プロパンガスの物件に住んでいると、毎月のガス代が想像以上に高く感じることがあります。特に冬場はシャワーやお風呂の使用量が増え、「少しでも節約できないか」と考える人も多いでしょう。
その中でもよくある疑問が、「シャワー温度を下げればガス代は安くなるのか?」というものです。
この記事では、35度と45度のシャワーではガス使用量に差があるのか、プロパンガス代の仕組みとあわせてわかりやすく解説します。
シャワー温度を下げるとガス使用量は減る
結論から言うと、シャワーの温度を下げれば、その分ガス使用量は減ります。
ガス給湯器は、水を設定温度まで加熱するためにガスを燃焼しています。
つまり、同じ10分間シャワーを使っても、「どれだけ水温を上げる必要があるか」でガス消費量が変わります。
| シャワー温度 | 必要な加熱量 | ガス使用量 |
|---|---|---|
| 35度 | 少ない | 少ない |
| 45度 | 多い | 多い |
そのため、35度のシャワー10分と45度のシャワー10分では、45度のほうがガス代は高くなります。
なぜ温度差でガス代が変わるのか
給湯器は「水道水を何度上昇させるか」でエネルギー消費量が決まります。
例えば、水道水が15度だった場合を考えてみます。
- 35度シャワー → 20度分加熱
- 45度シャワー → 30度分加熱
45度設定では、35度設定より約1.5倍近い熱量が必要になります。
つまり、単純に「10度上げるだけ」と思っていても、ガス給湯器側ではかなり大きな差になります。
実際の節約効果はどれくらい?
家庭環境や給湯器性能によって差はありますが、シャワー温度を数度下げるだけでも毎月のガス代に影響することがあります。
特にプロパンガスは都市ガスより単価が高い傾向があるため、温度設定の違いが料金へ反映されやすいです。
例えば、以下のような使い方では差が出やすくなります。
- 家族人数が多い
- 長時間シャワーを使う
- 冬場に高温設定にしている
- 追い焚きを頻繁に使う
毎日積み重なるため、「数度だけ下げる」でも年間では意外と差になります。
温度よりも節約効果が大きいポイントもある
実は、ガス代節約では「温度」だけでなく「使用時間」や「水量」の影響も非常に大きいです。
特にシャワーを出しっぱなしにする時間は、想像以上にガス代へ影響します。
節約しやすいポイント
- シャワー時間を1〜2分短縮する
- 節水シャワーヘッドを使う
- 給湯温度を必要以上に上げない
- 食器洗い時のお湯温度を下げる
- 追い焚き回数を減らす
例えば節水シャワーヘッドは、水量自体を減らせるため、水道代とガス代の両方を抑えやすくなります。
冬場は特に差が出やすい
冬は水道水温が下がるため、給湯器がより多く加熱する必要があります。
夏場の水道水が25度、冬場が10度前後になる地域では、同じ40度設定でも冬のほうがガス消費量は増えます。
そのため、「冬だけ急にガス代が高くなった」と感じる人は非常に多いです。
冬場は温度設定を1〜2度見直すだけでも、意外と効果が出る場合があります。
プロパンガスは会社によって料金差も大きい
プロパンガスは自由料金制のため、会社によって単価差があります。
同じ使用量でも、契約会社によって毎月数千円違うことも珍しくありません。
賃貸では自由に変更できないケースもありますが、戸建てなら切り替えで安くなる場合もあります。
まずは「基本料金」と「従量単価」を確認してみると、現在の契約が高いかどうか比較しやすくなります。
まとめ
プロパンガス物件では、シャワー温度を下げるとガス使用量は減ります。
35度シャワーと45度シャワーを同じ10分使った場合、45度のほうがより多く水を加熱する必要があるため、ガス代は高くなります。
ただし、節約効果を大きくするには、温度だけでなく「シャワー時間」「水量」「追い焚き回数」も重要です。
特にプロパンガスは単価が高いため、日々の小さな調整でも毎月の料金差につながりやすいでしょう。


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