自宅トイレを使わずに外で排便したら年間いくら節約できる?水道光熱費から徹底試算

家計、節約

光熱費や生活費の見直しをしている中で、ふと気になるのが「トイレ使用によるコスト」。もし自宅のトイレを使わず、外出先のトイレで排便し続けたら、どのくらいの節約につながるのでしょうか?本記事では、その疑問に対し、水道・電気・消耗品などをもとに徹底的に試算してみました。

自宅トイレ1回あたりのコストとは

まず、家庭用のトイレ1回の使用にかかるコストを見てみましょう。一般的な節水型洋式トイレでは、大1回につき約6リットルの水を使います。上下水道料金を1リットルあたり0.24円とすると、1回の水道代は約1.44円。

さらに、温水便座の電気代を含めると、1回あたり電気代は約0.3~0.5円。トイレットペーパーなどの消耗品も含め、1回あたり約3円程度と見積もることができます。

1日1回外出先で排便した場合の年間節約額

仮に自宅のトイレで排便せず、1日1回外で済ませるとしましょう。1回あたり3円の節約 × 365日で、年間約1,095円の節約になります。

もちろん、実際には水道代の地域差やトイレットペーパーの使用量、温水便座の稼働状況などで多少前後しますが、おおよそ年間1,000円前後の節約が期待できます。

節約効果は限定的?他にも注目すべき視点

とはいえ、年間で約1,000円程度の節約に留まるため、大きな家計の改善にはつながりにくいのが現実です。さらに、外出先での排便を意識的に行うためには、スケジュール調整や移動の制約も伴います。

また、毎回清潔で安全なトイレに出会えるとは限らず、快適性や精神的な負担も考慮すべきでしょう。

実際に節約を狙うなら他の固定費を見直す方が効率的

トイレコストを見直すよりも、より大きな効果を得られるのが電気代や通信費の見直しです。たとえば契約プランの見直しや使わないサブスクの解約など、月に数千円~1万円の節約も十分可能です。

水道代の節約を目指すなら、シャワーヘッドの交換や洗濯頻度の見直しの方が効果的な場合もあります。

公共施設のトイレを使うことのマナーと注意点

節約目的であっても、外出先のトイレ利用にはマナーも重要です。特にコンビニやカフェなど、商品を購入しない利用はお店側の好意に頼る形となるため、最低限の買い物や一言の声かけを心がけるとトラブルを避けやすくなります。

駅や公園など、公共トイレが使える場所を上手に活用することが現実的な方法です。

まとめ:節約額は小さいが意識の積み重ねが大切

自宅での排便を控え、外で済ませた場合の年間節約額は約1,000円前後にとどまります。決して無視できる額ではありませんが、生活スタイルやストレスとのバランスも重要です。

トイレ以外の光熱費や固定費の見直しとあわせて、小さな節約を積み重ねていくことが、長期的な家計改善につながります。

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