ANA JCBカードゴールドを解約する前に確認すべきマイル引き継ぎと注意点

クレジットカード

大型キャンペーンをきっかけにANA JCBカードゴールドを発行したものの、年会費が発生する前に解約を検討する人は少なくありません。そこで気になるのが、マイルの引き継ぎや有効期限、用途限定マイルの扱いなど。この記事では、ANAカード解約時のマイルの取り扱いや注意点について詳しく解説します。

ANAマイルはカード解約で失効する?

基本的に、ANAマイルはクレジットカードを解約しても失効しません。ただし、条件があります。それは、ANAマイレージクラブ(AMC)番号が統一されたままであること。複数のANAカードを所有している場合、解約予定のカード以外のカードにAMC番号を統一しておくことで、マイルはそのまま維持されます。

統合手続きはカード会社に依頼するか、ANAマイレージクラブに連絡すれば対応してもらえます。解約前に必ずメインカードに統合しておきましょう。

AMC口座の統合とメイン・サブカードの役割

ANAカードを複数持っている場合、1つのAMC番号に対し「メインカード」と「サブカード」の設定が可能です。マイルの管理はAMC番号単位で行われるため、複数のカードでも同じAMC番号ならばマイルは共有されます。

解約するカードがサブカード扱いで、メインカードに別のANAカードを設定しておけば、マイルはそのまま引き継がれます。注意点として、AMC番号が異なるままカードを解約すると、マイル口座ごと失効してしまう可能性があるため、統合は必須です。

用途限定マイル(グループ3)の取り扱い

ANAマイルには、通常のマイルとは別に「用途限定マイル(グループ3)」というものがあります。これはキャンペーンなどで付与されることが多く、有効期限や使い道に制限があります。

このグループ3マイルも、AMC番号に紐づいているため、口座統合がされていれば引き継がれます。ただし、元々の有効期限や使途制限はそのまま維持される点に注意が必要です。

たとえば、2024年12月31日まで利用可能な用途限定マイルがある場合は、解約後もその期限は延長されません。

解約のタイミングと年会費の扱い

ANA JCBカードゴールドは年会費が発生する前に解約することで、次年度分の年会費を回避できます。年会費請求は通常「入会月の翌月」や「毎年同じ月」に行われるため、請求月を事前に確認しておくことが重要です。

年会費発生日を過ぎてしまうと、日割りでの返金対応は基本的にありません。可能であれば、請求月の前月までに解約手続きを完了しておきましょう。

JCBカード解約時の手続きと注意点

JCBに直接電話して解約することが一般的ですが、オンラインで解約申請が可能な場合もあります。解約前に以下をチェックしてください。

  • ANAマイレージクラブ番号が他のANAカードと統一されているか
  • マイルの有効期限とキャンペーンマイルの内容を把握しているか
  • 電子マネーやETCカードなどの付随サービスの移行・停止が必要か

また、利用明細のダウンロードなど、必要なデータは解約前に保存しておくのが安心です。

まとめ:解約前にAMC番号の統一と用途限定マイルの確認を

ANA JCBカードゴールドを解約しても、AMC番号を正しく統一しておけばマイルは失効しません。用途限定マイルも同様に引き継がれますが、有効期限や利用条件はそのまま適用されるため注意が必要です。

年会費発生前のタイミングで解約するなら、請求月を確認のうえ、余裕を持って統合・手続きを行いましょう。ANAカードの解約は、マイルを上手に守りながらお得に見直す良い機会とも言えます。

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