25歳の企業型確定拠出年金(企業型DC)は株式100%でも大丈夫?外国株式70%・国内株式30%の配分を解説

年金

企業型確定拠出年金(企業型DC)では、自分で運用商品を選ぶ必要があります。特に20代の場合、老後までの運用期間が長いため、株式中心の積極的な運用を選択する人も多くいます。この記事では、25歳から企業型DCで「外国株式インデックスファンド70%・国内株式インデックスファンド30%」で運用する場合の考え方やメリット、注意点について解説します。

25歳の企業型DCで株式中心の運用をする意味

企業型確定拠出年金は、基本的に60歳以降の受け取りを目的とした長期投資制度です。そのため、20代で加入している場合は30年以上の運用期間が期待できます。

長期投資では、短期間の価格変動よりも、時間をかけて資産を成長させることが重要になります。そのため、若い世代では債券よりも株式の比率を高める考え方があります。

例えば25歳で運用を開始した場合、途中でリーマンショックや金融危機のような大きな下落が発生しても、定年までには回復する時間があります。長期運用では、この時間的な余裕が大きなメリットになります。

外国株式70%・国内株式30%の配分はどのような特徴があるか

外国株式インデックスファンド70%、国内株式インデックスファンド30%という配分は、株式中心でありながら日本市場にも一定割合を持つバランス型の運用と言えます。

投資先 割合 特徴
外国株式 70% 米国など世界の成長企業へ投資できる
国内株式 30% 日本企業の成長や円資産を保有できる

外国株式の割合が高いため、世界経済の成長を取り込むことを狙った運用になります。一方で、日本円で生活する人にとって国内株式を30%程度含めることで、為替変動の影響を少し抑える効果も期待できます。

外国株式インデックスファンドを多くするメリット

世界の株式市場では、米国を中心とした海外企業の成長が大きな割合を占めています。外国株式インデックスファンドを組み入れることで、日本だけではなく世界中の企業へ投資できます。

例えば、日本企業だけに投資している場合、日本経済が低迷した際には資産全体が影響を受ける可能性があります。しかし、外国株式を含めることで投資先を世界へ分散できます。

また、インデックスファンドは市場全体に幅広く投資するため、個別企業を選ぶ必要がなく、長期積立との相性が良い商品です。

株式100%運用で注意すべきポイント

株式中心の運用には大きな成長が期待できる一方で、短期間では大きく値下がりすることがあります。

例えば、株式市場が急落した場合、企業型DCの評価額が一時的に20%や30%以上減少することもあります。しかし、確定拠出年金では途中で売却して利益を確定する必要はなく、長期間保有することが前提です。

重要なのは、下落時に不安になって売却してしまわないことです。株式中心の運用を選ぶ場合は、価格変動に耐えられる心理的な準備も必要になります。

25歳ならどのような企業型DCの商品選びを考えるべきか

25歳の場合、運用期間が非常に長いため、短期的な値動きよりも低コストで長く続けられる商品を選ぶことが重要です。

確認したいポイントは、信託報酬などの手数料、投資対象地域、インデックスの種類です。同じ外国株式ファンドでも、米国中心なのか、先進国全体なのか、新興国を含むのかによって特徴が変わります。

例えば、全世界株式型の商品であれば世界全体へ分散できますし、外国株式インデックスであれば先進国を中心とした成長を狙う形になります。自分がどのようなリスクを取りたいかで選択肢は変わります。

配分を変更するタイミングはいつが良いのか

企業型DCでは、一度決めた配分を一生変えられないわけではありません。年齢やライフステージに合わせて見直すことも可能です。

若いうちは株式比率を高め、定年が近づいたら債券など値動きの小さい資産を増やすという考え方もあります。

例えば40代や50代になり、受け取り時期が近づいた場合には、大きな下落によって資産を減らすリスクを抑えるため、運用商品の配分を調整する人もいます。

まとめ|25歳の企業型DCでは長期目線で商品を選ぶことが大切

25歳から企業型確定拠出年金を始める場合、外国株式70%・国内株式30%のような株式中心の配分は、長期的な資産成長を目指す運用方法の一つです。

ただし、株式中心の運用は短期間で大きな値下がりが起こる可能性もあります。そのため、自分が下落局面でも継続できるかを考えることが重要です。

企業型DCは長期間運用する制度だからこそ、短期的な相場の変化に一喜一憂せず、低コストの商品を長く持ち続ける姿勢が資産形成につながります。

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