みずほ銀行の口座開設を検討していると、カード選択の途中で「みずほ楽天カード」を案内されることがあります。特に「新規入会&3回利用で楽天ポイント5,000ポイント」という表示を見ると、通常のカードよりみずほ楽天カードを選んだほうがお得に感じるでしょう。
ただし、ここで重要なのがすでに楽天カードを持っている人は、原則として「新規入会5,000ポイント」の対象ではないという点です。既存の楽天カード会員がみずほ楽天カードを申し込む場合は、基本的に「2枚目の楽天カード」として扱われます。
また、みずほ楽天カードは単なる銀行のキャッシュカードではなく、楽天カード株式会社が発行するクレジットカードです。そのため、2枚目として申し込む場合でもカード発行には所定の審査があります。この記事では、みずほ銀行の口座開設時にみずほ楽天カードを選ぶメリット、既存楽天カード会員のポイント特典、審査の有無、デビットカードなどとの違いを整理します。
- みずほ楽天カードは「銀行カード」ではなくクレジットカード
- みずほ楽天カードには審査がある
- すでに楽天カードを持っていても、みずほ楽天カードは追加申込できる
- 楽天カードをすでに持っている場合でも新たな審査はある
- 既存の楽天カード会員は「新規入会5,000ポイント」の対象ではない
- 2026年8月時点では2枚目向け500ポイントキャンペーンがある
- 5,000ポイントと500ポイントを混同しないようにする
- みずほ楽天カードを選ぶメリットはポイントだけではない
- すでに楽天カードを持っているなら2枚目をどう使い分けるかが重要
- クレジットカードが不要ならデビットカードという選択肢もある
- 定期預金キャンペーン目的ならカード申込が必須か確認する
- 定期預金キャンペーンは預入額と条件も確認しておく
- 結局どちらを選ぶべき?目的別に考える
- まとめ:楽天カード保有者のみずほ楽天カードは2枚目扱いで審査もある
みずほ楽天カードは「銀行カード」ではなくクレジットカード
まず確認しておきたいのが、みずほ楽天カードの位置付けです。名称に「みずほ」と付いているためキャッシュカードの一種に見えるかもしれませんが、みずほ楽天カードは楽天カード株式会社が提供するクレジットカードです。
みずほ銀行はこのカードについて、年会費永年無料、国際ブランドVisa、通常のカード利用では100円につき楽天ポイント1ポイントが貯まると案内しています。また、みずほ銀行の条件を満たせば、楽天ポイントに加えてみずほポイントが貯まる「Wポイントプラン」も利用できます。
一方、みずほ銀行の口座そのものを利用するために、みずほ楽天カードが必須というわけではありません。銀行口座ではキャッシュカードやデビット機能付きカードなど別の選択肢もあります。
みずほ楽天カードには審査がある
みずほ楽天カードはクレジットカードなので、申し込み時にはカード会社による審査があります。みずほ銀行の公式案内でも、入会には楽天カード株式会社による審査があり、審査結果によってはカードを発行できない場合があると明記されています。
これは、みずほ銀行の普通預金口座を開設できるかどうかとは別の話です。銀行口座の開設手続きとクレジットカードの発行手続きでは、それぞれ確認される内容が異なります。
たとえば、みずほ銀行口座の開設が完了したとしても、それだけでみずほ楽天カードの発行が保証されるわけではありません。クレジットカード部分については楽天カード株式会社の審査結果によって決まります。
すでに楽天カードを持っていても、みずほ楽天カードは追加申込できる
通常の楽天カードをすでに1枚保有している場合でも、条件を満たせばみずほ楽天カードを2枚目として申し込むことができます。
みずほ銀行の公式FAQでは、すでに楽天カードを1枚持っている人は、2枚目としてみずほ楽天カードを申し込めると案内されています。
ただし、すでに楽天カードを2枚持っている場合や、1枚目として楽天銀行カード、楽天ANAマイレージクラブカード、楽天カード アカデミーなど特定のカードを保有している場合は申し込めないケースがあります。
[参照] みずほ銀行「既に楽天カードを持っていますが、追加で申し込みできますか?」
楽天カードをすでに持っている場合でも新たな審査はある
「すでに楽天カードの審査に通っているなら、2枚目のみずほ楽天カードは無審査なのでは」と考える人もいるかもしれません。しかし、2枚目の楽天カードについても、楽天カードはカード発行に所定の審査があると案内しています。
つまり、1枚目の楽天カードを問題なく使っていることは申し込み時の一つの状況ではありますが、「以前審査に通ったから2枚目は自動的に発行される」という仕組みではありません。
楽天カードの2枚目作成キャンペーンについても、公式ページの注意事項に「カード発行には所定の審査がございます」と記載されています。
[参照] 楽天カード「2枚目の楽天カードを作成&利用でポイント進呈」
既存の楽天カード会員は「新規入会5,000ポイント」の対象ではない
ここがカード選びで最も注意したいところです。みずほ楽天カードのページには「新規入会&3回利用で楽天ポイント5,000ポイント」と表示されていますが、この特典は基本的に楽天カードへ新規入会する人向けです。
みずほ銀行は、すでに他の楽天カードを1枚持っている人がみずほ楽天カードを初めて申し込む場合でも、楽天カード全体では「2枚目扱い」になると案内しています。
そのため、現在すでに通常の楽天カードを持っている場合、みずほ楽天カードを申し込んでも「新規入会&3回利用5,000ポイント」をそのまま受け取れるわけではありません。
たとえば「通常の楽天カードを1枚保有→みずほ銀行口座を開設→みずほ楽天カードを追加」というケースなら、新規入会扱いではなく2枚目作成扱いになるのが基本です。
2026年8月時点では2枚目向け500ポイントキャンペーンがある
2026年8月26日時点では、楽天カードは2枚目の楽天カードを作成する既存会員向けのキャンペーンを実施しています。
現在のキャンペーンでは、2026年8月10日から9月1日午前9時59分までの期間にエントリーして2枚目の対象カードを作成し、期限までに1回以上利用すると、楽天ポイント500ポイントが進呈されます。
みずほ楽天カードの公式ページにも、すでに楽天カードを持っている人向けとして「2枚目作成・利用特典」が案内されています。つまり、既存会員の場合は5,000ポイントではなく、その時点で実施されている2枚目向けキャンペーンの条件を確認する必要があります。
キャンペーンは時期によってポイント数や利用条件が変更されます。カードを申し込む直前に楽天カード公式ページで最新条件を確認することが重要です。
5,000ポイントと500ポイントを混同しないようにする
みずほ楽天カードの特典を整理すると、楽天カードを初めて作る人と、すでに楽天カードを持っている人では扱いが大きく異なります。
| 申込者の状況 | みずほ楽天カードの扱い | 主なキャンペーン |
|---|---|---|
| 楽天カードを一度も持っていない | 1枚目 | 新規入会&3回利用5,000ポイントなど |
| 通常の楽天カードを1枚保有 | 2枚目 | 2枚目作成・利用キャンペーン |
| 楽天カードをすでに2枚保有 | 原則追加不可 | 対象外 |
したがって、「5,000ポイントがもらえるならみずほ楽天カードを選ぼう」と判断する前に、自分が1枚目扱いなのか2枚目扱いなのかを確認する必要があります。
すでに通常の楽天カードを1枚持っている場合には、5,000ポイントを前提に比較するのではなく、2枚目向け特典とみずほ楽天カードを実際に使うメリットで判断するほうが正確です。
みずほ楽天カードを選ぶメリットはポイントだけではない
みずほ楽天カードを選ぶメリットは入会特典だけではありません。カード自体の年会費は永年無料で、通常利用100円につき楽天ポイント1ポイントが付与されます。
さらに一定の条件を満たすと「Wポイントプラン」により、楽天ポイントに加えてみずほポイントも付与され、最大合計2%相当の還元を受けられる仕組みがあります。みずほポイントには付与上限などの条件があります。
また、カード利用など所定の条件を満たすことで、みずほマイレージクラブのATM時間外手数料などに関する優遇を受けられる場合があります。
普段から楽天ポイントを利用し、みずほ銀行を給与口座や生活口座として使う予定であれば、2枚目として保有するメリットが生まれる可能性があります。
すでに楽天カードを持っているなら2枚目をどう使い分けるかが重要
すでに楽天カードを1枚持っている場合、みずほ楽天カードを追加するとクレジットカードが2枚になります。そこで重要なのが、2枚をどう使い分けるのかという点です。
たとえば既存の楽天カードを楽天市場や固定費用、みずほ楽天カードを日常の買い物用として分ける方法があります。また、明細を用途ごとに分けて家計管理するために2枚を使い分けることもできます。
一方、現在の楽天カード1枚で十分で、みずほ楽天カードをほとんど利用する予定がないのであれば、キャンペーンポイントだけを理由にカードを追加する必要性は高くありません。カードが増えるほど利用明細や更新、紛失時の管理も増えるためです。
クレジットカードが不要ならデビットカードという選択肢もある
「定期預金を利用するためだけにみずほ銀行口座を開設したい」「これ以上クレジットカードを増やしたくない」という場合は、デビット機能付きキャッシュカードなどを選ぶ方法もあります。
みずほJCBデビットは、買い物をすると原則としてその場でみずほ銀行口座から代金が引き落とされる仕組みです。クレジットカードのように翌月以降にまとめて請求される方式ではありません。
そのため、口座残高の範囲で利用したい人や、クレジットカードを追加したくない人には分かりやすい選択肢です。
みずほ銀行では、ICキャッシュカード、デビットカード機能付きキャッシュカード、クレジットカード関連商品など複数のカードを提供しているため、「入会ポイントが最大のカード」ではなく「今後実際に使うカード」を基準に選ぶと無駄が少なくなります。
定期預金キャンペーン目的ならカード申込が必須か確認する
2026年夏にみずほ銀行が実施している定期預金キャンペーンでは、対象となる「みずほスーパー定期・6ヵ月もの」への預け入れなど所定の条件を満たすと、預入額に応じてみずほポイントが進呈されます。
2026年8月時点のキャンペーンでは、主な条件としてみずほダイレクトアプリからのエントリー、新規資金の入金、対象となる6ヵ月定期預金への50万円以上の預け入れなどが設定されています。
みずほ楽天カードへの入会自体は、この定期預金キャンペーンの基本条件として記載されていません。そのため、定期預金キャンペーンを利用することと、みずほ楽天カードを申し込むことは分けて考えることができます。
つまり「定期預金キャンペーンを使いたいから、必ずクレジットカードも作らなければならない」というわけではありません。口座開設後にキャンペーン条件を満たしつつ、カードについては必要性に応じて選択するという考え方ができます。
定期預金キャンペーンは預入額と条件も確認しておく
2026年夏のキャンペーンでは、対象となる定期預金は「みずほスーパー定期・6ヵ月もの」で、キャンペーン特典の対象額は50万円以上300万円までとなっています。
2026年8月10日時点の通常金利は年0.500%(税引前)で、これに預入額に応じたみずほポイントが付与されます。たとえば特典対象額300万円の場合、24,380みずほポイントが設定されています。
ただし新規資金の判定、エントリー期限、定期預金の預入期限など複数の条件があります。また初回満期前に中途解約するとキャンペーン対象外となるため、単純に口座へ資金を入れるだけでは特典を受け取れません。
カード選びに気を取られて定期預金キャンペーンのエントリーを忘れないよう、口座開設後にはキャンペーンページの条件を改めて確認しておくとよいでしょう。
結局どちらを選ぶべき?目的別に考える
みずほ楽天カードが向いているのは、すでに楽天経済圏を利用しており、みずほ銀行も日常的に使う予定がある人です。年会費無料なので、2枚目として明確な使い道があるなら候補になります。
一方、「みずほ銀行は定期預金のためだけに使う」「現在持っている楽天カードで十分」「クレジットカードを増やしたくない」という場合は、無理にみずほ楽天カードを作らず、デビットカードなど別の選択肢を選ぶほうがシンプルです。
| 利用目的 | 考えやすい選択 |
|---|---|
| 楽天ポイントを積極的に貯めたい | みずほ楽天カードを検討 |
| みずほ銀行を日常決済にも使う | みずほ楽天カードを検討 |
| 定期預金目的だけで口座を開設 | カードを無理に増やす必要はない |
| クレジットカードを増やしたくない | デビットカードなどを検討 |
| すでに楽天カード1枚を保有 | 5,000ポイントではなく2枚目特典で比較 |
特に既存の楽天カード会員の場合、「5,000ポイントがもらえるから」という理由だけでみずほ楽天カードを選ばないことがポイントです。自分に適用されるキャンペーンが何なのかを確認してから比較しましょう。
まとめ:楽天カード保有者のみずほ楽天カードは2枚目扱いで審査もある
みずほ楽天カードは、みずほ銀行の口座に付属する単なるキャッシュカードではなく、楽天カード株式会社が発行するクレジットカードです。そのため申し込みには所定の審査があります。
すでに通常の楽天カードを1枚持っている人でも、条件を満たせばみずほ楽天カードを2枚目として申し込めます。しかし、楽天カードをすでに持っている場合は新規入会扱いではないため、「新規入会&3回利用で5,000ポイント」の対象になるとは考えないほうがよいでしょう。
2026年8月時点では、既存会員には2枚目作成・利用で500ポイントという別キャンペーンが実施されています。キャンペーン内容は変更されるため、実際の申込時点の楽天カード公式ページで最新条件を確認してください。
また、みずほ銀行の定期預金キャンペーンを利用するために、みずほ楽天カードへの入会が必須というわけではありません。定期預金を主目的として口座を開設するのであれば、現在の楽天カードで十分か、2枚目を実際に使う予定があるか、クレジットカードを増やしたいかまで考えて選択するのが合理的です。
ポイントだけで比較すると魅力的に見えるカードでも、利用しなければ管理するカードが増えるだけになります。楽天ポイントやみずほポイントを積極的に貯めたいならみずほ楽天カード、定期預金と銀行機能だけが目的ならデビットカードなどシンプルな選択肢という基準で考えると選びやすくなります。


コメント