PayPay銀行を利用していて、ログインパスワードが失効し、さらにワンタイムパスワードを表示するためのトークンアプリのパスワードまで使えない――そんな緊急事態に遭遇することもあります。本記事では、「両方のパスワードが失効してログインできない」という状況から復旧するためのステップと、トラブル防止策について丁寧に解説します。
なぜパスワードが失効するのか?
PayPay銀行のパスワードは、一定期間ログインがなかった場合や、誤入力の連続などでセキュリティ保護の観点から失効することがあります。トークンアプリ(ワンタイムパスワードアプリ)も同様に、アプリの設定やスマホの初期化、機種変更時の再設定ミスで利用不可になるケースがあります。
このような状態では、ログインやパスワード再設定に必要なワンタイムパスワードを表示できないため、通常の手段では解決できません。
トークンアプリが使えないときの基本対処法
まず最初に取るべき対応は、「トークンアプリの初期化または再発行の申請」です。以下の方法で進めましょう。
- PayPay銀行公式サイトにアクセス
- トップページの「お客さまサポート」→「トークン紛失・故障時の手続き」へ
- 「ワンタイムパスワード利用解除申請」フォームから申請
なお、この手続きには本人確認書類(運転免許証など)のアップロードが必要です。提出後、2〜3営業日程度で解除手続きが完了します。
ワンタイムパスワードが使えないと再設定できない理由
PayPay銀行では、ログインパスワードや取引パスワードの再設定時に、必ずトークン(ワンタイムパスワード)の入力が必要です。これにより第三者による不正操作を防いでいます。
そのため、トークンアプリ自体が使えないと再設定すらできず、先に「トークンの解除・初期化」を申請する必要があります。
電話での問い合わせ先(緊急時はこちら)
スマートフォンやパソコンからの対応が困難な場合は、PayPay銀行カスタマーセンターに直接問い合わせをしましょう。
連絡先 | 受付時間 |
---|---|
0120-369-226(通話無料) | 平日9:00〜17:00 |
03-6739-5000(有料) | 携帯・IP電話からも可 |
本人確認のために、氏名・生年月日・登録電話番号・口座番号などが必要になります。
トラブルを未然に防ぐには
こうしたトラブルを回避するためには、以下の対策が有効です。
- 定期的にログインしてパスワードの有効性を維持する
- パスワードをメモ帳アプリなどではなく、パスワードマネージャーに保管
- スマホの機種変更時は、必ず旧端末でトークンアプリを解除してから新端末に移行
また、万が一のためにPayPay銀行の登録メールアドレスや電話番号も定期的に確認・更新しておきましょう。
まとめ:トークンとパスワードが使えない時は、まずは公式手続き
PayPay銀行のトークンアプリとパスワードの両方が使えない場合でも、公式サイトからの解除申請または電話連絡で対応可能です。焦らず手順通りに申請を行いましょう。
トラブルを防ぐには、ログイン習慣や設定の見直しが大切です。今後に備えて、バックアップの体制もしっかり整えておきましょう。
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