2024年7月から流通が始まった新紙幣の中でも、とくに新千円札の「AA」から始まる番号はコレクターの間で注目を集めています。この記事では、紙幣の記番号による価値の違いや、収集市場での評価、売買価格の目安などをわかりやすく紹介します。
新千円札の「AA~」番号はなぜ注目されるのか?
紙幣の記番号(アルファベット2桁+数字6桁)は、その紙幣が印刷された順序を表しており、最初期に発行された紙幣には「AA000001」から始まる番号が割り当てられます。そのため「AA」から始まる紙幣は“初期発行分”としてコレクターの関心が高いのです。
特に「ゾロ目」や「キリ番(例:AA000000やAA123456)」はさらに価値が上がる傾向があります。
2025年6月現在の市場価格の相場
2025年6月現在、ヤフオクやコレクション販売サイトなどでの流通価格を確認すると、以下のような相場となっています。
- 通常のAA番号(例:AA85XXXX)…1,200円〜1,500円
- ゾロ目・連番・記念性の高い番号…3,000円〜10,000円
- AA000001〜AA000100…プレミア価格で5万円以上も
したがって、番号が「85◯◯◯◯」のような通常範囲であっても、保存状態が良ければ通常より少し高い価格が期待できます。
高額で売れる可能性がある番号とは?
新紙幣は今後も印刷・流通されるため、時間が経つにつれて初期番号の希少性は相対的に高まります。特に以下の番号はコレクターから人気です。
- AA000000番台(超初期)
- ゾロ目(例:AA888888)
- 連番(例:AA123456)
- ミラー番号(例:AA123321)
これらの条件を満たす紙幣を保有している場合、保存状態を保ちながら、将来的な価値上昇に期待するのもひとつの戦略です。
売却方法と注意点
プレミア紙幣は以下のような方法で売却できます。
- ヤフオクやメルカリなどのフリマアプリ
- 貨幣専門の古銭ショップやコレクション買取店
- ネットの買取査定サービス
注意点:シワや折れ、汚れがあると価値が下がるため、できるだけ新品状態で保存することが大切です。スリーブなどに入れて保管するのがおすすめです。
記番号による価値は今後変動する
新紙幣の流通開始直後は、初期記番号に対して市場の期待感が高まり、一時的に価格が上がる傾向にあります。しかし数年経つと需要と供給が安定し、価格が落ち着くこともあります。
「AA85◯◯◯◯」程度では今すぐ高額になることは少ないですが、10年単位で見ると、一定の収集価値が生まれてくる可能性もあります。
まとめ:コレクションとして保管しつつ相場を見守るのが賢明
新千円札の「AA85◯◯◯◯」といった初期番号は、2025年6月現在ではわずかに額面を超える程度の価値にとどまっていますが、保存状態や番号のレア度によっては将来的なプレミア価値も期待できます。
急いで手放すよりも、記念品や資産の一部として大切に保管しながら、今後の市場動向を見守るというスタンスがおすすめです。
コメント