会社を退職した後は、これまでの社会保険から切り替えて国民健康保険に加入する必要があります。初めての国民健康保険料は、収入や居住地によって大きく異なるため、具体的な金額を把握しておくことが大切です。
国民健康保険とは?
国民健康保険(国保)は、会社員や公務員が退職した場合に加入する健康保険です。会社に勤めている間は健康保険料が給与から天引きされていますが、退職後は自分で保険料を支払うことになります。
国保の保険料は前年の所得や住んでいる自治体の条例に基づいて計算されます。つまり、退職後すぐに国保に加入する場合、前年の所得に応じた保険料が請求されることが一般的です。
国保料の計算方法
国保料は大きく分けて「所得割」「均等割」「平等割」「資産割(自治体による)」の4つの要素で構成されます。
例えば年収270万円の場合、所得控除を差し引いた課税所得に所得割の料率をかけ、均等割・平等割を加える形で計算されます。自治体ごとに料率は異なるため、実際の金額はお住まいの市区町村の公式サイトで確認することが必要です。
退職後の初回支払いの目安
仮に東京都内で年収270万円の場合、所得割・均等割・平等割を合計すると、月額でおおよそ2万円前後が目安になります。ただし、退職月によって月割計算や減免措置がある場合もありますので、必ず自治体に確認しましょう。
また、半年程度の休業期間を予定している場合、前年度所得が同じであれば、毎月の支払いは概ね一定ですが、年末調整や所得申告により調整されることがあります。
保険料を抑える方法
退職後すぐに高額な保険料を支払うのが不安な場合、自治体によっては減免や分割払いの制度があります。たとえば、納付が困難な場合は申請により保険料を軽減してもらえることがあります。
また、扶養に入れる家族がいる場合や、健康保険の任意継続を選ぶことで、支払い額を調整できるケースもあります。詳細は自治体の国保担当窓口で相談することをおすすめします。
まとめ
退職後の国民健康保険料は、前年の所得や居住地によって変わります。年収270万円を例にすると月額2万円前後が目安ですが、正確な金額は自治体で確認する必要があります。
半年程度の休業を予定している場合でも、減免制度や分割払いの活用で負担を軽くすることが可能です。退職前に制度を把握し、スムーズに手続きを進めましょう。
詳しい計算例や手続きの方法については国税庁の所得税計算例やお住まいの自治体の国民健康保険ページをご確認ください。

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