社会人になって数年が経つと、周囲の貯金額や資産形成状況が気になり始める人は少なくありません。特にSNSなどで同世代の貯金報告を見ると、自分だけ遅れているように感じて不安になることもあるでしょう。しかし、貯金額だけで将来性や経済状況を判断することはできません。この記事では、20代前半で貯金が少ない人の現状や考え方、今後の家計改善のポイントについて解説します。
23歳で貯金がほぼゼロの人は珍しくない
社会人2年目や3年目の段階では、まだ十分な貯蓄ができていない人も少なくありません。
就職後は引っ越し費用、家具家電の購入、交際費、趣味への支出などが重なり、思うようにお金が残らないケースもあります。
また、同じ23歳でも実家暮らしと一人暮らしでは貯蓄ペースに大きな差が生まれます。そのため、単純に他人と比較することにはあまり意味がありません。
貯金と資産形成は別で考えることが大切
現金の貯金が少なくても、積立投資を継続している場合は全く何も準備していない状態とは異なります。
例えば積立NISAなどで毎月投資を行っている場合、そのお金は将来に向けた資産形成として積み上がっています。
現金預金が少ない=資産がゼロではありません。まずは自分の資産全体を把握することが重要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現金預金 | すぐに使えるお金 |
| 積立NISA | 長期運用を前提とした資産 |
| その他投資 | 将来の資産形成 |
ただし生活防衛資金は意識したい
一方で、投資をしていても現金が全くない状態はリスクがあります。
急な病気やケガ、転職、家電の故障など予想外の出費は誰にでも起こり得ます。
一般的には生活費の3か月〜6か月分程度を現金で確保できると安心感が高まると言われています。
例えば毎月15万円で生活している場合は45万円〜90万円程度を目標に少しずつ貯めていく方法があります。
同棲中だからこそ確認したいお金のバランス
同棲している場合、家賃や光熱費、食費などの負担割合によって実際の家計状況は大きく変わります。
現在の負担割合が収入に対して適正なのか、一度整理してみることも大切です。
例えば収入差がある場合には、完全な折半ではなく収入割合に応じて負担を分けるカップルも少なくありません。
お互いの将来設計や貯蓄目標について話し合うことで、不安が軽減されることもあります。
周囲と比較しすぎないための考え方
友人や同僚が余裕がありそうに見えても、実際の貯金額や家計状況は分からないものです。
SNSや日常会話では順調な部分だけが見えやすく、借金や支出の多さについては見えないこともあります。
そのため比較対象を他人ではなく、半年前や1年前の自分にする考え方が役立ちます。
毎月5,000円でも1万円でも資産が増えているなら、それは確実な前進です。
今から始められる貯蓄体質への改善方法
貯金が少ないことに不安を感じたら、まずは家計の見える化から始めましょう。
- 家計簿アプリを活用する
- 固定費を見直す
- 先取り貯金を設定する
- ボーナスの一部を貯蓄へ回す
- 生活防衛資金を優先的に確保する
特に給料日に自動で積立預金へ振り分ける先取り貯金は、多くの人が実践している方法です。
無理に大きな金額を目指すより、継続できる金額から始める方が成功しやすいでしょう。
まとめ
23歳の社会人2年目で貯金がほぼゼロだからといって、直ちに深刻な状況とは限りません。特に一人暮らしや同棲生活を送りながら積立NISAを継続している場合は、すでに資産形成を始めている状態とも言えます。
ただし、急な出費に備えるための現金は少しずつ準備していくことが重要です。他人との比較に振り回されるのではなく、自分の収支と資産状況を把握し、できる範囲で貯蓄体質を作っていくことが将来の安心につながります。


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