PayPayアプリに登録された複数のクレジットカード情報。特に、古いカードを解約したのにアプリ上で削除できず困った経験はありませんか?本記事では、PayPayカードを解約した後にアプリからカード情報を削除できない場合の対処法を詳しく解説します。
PayPayにおけるカード登録の仕組み
PayPayでは、本人確認済みアカウントで最大6枚のクレジットカードを登録できます。その中でも「PayPayカード」はPayPayの公式カードとして特別に扱われ、登録解除の方法が一般のクレジットカードとは異なります。
通常のVisaやMastercardなどのカードであれば、[支払い管理]→[カードの管理]からゴミ箱アイコンで削除が可能ですが、PayPayカードはこの手順では削除できないことがあります。
PayPayカードの削除ができない理由
PayPayカードをアプリに登録すると、アカウントと連携され「自動的に本人確認済み支払い手段」として優先設定されることがあります。そのため、解約したカードであってもシステム上はデータが残り続けることがあり、ゴミ箱アイコンが表示されないのはこの仕様によるものです。
また、削除対象のカードが過去にPayPay残高チャージや支払いの「メインカード」として利用されていた場合は、削除ボタンが表示されないこともあります。
解決策① カードの選択と優先設定を変更する
まずは現在使用中のPayPayカードを「メインカード」に再設定しましょう。以下の手順で変更できます。
- PayPayアプリを起動
- [支払い方法の管理]をタップ
- 新しいPayPayカードを選び「メインカードとして設定」
これにより、旧カードに紐づいた優先設定が外れ、削除が可能になる場合があります。
解決策② PayPayサポートへの問い合わせ
上記手順でも削除できない場合、PayPayカスタマーサポートに問い合わせるのが最も確実です。解約済みカードの削除処理を内部で手動対応してくれることがあります。
PayPay公式ヘルプページから「お問い合わせ」→「カードの登録・削除」などを選んでチャットやメールで問い合わせましょう。
事例:解約後のカード削除ができたケース
例:AさんはPayPayカードを2枚発行し、古いカードを解約後もアプリに残った状態で困っていました。新しいカードを優先設定しても削除できず、サポートに連絡したところ、2営業日以内に旧カードのデータ削除処理が完了しました。
このように、PayPayカードは通常のカードと削除手順が異なるため、手順を知っておくことが大切です。
注意点:PayPayカード以外の登録カードについて
PayPayカード以外のクレジットカードであれば、通常は削除が可能です。登録カード一覧から、ゴミ箱アイコンが表示されていれば自由に削除できます。逆に削除できない場合は以下の状況が考えられます。
- チャージ元に設定されている
- メイン決済カードに指定されている
- 決済中の取引履歴が残っている
これらを確認したうえで削除を試みましょう。
まとめ:PayPayカード削除は仕様に注意が必要
PayPayカードは、解約後でもアプリに情報が残る仕様になっており、通常の方法では削除できないことがあります。その場合は、優先設定を変更したり、PayPayサポートに連絡することで解決が可能です。
トラブルを避けるためにも、カードの削除がうまくいかないときは、早めに公式ヘルプを活用しましょう。
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