ゆうちょダイレクトはキャッシュカードなし・通帳だけでも申し込める?スマホ申込みと窓口手続きの違いを解説【2026年版】

ネットバンキング

ゆうちょ銀行のインターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」は、スマートフォンやWebから申し込める方法と、郵便局・ゆうちょ銀行の窓口で書面申し込みする方法があります。2026年9月時点では、総合口座でキャッシュカードを持っていない場合、Web・スマホからの新規利用申し込みはできず、窓口での申し込みが必要です。ただし「キャッシュカードがない=ゆうちょダイレクトそのものを利用できない」という意味ではありません。通帳しか持っていなくても、必要書類を持って窓口で申し込めば利用できます。ゆうちょ銀行も、総合口座でキャッシュカードを持っていない人はWebによる利用申し込みを利用できず、郵便局の貯金窓口またはゆうちょ銀行で手続きするよう案内しています。[参照]

キャッシュカードなしではWeb・スマホの「かんたん利用申し込み」はできない

ゆうちょダイレクトをインターネットから新規申し込みする場合、通常は口座記号番号、カナ氏名、生年月日、メールアドレス、キャッシュカード暗証番号などが必要です。[参照]

そのため、通帳しか持っておらずキャッシュカードそのものを発行していない総合口座では、Webからの新規利用申し込みを完結できません。

ゆうちょ銀行の公式FAQでも、「総合口座でキャッシュカードをお持ちでないお客さまは、Webによる利用申し込みをご利用いただけません」と明記されています。[参照]

通帳だけでも窓口ならゆうちょダイレクトを申し込める

キャッシュカードを作っていなくても、総合口座の通帳があれば窓口でゆうちょダイレクトを申し込むことができます。

ゆうちょ銀行の公式案内では、窓口申し込みに必要なものとして、次の3点が案内されています。[参照]

  • 総合口座の通帳またはキャッシュカード
  • お届け印
  • 本人確認書類

つまり「通帳またはキャッシュカード」なので、キャッシュカードを持っていない人は通帳を持参すれば問題ありません。

どこで手続きできる?

窓口でのゆうちょダイレクト申し込みは、ゆうちょ銀行の店舗または郵便局の貯金窓口でできます。

ただし、ゆうちょ銀行は簡易郵便局を除くと案内しています。近くの通常の郵便局で貯金窓口があるところ、またはゆうちょ銀行の店舗を利用するとよいでしょう。[参照]

窓口では利用申込書を記入して提出します。申し込み後、ゆうちょダイレクトの利用に必要な「お客さま番号」や初回ログインに関する案内が簡易書留で送られます。

キャッシュカードを新しく作ればスマホから申し込めるようになる?

キャッシュカード利用を申し込み、暗証番号を設定した後であれば、Webからゆうちょダイレクトを申し込めるようになります。

そのため、「今後ATMでもキャッシュカードを使いたい」という人であれば、先に郵便局・ゆうちょ銀行の窓口でキャッシュカードの利用申し込みをして、その後スマホからゆうちょダイレクトを申し込む方法も考えられます。

ただし、ゆうちょダイレクトを使いたいだけであれば、わざわざキャッシュカードの発行を待ってからWeb申し込みする必要はありません。通帳・お届け印・本人確認書類を持って窓口でゆうちょダイレクト自体を直接申し込む方がシンプルです。

ゆうちょ通帳アプリならキャッシュカードなしでも登録できる?

ここは「ゆうちょダイレクト」と「ゆうちょ通帳アプリ」を区別する必要があります。

ゆうちょ銀行は、総合口座であれば、ゆうちょダイレクトを申し込んでいなくてもゆうちょ通帳アプリを利用できると案内しています。[参照]

ただし、キャッシュカードを利用していない口座で通帳アプリを登録する場合、本人認証の関係でそのまま登録できないケースがあります。ゆうちょ認証アプリを登録済みなら認証アプリ経由で登録できますが、認証アプリも未登録で、ゆうちょダイレクトも利用していない場合は、窓口でゆうちょダイレクトを申し込むか、キャッシュカード利用申し込みをする必要があります。[参照]

「キャッシュカードを持っていない」と「使っていない」は意味が違う

ゆうちょ銀行の案内を見る際に注意したいのが、「キャッシュカードを持っていない」と「キャッシュカードを利用していない」の違いです。

すでにキャッシュカードが発行されていて暗証番号も設定されているものの、普段カードを使っていないだけであれば、Web申し込みに必要なキャッシュカード暗証番号を入力できる場合があります。

一方、そもそもキャッシュカードの利用申し込みをしておらず、通帳しか発行されていない口座の場合は、Webからのゆうちょダイレクト申し込みは利用できません。

スマホアプリから申し込む場合でもキャッシュカード暗証番号が関係する

ゆうちょダイレクトのWebかんたん利用申し込みでは、通常はキャッシュカード暗証番号を利用して本人確認します。

一方、すでに「ゆうちょ認証アプリ」または「ゆうちょ通帳アプリ」を利用できる状態で、そこからゆうちょダイレクトを申し込む場合には、キャッシュカード暗証番号や登録電話番号への本人確認コード入力が省略される仕組みもあります。[参照]

ただし、キャッシュカードなし・ゆうちょダイレクト未契約の状態から新たに各アプリを登録しようとすると、本人確認の段階で制限に当たることがあります。そのため、通帳しかない人がゼロから始めるなら窓口申し込みが最も確実です。

具体例:通帳しかない場合の一番簡単な手順

例えば昔に作ったゆうちょの総合口座があり、手元には通帳だけ、キャッシュカードは一度も作ったことがないとします。

この場合、スマホでゆうちょダイレクトの新規申し込み画面へ進んでも、キャッシュカード暗証番号を用意できないためWeb申し込みを完結できません。

そこで、総合口座通帳、お届け印、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を持参して、郵便局の貯金窓口またはゆうちょ銀行へ行き、「ゆうちょダイレクトを申し込みたい」と伝えます。これでキャッシュカードがなくても申し込み可能です。

窓口申し込み後はすぐスマホで使えるとは限らない

Webかんたん利用申し込みと違い、書面で申し込んだ場合には必要情報が後日郵送されます。

ゆうちょ銀行は、窓口で申込書を提出した後、ゆうちょダイレクト利用者カードや利用ガイドなどを簡易書留で届けると案内しています。案内台紙にはサービス利用に必要な「お客さま番号」と「初回ログイン時パスワード」が記載されます。[参照]

そのため「今日窓口で申し込んで、数分後にはスマホから送金できる」という手続きではありません。利用開始に必要な案内が届いてから初回ログインを行います。

送金まで使いたい場合は認証アプリなども確認する

ゆうちょダイレクトは残高照会だけでなく、振込・送金などにも利用できますが、送金機能を利用する際には追加の本人認証が必要です。

2026年9月時点のゆうちょ銀行の案内では、送金等を行うには「ゆうちょ認証アプリ」「ゆうちょ通帳アプリ」またはハードウェアトークンなどの利用が必要とされています。[参照]

単に残高確認をしたいのか、他行振込やゆうちょ口座間送金まで使いたいのかによって、その後に必要な設定も変わるため、ゆうちょダイレクト開通後に認証方法も設定しておきましょう。

まとめ:通帳しかなくてもゆうちょダイレクトは使えるが、最初の申し込みは窓口へ

キャッシュカードを発行しておらず通帳しか持っていない総合口座では、スマホ・Webからゆうちょダイレクトを新規申し込みすることはできません。ゆうちょ銀行も、キャッシュカードを持っていない総合口座についてはWeb申し込みの対象外と明記しています。[参照]

ただし、ゆうちょダイレクト自体を利用できないわけではありません。郵便局の貯金窓口またはゆうちょ銀行へ総合口座の通帳・お届け印・本人確認書類を持参すれば、キャッシュカードなしでも書面で申し込めます。[参照]

今後キャッシュカードも使いたいのであれば、窓口でキャッシュカード利用申し込みを行う方法もあります。しかし「通帳しかない口座で、まずゆうちょダイレクトを使いたい」という場合は、窓口でゆうちょダイレクトを直接申し込むのが最も分かりやすい方法です。

なお、ゆうちょ通帳アプリ・ゆうちょ認証アプリ・ゆうちょダイレクトはそれぞれ別のサービスで、登録状況によって本人確認の方法が変わります。現在キャッシュカードも各アプリも利用していない状態なら、最初に窓口でゆうちょダイレクトの手続きを済ませ、その後スマートフォン側の認証設定を行うとスムーズです。

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