クレジットカードの支払いが毎月大きな負担になっている場合、消費者金融などからお金を借りて一括返済し、その後は毎月少額ずつ返済する方法を考える人もいます。この方法は一見すると月々の支払いを減らせるように見えますが、金利や返済期間によっては総支払額が増える可能性もあります。この記事では、クレジットカードの支払いをカードローンなどでまとめる場合のメリットや注意点、検討する際のポイントについて解説します。
クレジットカードの支払いを借り換える仕組み
クレジットカードの利用残高を消費者金融などから借りたお金で一括返済し、その借入先へ毎月返済していく方法は、一般的に借り換えや債務の一本化と呼ばれることがあります。
例えば、クレジットカードで50万円の支払い残高があり、毎月7万円ずつ返済している場合、別の金融機関から50万円を借りてカードの支払いを終わらせ、その後は借入先へ毎月3万円ずつ返済するという形です。
毎月の支出額を抑えられるため、生活費に余裕ができる可能性があります。しかし、返済期間が長くなることで利息の負担が増えるケースもあります。
月々の返済額を減らすメリット
借り換えによって最も大きく感じやすいメリットは、毎月の返済負担を軽くできる点です。
例えば、毎月7万円のカード支払いが続いている状態では、家賃や生活費などを支払った後に余裕がなくなることがあります。毎月3万円の返済に変更できれば、短期的には家計を安定させやすくなります。
急な出費が発生した場合でも手元のお金を確保しやすくなるため、返済を続けるための環境を整えるという意味では有効な場合があります。
借り換えで注意すべき金利と総返済額
一方で、借り換えを検討するときに必ず確認したいのが金利です。クレジットカードの分割払いやリボ払い、カードローンなどは、それぞれ適用される金利が異なります。
例えば50万円を借りて毎月3万円ずつ返済する場合、単純に50万円を3万円で割れば約17回で返済できるように見えます。しかし、実際には利息が加わるため、返済回数や総支払額は変わります。
月々の支払いが楽になる代わりに、返済期間が長くなり、結果的に多くの利息を支払う可能性があることを理解しておく必要があります。
借り換えをする前に確認したいポイント
クレジットカードの支払いを別の借入に変更する前に、まず現在の支払い内容を整理することが重要です。
- 現在の利用残高はいくらあるか
- 分割払いやリボ払いの金利はいくらか
- あと何回支払いが残っているか
- 借り換え後の金利はいくらか
- 最終的な総返済額はいくらになるか
例えば、残り数か月で完済できる予定の場合、わざわざ新しい借入を作ることで返済期間が延び、負担が増えることもあります。
逆に、高い金利のリボ払いなどを利用している場合は、より低い金利の商品へ変更することで負担を軽減できる可能性があります。
返済計画を立ててから判断することが大切
借り換えを利用する場合は、「毎月いくら払えるか」だけではなく、「いつまでに完済できるか」まで考えることが大切です。
例えば、毎月3万円なら無理なく払えるとしても、完済まで数年間かかる場合、その間ずっと利息が発生します。余裕がある月には追加返済を行うなど、早めに返済する計画を立てることで負担を減らせます。
また、借入によって一時的に支払いが楽になった後、再びクレジットカードを使いすぎてしまうと、借金が増える可能性があります。借り換え後の利用管理も重要です。
他の選択肢も比較して検討する
支払いが苦しい場合、必ずしも新たな借入だけが解決方法ではありません。
カード会社によっては支払い方法の変更や返済相談を受け付けている場合があります。また、家計を見直して固定費を減らすことで、返済に回せる金額を増やせることもあります。
返済が難しい状況が続いている場合は、早めに専門家へ相談することも選択肢になります。問題が大きくなる前に対応することで、より多くの解決方法を検討できます。
まとめ|カード支払いの借り換えは総額を確認して判断する
クレジットカードの支払いを消費者金融などで一括返済し、毎月の返済額を下げる方法は、家計を一時的に楽にする効果があります。
しかし、金利や返済期間によっては総支払額が増える可能性もあるため、月々の返済額だけで判断するのは危険です。
借り換えを検討する場合は、現在の残高、金利、完済までの期間、総返済額を比較し、自分の生活状況に合った返済計画を立てることが大切です。

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