自動車保険を選ぶ際、保険料の節約だけでなく、安全運転の意識向上も重要なポイントです。ソニー損保の「安全運転でキャッシュバックプラン」は、その両方を実現する新しいタイプの保険として注目されています。実際にこのプランを利用した体験談を交えながら、その特徴やメリット、注意点について詳しく解説します。
「安全運転でキャッシュバックプラン」とは
このプランは、専用のスマートフォンアプリ「GOOD DRIVE」を使用して日々の運転を記録し、安全運転のスコアに応じて保険料の最大30%がキャッシュバックされる仕組みです。スコアは主に「急ブレーキ」「急加速」「急ハンドル」「スマホ操作(ながら運転)」などが評価対象となります。
スコアに応じたキャッシュバック率は以下の通りです。
- Sランク(90点以上):30%
- Aランク(80〜89点):20%
- Bランク(70〜79点):10%
- Cランク(60〜69点):5%
- Dランク(59点以下):キャッシュバックなし
実際に利用してみた感想
実際に1ヶ月間このプランを利用したところ、特別に意識せずともSランクの100点を維持することができました。運転中に「事故を避けるための急ブレーキ」を一度行い、さらに助手席の人がスマホを操作していた際に「ながらスマホ」扱いでマイナス評価を受けましたが、それでもスコアに大きな影響はなく、100点を保てています。
このことから、よほど乱暴な運転や頻繁なスマホ操作をしない限り、高得点を取れる設計になっていると感じました。
利用時の注意点
このプランには特約保険料が上乗せされるため、損益分岐点があります。ソニー損保の説明によると、キャッシュバック率は保険料のうちリスクに応じた部分に適用され、その他の部分には適用されないため、保険料全体に対するキャッシュバック額の割合はご契約内容により異なります。
また、キャッシュバックを受けるためには以下の条件を満たす必要があります。
- 保険始期日より270日以上が経過していること
- 累積の計測時間が20時間以上であること
- キャッシュバック申請期間内に申請を行うこと
まとめ
ソニー損保の「安全運転でキャッシュバックプラン」は、安全運転を心がけることで保険料の節約ができる魅力的なプランです。実際に利用してみて、高得点を取るのはそれほど難しくなく、日々の運転を見直す良いきっかけにもなりました。保険料を抑えたい方や、安全運転に自信のある方には特におすすめのプランです。
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