高齢の家族が入院や通院をする際、現金を持ち歩かずにキャッシュレス決済を利用したいというケースが増えています。特にPayPayは送金機能が便利ですが、利用する本人がアプリを入れていない場合や、家族が代わりに支払いを管理したい場合には、事前の準備が必要です。
この記事では、家族にPayPayを使ってもらう場合の基本的な仕組みや、送金した金額だけを利用してもらう方法、登録時に確認しておきたいポイントについて解説します。
PayPayで家族にお金を渡す場合の基本的な仕組み
PayPayには、利用者同士で残高を送ることができる送る機能があります。家族間で利用する場合も、自分のPayPay残高から相手のPayPayアカウントへ送金することで、相手は受け取った残高を支払いに利用できます。
ただし、PayPayはアプリを入れるだけでは利用できません。支払いをする本人のアカウント作成や本人確認など、利用に必要な初期設定が必要になります。
そのため、スマホを持っている家族にPayPayを使ってもらう場合は、そのスマホの利用者本人としてPayPayアカウントを作成する流れになります。
送金した金額だけを使ってもらうことはできるのか
家族が利用するPayPayに必要な金額だけを送金し、その範囲内で使ってもらうことは可能です。例えば、入院中の飲み物や院内コンビニでの買い物用として、数千円分だけ送るといった使い方ができます。
この方法であれば、家族側が銀行口座を登録したり、自分でチャージしたりする必要はありません。送られたPayPay残高の範囲内で支払いを行えます。
例えば、5,000円分を送金した場合、その残高がなくなるまでは利用できます。追加で必要になった場合は、利用者本人のPayPayアカウントへ再度送金する形になります。
PayPayを利用するために必要な登録や設定
PayPayを利用するには、まずスマホにPayPayアプリをインストールし、アカウント登録を行う必要があります。
登録時には、電話番号の入力や認証などが必要になります。スマホを2台所有していても、同じ電話番号で複数のPayPayアカウントを作成することはできないため、それぞれ別のアカウントとして設定する必要があります。
また、支払いに使うだけであれば、必ずしも銀行口座やクレジットカードを登録する必要はありません。送金された残高を利用するだけなら、残高払いとして利用できます。
高齢の家族がPayPayを使う場合に準備しておきたいこと
高齢の家族が初めてPayPayを利用する場合は、登録だけでなく操作方法も一緒に確認しておくことが大切です。
例えば、スマホのホーム画面にPayPayアプリを配置する、支払い画面の開き方を確認する、残高を見る方法を覚えてもらうなど、実際に使う場面を想定して練習しておくと安心です。
病院内のコンビニやカフェでは、バーコードを読み取ってもらう支払い方法が一般的です。事前に一度操作しておけば、本人も不安なく利用しやすくなります。
家族間でPayPayを使う際の注意点
PayPayは便利ですが、家族で利用する場合でもアカウントや暗証情報の管理には注意が必要です。
例えば、本人以外が自由にログインできる状態にしてしまうと、不正利用や誤操作につながる可能性があります。パスワードや認証情報は適切に管理しましょう。
また、送金した残高は相手のPayPayアカウントに入るため、送った後は相手側で管理する形になります。必要な金額だけを定期的に送る方法にすると、使いすぎ防止にもつながります。
遠方の家族が設定を手伝う場合の事前準備
離れて暮らす家族の場合、何度も訪問することが難しいため、初回設定時に必要なものを準備しておくことが重要です。
訪問時には、スマホの充電、SMSを受信できる状態、本人確認に必要な情報などを確認しておくとスムーズです。
また、設定後に実際に少額を送金して、支払いまでできるか確認しておくと、いざ利用するときに困りません。
まとめ|PayPayは送金専用の使い方でも利用できる
PayPayを使っていない家族に利用してもらう場合、単にアプリを入れるだけではなく、本人用のPayPayアカウントを作成する必要があります。
送金した残高だけを利用してもらう方法であれば、銀行口座やクレジットカードを登録せずに利用できる場合があります。
高齢の家族が安心して使うためには、登録作業だけでなく、支払い方法や残高確認の操作まで一緒に確認しておくことが大切です。事前準備をしておけば、入院や通院時の買い物でも現金を持ち歩かず便利に利用できます。


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