インターネットバンキングやスマホ決済の普及により、銀行間の振込は以前に比べて格段にスピードアップしています。しかし、状況によっては想定よりも着金が遅れることもあります。とくにNEOBANKなど新しい形態のバンキングサービスでは、仕組みを理解していないと不安になる場面もあるでしょう。この記事では、第一生命NEOBANKから他行(例:大垣共立銀行)への振込が遅れているケースにおいて、考えられる原因と対応の流れを解説します。
第一生命NEOBANKとは?仕組みと振込処理の流れ
第一生命NEOBANKは住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK」プラットフォームを利用した銀行サービスで、第一生命の顧客向けに提供されています。通常のネットバンク同様、振込は即時処理されるケースが多いですが、提携や処理システムによっては多少のタイムラグが生じることもあります。
振込指示を行うと、まずNEOBANK側で処理が完了し、その後、受取銀行(この場合は大垣共立銀行)での受け入れ処理が行われます。この2段階の処理により、多少のタイムラグが発生することがあります。
振込に時間がかかる主な原因
- 銀行間のシステム処理のタイムラグ:NEOBANKから出金されたタイミングと、受取銀行で着金処理が完了するまでに時間差がある。
- 振込集中時間帯の影響:月末・月初・午前中などは処理件数が多く、処理に時間を要することがある。
- 週末・祝日・銀行営業時間外:リアルタイム入金でない場合、翌営業日の反映となるケースも。
例えば、午前9時過ぎに振込を行ったとしても、その後の処理に1〜2時間かかることは珍しくありません。
まず確認すべきポイント
焦って受取側の銀行に問い合わせる前に、以下をチェックしましょう。
- NEOBANK側のアプリ・明細で「振込完了」と表示されているか
- 振込先口座の番号に誤りがないか
- 受取銀行(大垣共立銀行)のシステムメンテナンス情報などが出ていないか
これらがすべて正しい場合、少し時間を置いてから再確認するのが得策です。
それでも反映されない場合の対応手順
1時間以上経っても着金しない場合は、念のため以下の対応をとりましょう。
- 第一生命NEOBANK(住信SBIネット銀行)へ問い合わせ:振込処理が正常に完了しているか確認可能。
- 受取側(大垣共立銀行)へ照会:着金処理が保留になっていないか確認。
特に急ぎの入金が必要な場面では、双方の銀行に連絡し、処理状況を確認することが有効です。
過去に似た事例があった場合
通常は10〜20分で着金していたという体験があっても、システムの混雑やタイミングによっては、想定外に時間がかかることもあります。特定の時間帯や日付で同様の遅延が発生した事例も確認されており、あらかじめ余裕を持った振込が理想的です。
まとめ|慌てず状況を確認しよう
NEOBANKを通じた振込で反映に時間がかかることは、決して珍しいことではありません。振込済と表示されていれば、システム上のタイムラグである可能性が高く、慌てず数時間様子を見るのが基本です。必要であれば、送金元・受取側双方に確認することで状況がクリアになります。今後もネットバンキングを活用するためにも、振込タイミングにはゆとりを持って行動しましょう。
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