現金を使って他人のゆうちょ銀行口座に送金したい場合、どのような方法があるのでしょうか。本記事では、ゆうちょ銀行のATMを利用して現金で送金する方法と、それにかかる手数料について詳しく解説します。
現金での送金は可能か?
ゆうちょ銀行のATMでは、現金を使って他人の口座に送金することが可能です。ただし、送金先の口座が「振替口座」である必要があります。振替口座とは、記号が「0」から始まる口座のことを指します。
一方、送金先が「総合口座」(記号が「1」から始まる口座)の場合、現金での送金はできません。この場合、送金者自身がゆうちょ銀行の口座を持っている必要があります。
送金方法の種類と特徴
ゆうちょ銀行では、現金を使った送金方法として「通常払込み」と「電信払込み」の2種類があります。
- 通常払込み:現金を使って振替口座に送金する方法で、送金完了までに数日かかることがあります。
- 電信払込み:現金を使って総合口座または振替口座に即時送金する方法です。ただし、送金先が総合口座の場合、送金者自身がゆうちょ銀行の口座を持っている必要があります。
ATMでの送金手順
ATMを利用して現金で送金する場合の一般的な手順は以下の通りです。
- ATMの画面で「ご送金」または「払込み」を選択します。
- 「現金での送金」を選択し、送金先の口座情報(記号・番号)を入力します。
- 送金金額を入力し、確認画面で内容を確認します。
- 現金を投入し、送金を完了させます。
※ATMの機種や設置場所によって操作方法が異なる場合がありますので、画面の指示に従って操作してください。
手数料について
現金を使ってATMで送金する場合の手数料は以下の通りです。
送金金額 | 手数料 |
---|---|
5万円未満 | 152円 |
5万円以上 | 366円 |
※2024年1月22日以降、現金での送金にかかる追加手数料(110円)は廃止されました。
注意点
- ATMでの現金送金は、1回あたり10万円までとなっています。
- 送金先の口座情報は正確に入力してください。誤った情報を入力すると、送金が失敗する可能性があります。
- ATMの利用時間や手数料は、設置場所や曜日・時間帯によって異なる場合があります。
まとめ
ゆうちょ銀行のATMを利用すれば、現金を使って他人の振替口座に送金することが可能です。送金方法や手数料について理解し、正確な操作を心がけましょう。送金先が総合口座の場合は、送金者自身がゆうちょ銀行の口座を持っている必要がある点に注意してください。
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