会社のプラン、使用習慣を見直すことでさらなる節約が可能です。
今後も季節や家庭環境に応じて光熱費の見直しを行い、無理のない省エネ生活を意識してみましょう。
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