休職をすると給与が支払われなくなる一方で、条件を満たせば「傷病手当金」を受け取ることができます。ただし、実際にどれくらいの金額がもらえるのかは分かりにくいポイントです。本記事では、傷病手当金の基本的な仕組みと支給割合について整理します。
傷病手当金とはどんな制度か
傷病手当金は、病気やケガで働けなくなった場合に健康保険から支給される生活保障制度です。
会社を休み、給与が支給されない期間の生活を支える目的で設けられています。
会社の福利厚生ではなく、公的な健康保険制度の一部です。
支給される金額は何%なのか
傷病手当金の支給額は、一般的に「標準報酬日額の約3分の2(約67%)」とされています。
つまり満額の給料が出るわけではなく、生活を最低限支える水準となっています。
実際の支給額は直近の給与から算出される平均額を基準に計算されます。
月収26万円の場合の目安
月収26万円の場合、単純計算すると1日あたりの支給額は約5,000円〜6,000円程度になります。
1か月(30日換算)では約16万円前後が目安となります。
ただし手取りではなく「標準報酬月額」を基準にするため、実際の給与と多少前後します。
支給される期間と条件
傷病手当金は、最長で通算1年6か月まで支給されます。
支給には「連続3日以上の休業」や「労務不能の証明」などの条件があります。
医師の診断書と会社の証明が必要になる点も重要です。
給与との関係と注意点
休職中に会社から給与が一部でも支払われている場合、その分は傷病手当金から差し引かれます。
また、傷病手当金と給与の合計が満額を超えることはありません。
副業収入がある場合も影響するため注意が必要です。
まとめ
傷病手当金はおおよそ給与の約67%が目安であり、月収26万円の場合は約16万円前後が支給の目安になります。
生活を完全にカバーするものではありませんが、休職中の重要な生活保障となる制度です。
正確な金額は加入している健康保険や標準報酬月額によって変動するため、事前確認が重要です。


コメント