大学生の生活費は月いくら?家賃抜き10万円の支出は多いのかを徹底解説

家計、節約

大学生活を送る中で「生活費ってどれくらいかかるのが普通?」と気になる方は多いはずです。特に実家を離れて一人暮らしをしている学生にとっては、家賃以外の出費も無視できません。今回は家賃を除いた月10万円の生活費が多いかどうかを、実際のデータや大学生のリアルな声を交えて解説します。

大学生の平均的な生活費とは

文部科学省の「学生生活調査」や全国大学生活協同組合連合会の「学生生活実態調査」などによると、家賃を除いた一人暮らしの大学生の月々の生活費はおよそ7〜9万円程度が平均とされています。

内訳は以下のようになっています。

  • 食費:約25,000〜30,000円
  • 光熱費:約5,000〜10,000円
  • 通信費:約5,000〜7,000円
  • 交際費・趣味:約15,000〜25,000円
  • 衣類・雑費など:約5,000〜10,000円

こうして見ると、10万円は平均よりやや高めですが、決して「贅沢すぎる」という水準ではありません。

クリエイター活動の出費はどう捉えるべきか

イラストや動画制作、写真など趣味を兼ねたクリエイター活動は、将来への投資としても大変意義があります。このような活動費用を単純な「浪費」と捉えるのではなく、スキルアップの先行投資と考えるのは理にかなっています。

例えばAdobeのCreative Cloudのようなソフトは月額6,000円以上しますが、これが将来の副業や就職活動に繋がるなら十分な価値があるでしょう。

バイトで収入を賄えていれば基本的に問題なし

月10万円の出費に対して同額のアルバイト収入があるなら、経済的には大きな問題はないと言えます。むしろ、生活費を自力でカバーできているという点で非常に健全です。

ただし、無理をして学業や健康に支障をきたしては本末転倒なので、収入と支出のバランスには常に注意しましょう。

同世代の支出実例:大学3年女子Aさんのケース

東京都内在住のAさん(21歳)は、家賃抜きで月9万5千円ほどの生活費で暮らしています。彼女の月の内訳は以下の通り。

  • 食費:30,000円(自炊中心)
  • 交際費:15,000円
  • 衣類・美容:10,000円
  • 電気・ガス・水道:7,000円
  • 趣味・創作活動費:30,000円

「趣味費が多めだけど、未来への自己投資」と本人も語っており、創作活動でイベント出展をしたり、副収入が得られるようになったとのこと。

節約と自己投資のバランスを見直すポイント

将来に繋がる自己投資はとても大事ですが、定期的に以下のポイントを見直すことでムダ遣いを防ぐことができます。

  • サブスクや課金系サービスは使っていないものがないか
  • 食費をコンビニ中心にしていないか
  • クリエイター活動の道具が“買い足し癖”になっていないか

使い方を工夫すれば、自己投資の効果も高まり、生活の質も向上していきます。

まとめ:自分の価値観と目標を大切に

家賃を除いて月10万円の支出は、平均よりやや高めではあるものの「多すぎる」とは限りません。むしろ、収入内で支出をコントロールできており、自己成長につながる出費であればポジティブに評価できます。

これからも「何にどう使うか」を考えながら、お金との付き合い方を学んでいきましょう。将来のための準備が、今の生活の一部になっていること自体が素晴らしいことです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました