「Amazonから毎月550円がクレジットカードから引き落とされているけど、心当たりがない」——このような状況に不安を感じる方は少なくありません。特に毎月同じ日に同額が引き落とされている場合、それは定期的なサブスクリプション契約が原因の可能性があります。この記事では、原因の特定方法から解約手続きまでを丁寧に解説します。
考えられる550円の引き落としの正体とは?
Amazon関連で「毎月550円」という金額が引き落とされるケースで代表的なのは以下のサービスです。
- Amazon Kids+(旧FreeTime Unlimited):子ども向けの定額コンテンツサービス。
- 一部Kindle Unlimitedキャンペーンの延長課金:特価後の通常課金に移行している可能性あり。
- アプリ経由のサブスクリプション(Amazon経由決済):Amazon Appstore経由の課金も請求元がAmazon表記になります。
どれも最初は「無料体験」や「お試しキャンペーン」から始まり、ユーザーの意図しないまま自動更新されてしまうケースがあります。
Amazon公式サイトで請求内容を確認する方法
まずはAmazonのアカウントサービスから現在の契約状況をチェックしましょう。
- Amazonにログイン
- 画面右上の「アカウント&リスト」→「お客様のメンバーシップおよび購読」へアクセス
- 「Amazonサブスクリプション管理ページ」で契約中のサービスを確認
また、注文履歴ページで該当する月の「デジタル注文」を選ぶと、購入履歴に載らないサブスク型の請求も見つかることがあります。
クレジットカード明細でも確認できることがある
カード明細では、請求元が「AMAZON CO JP DIGITAL」や「AMAZON SERVICES」といった形で記載されることが多く、サービス名までは表示されないことがあります。逆にこのような記載があれば、Amazon関連のデジタルサービスが原因である可能性が高いです。
不審な場合は、カード会社に問い合わせれば請求元の内訳や登録時の情報を確認できる場合もあります。
不正利用の可能性もゼロではない
もし自分では絶対に登録した覚えがない場合、第三者によるアカウント不正利用の可能性もあります。この場合は以下の対応をおすすめします。
- Amazonのカスタマーサービスにすぐ連絡
- パスワードを変更し、2段階認証を設定
- クレジットカードの停止・再発行を検討
不正と判断されれば、Amazon側で返金対応してもらえるケースもあります。
解約・キャンセル手続きの流れ
契約内容が判明したら、不要なサブスクリプションは解約しましょう。以下は代表的なサービスの解約方法です。
- Amazon Kids+:アカウントサービス → メンバーシップの管理 → 解約
- Kindle Unlimited:アカウントサービス → お客様のKindle Unlimited → メンバーシップを管理 → 解約
- その他のサブスク:サブスクリプション管理ページ内で「定期購読のキャンセル」を選択
キャンセル後も、支払い済み期間中は利用できる場合が多いため、解約タイミングも確認しましょう。
まとめ:まずは「Amazonのサブスク一覧」から確認を
毎月550円の引き落としに心当たりがない場合は、焦らずAmazonアカウントの「メンバーシップと購読」から確認を始めてみましょう。大半は自動更新されたサブスクリプションサービスが原因です。
原因が分かればすぐに解約も可能ですし、もし不正利用の可能性があるなら速やかにAmazonとカード会社に相談しましょう。月額課金は小さな金額でも放置すると長期的に大きな出費になりかねません。定期的なチェックが大切です。
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