会社で社会保険に加入すると、以前は健康保険証が勤務先を通じて交付されるのが一般的でした。しかし現在はマイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」の仕組みが普及し、従来のカード型健康保険証の扱いが変わっています。この記事では、会社の社会保険加入後に受け取るものや、マイナ保険証を利用する場合の流れについて分かりやすく解説します。
会社の社会保険に加入すると健康保険の資格は取得される
会社員として健康保険や厚生年金などの社会保険に加入すると、勤務先が加入手続きを行い、健康保険の資格取得が進められます。
以前は資格取得後に健康保険証が発行され、会社から本人へ渡される流れが一般的でした。しかし、現在は健康保険証をめぐる制度変更により、必ずしも従来型の健康保険証が手元に届くとは限りません。
重要なのは、保険証というカードを持っているかどうかではなく、健康保険の資格情報が正しく登録され、医療機関で利用できる状態になっているかという点です。
現在はマイナンバーカードを利用するマイナ保険証が基本
現在の健康保険制度では、マイナンバーカードに健康保険証の利用登録を行った「マイナ保険証」の利用が進められています。
マイナ保険証を利用できる状態であれば、医療機関や薬局でマイナンバーカードを提示することで、健康保険の資格確認を行うことができます。
そのため、会社の社会保険に加入した後でも、マイナンバーカードを健康保険証として利用している場合は、以前のようなカード型の健康保険証が届かないケースがあります。
マイナ保険証を利用しない場合は資格確認書が発行される
マイナンバーカードを持っていない場合や、健康保険証利用登録をしていない場合などには、「資格確認書」が発行される仕組みになっています。
資格確認書は、医療機関で健康保険の資格を確認するために使用する書類で、従来の健康保険証と同じように窓口で提示できます。
例えば、会社で社会保険加入の手続きをしたものの、マイナンバーカードを健康保険証として利用していない場合は、資格確認書が勤務先や健康保険者から交付されることがあります。
社会保険加入後に確認しておきたいこと
会社から社会保険加入の説明を受けた後は、以下の点を確認しておくと安心です。
- 健康保険の資格取得日がいつになっているか
- マイナ保険証の利用登録が完了しているか
- 資格情報のお知らせや資格確認書が発行されているか
- 医療機関で保険資格の確認ができる状態か
例えば、入社直後や転職直後は、会社側の手続きから健康保険者への登録完了まで少し時間がかかる場合があります。その期間に病院へ行く予定がある場合は、勤務先へ状況を確認しておくと安心です。
また、会社が社会保険加入の手続きをしただけでは、すぐにマイナンバーカードへ情報が反映されない場合もあります。
従来の健康保険証との違いを理解しておく
以前の健康保険証は、加入者本人であることや健康保険資格を確認するための物理的なカードでした。
一方、マイナ保険証ではマイナンバーカードを利用してオンラインで資格情報を確認するため、住所変更や転職などの情報更新も効率化されています。
例えば、転職によって健康保険が変わった場合でも、資格情報が正しく登録されれば、新しい保険証を待って受け取るという手続きが不要になる場合があります。
まとめ|社会保険加入後は必ず保険証カードが届くとは限らない
会社の社会保険に加入した場合、健康保険の資格は取得されますが、現在は必ず従来型の健康保険証が手元に届くとは限りません。
マイナンバーカードを健康保険証として利用する登録をしている場合は、マイナ保険証を利用する形になります。利用登録をしていない場合などは、資格確認書によって医療機関を利用できます。
社会保険加入後に大切なのは、カードが届くかどうかだけではなく、自分の健康保険資格が確認できる状態になっているかを確認することです。


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