クレジットカードをグレードアップした際、意外と見落としがちなのが「ポイントの扱い」です。特にJCBカードでは、JCBカードWからJCBゴールドへの切り替え時に、ポイントがどうなるのかを把握していないと、大切に貯めたポイントが消滅してしまう可能性も。この記事では、JCBカードの切り替え時におけるポイント管理の仕組みと注意点について詳しく解説します。
JCBカードの「カード切り替え」とは?
JCBでは、既存のカードからよりグレードの高いカード(例:JCBカードW → JCBゴールド)に切り替えることが可能です。この手続きは「切り替え(アップグレード)」と呼ばれます。
切り替えの際はカード番号や有効期限が変更されるだけでなく、カード会員番号自体が変更される可能性があるため、ポイントなどの会員情報の扱いにも注意が必要です。
Oki Dokiポイントの扱いはどうなる?
JCBカードで貯まる「Oki Dokiポイント」は、基本的に同一カード契約内で保持されますが、カードの種類が異なる場合(プロパーカード→提携カードなど)や、カード番号が変わる場合はポイントが引き継がれないことがあります。
たとえば、JCBカードWとJCBゴールドではカードの性質やシステムが異なるため、自動的にポイントが移行されないケースも報告されています。
ポイント移行の確認と事前対策
JCBの公式サポートに問い合わせることで、ポイント移行の可否や方法を事前に確認できます。場合によっては、切り替え申請時に「ポイントの引き継ぎを希望」と伝えることで、手動でのポイント移行が可能な場合もあります。
特にOki Dokiポイントが1,000ポイント以上貯まっている場合は、切り替え前に商品交換やキャッシュバックに利用しておくのも安全な選択です。
実際の事例:知らずにポイントが消滅してしまった人も
実際に、JCBカードWからゴールドに切り替えた際に、「ポイントが消えた」と驚いた人は少なくありません。JCBのWeb明細やMyJCBアプリを見ても、新しいカードには旧カードのポイントが反映されていない場合があり、初めての切り替えでは混乱しやすいです。
このようなケースを防ぐためには、切り替えの案内書やWebページにある「切り替え時の注意事項」をよく読み、必要であればJCBコールセンターへ事前に確認することが大切です。
ポイント以外にもある切り替え時の注意点
ポイントだけでなく、家族カード・ETCカード・QUICPayなどの付帯サービスも再発行が必要になることがあります。これらも旧カードに紐づいているため、自動的に移行されるとは限りません。
また、公共料金やサブスクサービスなどの支払い情報も新カードに更新しないと、支払い遅延につながる恐れがあるので注意しましょう。
まとめ:カード切り替え時はポイントの扱いを必ず確認しよう
JCBカードの切り替え時には、ポイントが自動的に移行されない場合があるため、事前の確認と対処が重要です。消滅リスクを防ぐには、ポイントの使い切りやサポートへの確認が効果的です。
カードをアップグレードしてサービスの質を向上させるのは良い選択ですが、大切なポイントを失わないためにも、切り替え手続きの前後でポイントの扱いをしっかりチェックしましょう。
コメント