月いくら貯金できる?新卒2年目・手取り21万円でも堅実に貯める家計管理術

家計、節約

手取り21万円前後で家賃補助あり。食事も社食中心、ファッションは低コスト志向。このような環境ならば、堅実に貯金を増やすチャンスがしっかりとあります。本記事では、23歳・大手マスコミ勤務の事務職という想定をもとに、リアルな支出と貯金の可能額を分かりやすく解説します。

月の収入と可処分所得を整理する

まずは基本となる収入状況をおさらいします。

  • 月収:29~29.5万円
  • 手取り:21~21.5万円
  • 家賃:会社契約で手取りから3.2万円差引き → 残額18万円程度
  • ボーナス:年間130万円

つまり、実質的に毎月使えるのは18万円という計算になります。この18万円のなかで生活費をまかないつつ、貯金に回していくことになります。

支出の内訳とバランスを見直す

支出の想定は以下の通り。

  • 食費:3.5万円(社食1.8万+外食1万+自炊0.7万)
  • 水道光熱費:1万円
  • クリーニング:5000円
  • 携帯代:5000円
  • コンタクト代:3000円

ここまでで合計約5.8万円。ほぼ固定費として計上できます。

その他の変動費(交際費、日用品、趣味娯楽など)を2~3万円に抑えた場合、月に8~10万円は貯金に回すことが可能です。

月ごとの貯金シミュレーション

仮に毎月8万円を貯金できたとすると、年間で。

  • 8万円 × 12カ月 = 96万円

これに加え、ボーナス130万円のうち半分を貯金に回せれば。

  • 130万円 × 50% = 65万円
  • 年間合計:96万+65万=161万円

このように、計画的に支出をコントロールできれば、20代前半でも年間100万円以上の貯金は十分に現実的です。

節約のヒントと自炊のすすめ

すでに社食と自炊の組み合わせでコストを抑えられているのは大きな強みです。自炊比率を高めることでさらなる節約が可能です。

例:
自炊1日1食→月7000円 → 週4回に増やすことで月5000円以下に圧縮

また、衣服費がほぼゼロとのことですが、買い足しのタイミングではセール活用やフリマアプリの活用も検討しましょう。

将来の資産形成に向けて意識すること

貯金が安定してきたら、NISAやiDeCoといった制度を利用して、将来の資産形成も意識したいところです。特に新NISAのつみたて枠を活用することで、効率的な運用が可能になります。

金融庁公式:新NISA制度とは

早い段階から習慣化することで、「貯める力」と「増やす力」を両立させましょう。

まとめ:20代からの堅実な貯金はライフプランの土台

現在の収入と支出バランスを見ると、23歳・社会人2年目でも、月に8万円程度の貯金は十分に可能です。年間100万円以上の貯金ペースを意識すれば、将来的な結婚・転職・マイホームなど、どんなライフイベントにも余裕をもって対応できます。

まずは「固定費を見直す」「変動費を記録する」「支出の予算を決める」この3つを軸に、楽しく貯金を積み上げていきましょう。

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