PASMOを紛失したら新しく買えば同じように使える?再発行・本人確認・電話番号変更を解説

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PASMOを紛失したとき、「再発行には時間がかかるので、とりあえず券売機でもう1枚買いたい」と考えることがあります。しかし、新しいPASMOを同じ氏名・生年月日などで購入しても、紛失したPASMOの残額や定期券などが自動的に移るわけではありません。

紛失した記名PASMOの残額や定期券などを引き継ぎたい場合は、新規購入ではなく正式な「紛失再発行」の手続きが必要です。一方、再発行までの一時的な交通手段として別のPASMOを新規購入することとは分けて考える必要があります。

また、紛失再発行では本人確認があり、登録情報も重要です。特に購入時から電話番号が変わっている場合は、自己判断で新しい番号を旧カードの情報として扱わず、窓口で事情を説明するのが確実です。

記名PASMOを紛失した場合は再発行できる

PASMO公式案内では、無記名PASMOを除くPASMOは紛失時に再発行できます。紛失の手続きが完了した時点のSF残額や定期券、オートチャージサービス機能については、条件に応じて再発行したカードへ引き継がれます。[参照:PASMO 紛失再発行]

最初にPASMO・Suicaエリアの駅やバス窓口などで紛失を申し出て、申請書を提出します。このとき運転免許証など、本人であることを確認できる公的証明書等の提示が必要です。

手続きが受理されると「再発行整理票」が交付されます。紛失再発行の申し込みをすると紛失したPASMOは使用停止となるため、後から見つかってもそのカードを再び通常利用することはできません。

新しいPASMOを同じ名前で買っても旧カードの情報は引き継がれない

ここは特に間違えやすいポイントです。券売機で新しい記名PASMOを購入するとき、紛失したカードと同じ氏名や生年月日を登録したとしても、それは紛失したPASMOの再発行ではなく、新しい別のPASMOを購入したことになります。

したがって、紛失したPASMOに5,000円の残額があったとしても、同じ名前で新しいPASMOを購入しただけで5,000円が新カードへ移るわけではありません。定期券についても同様に、単なる新規購入では紛失カードの定期券情報を復元できません。

紛失カードの残額などを引き継ぐために行うのが正式な紛失再発行です。「同じ個人情報を登録すること」と「同じPASMOを再発行すること」は別の手続きだと理解しておくと分かりやすいでしょう。

PASMOの再発行カードは原則その場では受け取れない

PASMO公式の手順では、紛失の申し出をした当日に再発行カードを受け取る仕組みではありません。再発行登録を行って再発行整理票を受け取り、その翌日から14日以内に再発行手続きを行います。

再発行時には、再発行整理票、公的証明書等、デポジット500円と再発行手数料520円の合計1,020円が必要です。鉄道定期券がある場合は、その定期券を発行した事業者への申し出が必要となります。[参照:PASMO 紛失再発行の手順]

そのため再発行登録をした当日に電車へ乗る必要がある場合は、切符を購入するなど別の方法で移動する必要があります。別のPASMOを新規購入する場合も、それはあくまで再発行されるPASMOとは別カードです。

現在は券売機で新しい記名PASMOを購入できる

PASMO公式サイトでは、大人用PASMOについて、PASMO取扱事業者の駅にある券売機または駅窓口で購入できると案内されています。券売機では「PASMO新規購入」から無記名PASMOまたは記名PASMOを選択します。[参照:PASMO 大人用PASMOの購入]

したがって、一時的に新しいPASMOが必要なら購入すること自体は可能です。ただし、駅や券売機によって取扱状況や操作方法が異なる場合があるため、実際の購入場所で確認してください。

また、後日紛失PASMOを再発行するとカードが2枚になる可能性があります。短期間だけ必要なのであれば、新しいPASMOを買う必要が本当にあるのか、切符などで代用できないかも考えておくとよいでしょう。

電話番号が変わっている場合はどうなる?

PASMO公式サイトによると、紛失の申し出では購入時に登録した「名前」「性別」「生年月日」をもとに手続きを行い、電話番号を登録している場合は電話番号も含めて確認されます。[参照:PASMO 紛失時の登録情報]

そのため、紛失したPASMOを購入した当時から電話番号が変わっている場合には、現在の電話番号だけを伝えるのではなく、「PASMOを購入したときの電話番号から変更している」と窓口で説明するのが安全です。旧番号が分かるなら控えて持っていくと確認がスムーズになる可能性があります。

一方、新しく別の記名PASMOを購入する場合は、新しいカードとして必要事項を正しく登録します。旧カードと同じ氏名などを登録したからといって、紛失カードと新カードが自動的に紐付くわけではありません。

無記名PASMOをなくした場合は再発行できない

紛失時に大きな違いがあるのが、記名PASMOと無記名PASMOです。PASMO公式では、無記名PASMOについては紛失再発行できないと明記しています。[参照:PASMO よくあるご質問]

記名PASMOでは登録された本人情報によってカードを特定できますが、無記名PASMOにはその仕組みがないためです。紛失時の再発行を重視するなら、記名PASMOを利用するメリットがあります。

自分の紛失したカードが記名式だったか分からない場合は、カードに氏名が印字されていたか、定期券として利用していたかなどを思い出したうえで、駅係員へ相談するとよいでしょう。

紛失したら先に利用停止の手続きをすることが重要

残額のある記名PASMOをなくした場合、新しいカードを買うことよりも先に紛失を申し出ることが重要です。紛失再発行登録によって紛失カードを使用停止にすることが、不正利用による被害を抑えることにつながります。

特に定期券やオートチャージサービスを設定している場合は、放置せず早めにPASMO・Suicaエリアの駅やバス窓口などへ申し出ましょう。なお、PASMO公式案内では紛失再発行登録を電話で行うことはできないとされています。

手続きへ行く際は、運転免許証などの公的証明書等を忘れないようにします。再発行整理票を受け取ったら紛失しないよう保管し、翌日から14日以内に再発行を完了させます。

まとめ:新規購入と紛失再発行は別物

PASMOを紛失した場合、券売機で同じ氏名・生年月日などを入力して新しい記名PASMOを購入することはできますが、それだけで紛失したPASMOと同じカードになるわけではなく、旧カードの残額・定期券なども自動的には引き継がれません。

旧PASMOの情報を引き継ぎたい場合は、駅やバス窓口などで公的証明書等を提示して紛失再発行を申し込みます。再発行カードを受け取れるのは登録日の翌日から14日以内なので、当日必要な交通費については切符など別の方法を用意しておくと安心です。

購入時から電話番号が変わっている場合は、旧番号と現在の番号が異なることを窓口で説明してください。新しいPASMOを急いで購入するより、まず紛失したカードを使用停止にし、正式な再発行手続きを進めることが基本です。

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