再就職手当と失業保険(基本手当)は、同じ期間の給付を重複して受け取ることはできませんが、計算方法や給付タイミングによって混乱しやすい制度です。今回は、再就職手当の申請中や失業保険との関係についてわかりやすく解説します。
再就職手当と残日数の関係
再就職手当は、失業保険の受給残日数に応じて支給されます。就職日が決まった時点で残り日数がある場合、その残日数の一定割合(通常70%)が再就職手当として支給されます。
例えば、残日数66日のうち70%に相当する日数が再就職手当として支給され、残りは引き続き失業保険として受給可能です。
一度就職した後に退職した場合
就職日に1日でも出勤実績があると、その日の再就職手当は確定します。その後すぐ退職した場合でも、再就職手当の支給は影響を受けません。
残りの失業保険については、退職日以降の残日数をもとに再計算され、新たに失業手当を受給できます。
給付日と認定日の関係
失業保険は認定日ごとに支給されます。申請後の再就職手当は審査終了後に振込されますが、失業保険は通常通り認定日に合わせて給付されます。
申請中に失業保険を受給することはなく、再就職手当が振り込まれるタイミングと失業保険の最後の給付日を混同しないよう注意が必要です。
実務上の目安
今回のケースでは、再就職手当の審査終了が6月中旬であれば、残りの失業保険も同時期に給付される可能性が高いですが、正確な日付はハローワークの認定日および処理状況によります。
早期に再就職を希望する場合は、最後の給付日を確認したうえで次の就職活動を進めると安心です。
まとめ
再就職手当と失業保険は給付の仕組みが異なりますが、基本は残日数に応じて計算されます。就職・退職のタイミングや認定日によって支給スケジュールが変動するため、ハローワークで正確な日付を確認することが重要です。混乱を避けるため、申請書や認定日を整理して管理しましょう。


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