タイムズポイント・ひろぎんポイントへ他社ポイントから移行できる?交換ルートと注意点を解説

決済、ポイントサービス

複数のポイントサービスを利用していると、余っているポイントを普段使うサービスへ集約したくなることがあります。そこで気になるのが、他社で貯めたポイントを「タイムズポイント」や広島銀行の「ひろぎんポイント」へ移行できるのかという点です。

ポイント交換では「AポイントからBポイントへ交換できる」からといって、逆方向の「BポイントからAポイントへ交換できる」とは限りません。特にタイムズポイントとひろぎんポイントは、公式に案内されている交換サービスを見ると、他社ポイントから集めるより、自サービスで貯めたポイントを他社ポイントへ出す方向の交換が中心です。

交換先は追加・終了されることがあるため、この記事では2026年8月時点で確認できる公式情報を基に、タイムズポイントとひろぎんポイントの交換ルートを整理します。

タイムズポイントへ他社ポイントを移行できる?

タイムズクラブの公式サイトでは、貯めたタイムズポイントを提携先のマイルやポイントへ移行する「ポイント移行サービス」が提供されています。しかし、これは基本的にタイムズポイントから他社サービスへ移行する仕組みです。[参照:タイムズクラブ ポイント移行サービス]

2026年8月時点の公式ページで案内されている主な移行先は、WESTERポイント、OSAKA PiTaPaポイント、JALマイルです。例えばWESTERポイントには300タイムズポイントから交換でき、300タイムズポイント=300 WESTERポイントとして案内されています。

一方、公式のポイント移行サービス上では、一般的な共通ポイントやポイント交換サイトからタイムズポイントへ入れる方向の交換先は確認できません。したがって「余っている他社ポイントをタイムズポイントに集約する」という使い方は、少なくとも公式に公開されている通常のポイント移行サービスでは難しいと考えたほうがよいでしょう。

タイムズポイントは何に交換できる?

タイムズポイントは他社ポイントから集めるというより、タイムズ関連サービスで貯めて、そのまま利用したり別のポイントへ交換したりする使い方に向いています。

公式サイトでは、タイムズパーキングや予約制駐車場「B」、レンタカーなどで1ポイント=1円として利用できるサービスがあります。このほかタイムズカー、商品券・デジタルギフトなどにも利用できます。[参照:タイムズポイントをつかう]

利用・交換先 主な内容
タイムズパーキング 1ポイント=1円として利用できる対象あり
予約制駐車場B 1ポイント=1円として利用
レンタカー 1ポイント=1円として利用できる対象あり
WESTERポイント 300ポイントから移行
OSAKA PiTaPaポイント 400タイムズポイントから移行
JALマイル 400タイムズポイント=200マイルから移行

また、タイムズポイントには有効期限があり、公式案内では獲得日から翌年10月31日までとされています。ポイントを貯めたままにしている場合は失効日にも注意が必要です。[参照:タイムズポイントの交換と有効期限]

ひろぎんポイントへ他社ポイントを移行できる?

ひろぎんポイントは、広島銀行との取引などによって貯まるポイントサービスです。給与・年金の受け取り、キャッシュレス決済、金融商品やローンなど、所定の取引条件に応じてポイントが付与されます。利用にはひろぎんアプリへの口座登録などが必要です。[参照:広島銀行 ひろぎんポイントサービス]

こちらも公式サービスの中心は「ひろぎんポイントを他社ポイントへ交換する」方向です。2026年8月時点で公開されている公式情報では、他社の共通ポイントをひろぎんポイントへ移す通常の交換サービスは確認できません。

つまり、楽天ポイントやVポイント、Pontaポイントなどを保有していても、それらを逆方向にひろぎんポイントへ戻せるとは限りません。実際、Vポイント側の案内では「ひろぎんポイント→Vポイント」の交換には対応していますが、Vポイントからひろぎんポイントへは交換できないことが明記されています。

ひろぎんポイントからは複数の共通ポイントへ交換できる

ひろぎんポイントは「入ってくるポイント」というより、広島銀行の利用で貯めたポイントを好きなサービスへ振り分ける仕組みとして考えると分かりやすいでしょう。

広島銀行の公式情報では、貯めたひろぎんポイントを主要な共通ポイントや地域企業が提供するポイントなどへ交換できるほか、普通預金口座へのキャッシュバックも用意されています。最低交換ポイントは原則100ポイントからで、交換単位も100ポイントとなっています。ただしPayPayポイントなど一部は条件が異なります。[参照:広島銀行 ひろぎんポイントサービス]

交換先には楽天ポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、WESTERポイントなどがあります。交換レートは必ずしも1対1ではなく、交換先やキャンペーンによって変わります。

例えばPonta公式サイトでは、ひろぎんポイント1ポイントからPontaポイント0.9ポイントへの交換が案内されています。[参照:Ponta ひろぎんポイントからの交換]

WESTERポイントは両サービスに共通する交換先

タイムズポイントとひろぎんポイントを両方利用している場合、注目したいのがWESTERポイントです。2026年8月時点では、タイムズポイントとひろぎんポイントの双方からWESTERポイントへの交換ルートが公式に用意されています。

タイムズポイントでは300タイムズポイント=300 WESTERポイントから交換可能です。一方、ひろぎんポイントもWESTERポイントへの交換に対応しており、通常時の交換比率は100ひろぎんポイント=90 WESTERポイントと案内されています。

つまり「タイムズポイントとひろぎんポイントを相互交換する」ことはできなくても、それぞれを共通のWESTERポイントへ集約するという使い方は可能です。ポイントをまとめること自体が目的なら、このような共通の交換先を探す方法が実用的です。

ポイント交換では「逆ルートがある」と思い込まないことが重要

ポイント交換で非常によくある誤解が、A→Bの交換ルートを見つけて「B→Aもできるだろう」と考えてしまうことです。ポイント交換は原則として方向ごとに別のサービスなので、片方向だけというケースが珍しくありません。

例えば、ひろぎんポイントからVポイントへ交換できても、Vポイントからひろぎんポイントへ戻せるわけではありません。同様に、タイムズポイントからJALマイルへ交換できることは、JALマイルからタイムズポイントへ交換できることを意味しません。

また「A→B→C」と中継すれば目的のポイントへ到達できそうに見えても、BからCへの交換が終了していたり、交換レートによってポイント価値が大幅に減ったりすることがあります。交換を実行する前に、入口から出口まで現在も利用できるかを各サービスの公式サイトで確認することが大切です。

ポイントをまとめたいなら目的から逆算する

タイムズポイントやひろぎんポイントそのものへ集めることが難しい場合でも、「何のためにポイントをまとめたいのか」を考えると別の方法が見つかります。

例えば駐車料金に使いたいなら、タイムズポイントはタイムズ関連サービスで直接利用する方法があります。鉄道や西日本エリアで使いたいのであれば、双方から交換できるWESTERポイントへ集約する方法が候補になります。

現金に近い形で利用したい場合、ひろぎんポイントでは一定の条件で普通預金へのキャッシュバックも用意されています。このように「特定ポイントへ集約する」ことだけにこだわらず、最終的に使いたいサービスから交換ルートを考えると無駄が少なくなります。

まとめ:タイムズ・ひろぎんへの移行より「共通の交換先」を探すのが現実的

2026年8月時点の公式情報を確認すると、タイムズポイントとひろぎんポイントはいずれも、他社の主要ポイントから自由に移行して集約するタイプのポイントサービスではありません。基本的には、それぞれのサービスで貯めたポイントを他社ポイントなどへ交換する方向が中心です。

タイムズポイントはWESTERポイント、OSAKA PiTaPaポイント、JALマイルなどへの移行が可能です。ひろぎんポイントは楽天ポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、WESTERポイントなど複数の交換先が用意されています。

特にWESTERポイントは両者から交換できるため、タイムズポイントとひろぎんポイントを一つにまとめたい場合の共通の受け皿になります。ポイント交換先やレートは変更されることがあるため、実際に交換するときにはタイムズクラブと広島銀行の公式ページで最新条件を確認してから申し込むのが確実です。

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