現金を持ち歩かずスマートに移動したい方にとって、公共交通機関のキャッシュレス対応は気になるところです。この記事では、高知市内を運行する「とさでん交通バス」におけるPayPayをはじめとしたQRコード決済やICカードなどの対応状況について詳しくご紹介します。
とさでん交通バスとは?
高知県高知市を中心に運行されている「とさでん交通バス」は、地元の主要な公共交通手段のひとつで、通勤・通学・観光など幅広い利用があります。バス路線の多くは市内中心部や郊外の住宅地、観光地を結んでおり、利便性の高さが魅力です。
乗車方法は一般的な前乗り後降り方式で、降車時に運賃を支払います。
PayPayは使えるのか?
2024年現在、「とさでん交通バス」ではPayPayを含むQRコード決済には原則対応していません(一部イベントバスや貸切バス等を除く)。
バス車内での支払い方法は以下のとおりです。
- 現金(おつりあり)
- ICカード(ですか・ですかII)
- 交通系ICカード(全国相互利用対応:Suica、ICOCAなど)
そのため、PayPayを使用したい場合は、バス以外の交通手段や商業施設・タクシーなどを利用する必要があります。
ICカード「ですか」での乗車が便利
「とさでん交通」では、独自ICカード「ですか」または「ですかII」が導入されています。これらはバスや路面電車の乗車に使えるだけでなく、チャージ残高から自動的に支払われるため、非常にスムーズです。
また、「ですかII」は全国相互利用対応カードで、SuicaやPASMOなどと同じ感覚で使用できます。
観光客や一時利用者におすすめの方法
観光で高知を訪れる方には、1日フリー乗車券や交通系ICカードの利用がおすすめです。フリー乗車券は紙タイプですが、バスと電車が乗り放題で、特に市内観光を効率よく回るのに役立ちます。
また、主要駅やとさでん交通の窓口でICカードの購入やチャージが可能です。
PayPayを使いたいときは?
バス車内ではPayPayが使えないものの、とさでん交通の窓口や一部の関連施設、近隣の商業施設ではPayPayが使える場合があります。例えば、JR高知駅の周辺店舗や観光案内所などでの支払いに使えることもあるため、日常の買い物や食事では活躍します。
まとめ
高知市内の「とさでん交通バス」では現在PayPayによる支払いには対応していませんが、ICカード「ですか」や交通系ICカードでの支払いが便利です。現金しか使えない場面もあるため、事前に交通手段や支払い方法を確認しておくと安心です。キャッシュレス派の方は、併用できるICカードの活用がおすすめです。
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