【2025年最新版】パートで月収10万円超えたら社会保険は必要?扶養・勤務時間・手続きの判断ポイント

社会保険

パートで働いていて、最近月収が10万円を超えてきた方は「社会保険に入るべき?扶養は外れるの?」と悩む場面も増えてきます。特に勤務時間が6.5時間ほどと中途半端な場合、何を基準に考えればよいか判断が難しいところです。本記事では、パート勤務における社会保険加入の基準や、扶養から外れるライン、自分から申告するべきかどうかを詳しく解説します。

パートが社会保険に入る条件とは?

パートであっても、一定の条件を満たすと社会保険(健康保険・厚生年金)への加入が義務付けられます。以下が2025年時点での主な加入条件です。

  • 週の所定労働時間が20時間以上
  • 月収が88,000円以上(年収約106万円以上)
  • 勤務先の従業員数が51人以上(※2024年10月以降は51人未満でも義務化対象拡大)
  • 雇用期間が2ヶ月以上見込まれる
  • 学生ではない

このうち、月収10万円超えであれば収入要件はクリアしていると考えられます。

扶養内にいる場合、どのタイミングで外れる?

親の扶養に入っている場合、年収が130万円を超える見込みになると、健康保険の扶養から外れる必要があります。ただし、勤務先の条件を満たしていれば130万円未満でも自身で社会保険加入が義務づけられる場合もあります。

親の扶養に残れるかどうかは、働き方・年収・勤務先の規模によって変わりますので、勤務先の労務担当や社会保険窓口への相談が安心です。

勤務時間6.5時間は社会保険的にどうなのか

たとえば、1日6.5時間・週4日働いている場合は、週26時間の労働となり、「週20時間以上」という条件はクリアしています。月収10万円超えもしていれば、社会保険の加入対象になる可能性が非常に高いといえるでしょう。

また、将来的に時間を増やす方向で相談しているのであれば、雇用契約書や労働条件通知書の内容にもよりますが、見込みによっても加入義務が発生することがあります。

会社から言われるまで待つ?それとも自分から?

基本的には、社会保険の加入義務は会社側にあるため、本来は会社が要件を満たしたタイミングで手続きを行う必要があります。

しかし、現場によっては見落とされる・遅れる・対応が不十分なケースもあり得ます。加入条件に心当たりがある場合は、自分から確認・相談するのがベストです。

親の扶養に影響?保険料が上がる理由とは

親から「最近保険料が上がった」と言われた場合、あなたの年収が扶養基準を超えた影響かもしれません。

親の勤務先の健康保険組合では、被扶養者の年収状況に応じて保険料の加算や扶養認定の見直しが行われることがあり、あなたが扶養ラインを超えると、保険料の見直しや扶養削除の手続きが必要になるケースもあります。

まとめ:パートでも10万円超なら社会保険を意識すべき

パートで月収が10万円を超え、週20時間以上勤務している場合は、社会保険の加入義務が発生している可能性が高いです。勤務先の規模や契約内容も関係しますが、判断が難しいときは自分から相談するのが安心です。

将来の保障や年金受給にも関わる重要なことなので、制度を正しく理解し、自分の働き方に合った手続きを行いましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました