東京都心から自然豊かな秋川渓谷や武蔵五日市エリアへ出かける際、交通費を少しでも節約したいと考える人は多いでしょう。特に東急田園都市線沿線に住んでいる方がJR武蔵五日市駅へ日帰りで往復する場合、乗車ルートやきっぷの工夫でお得に移動する方法があります。
標準的なルートと運賃
東急田園都市線からJR武蔵五日市駅へ行く代表的なルートは以下の2つです。
- 田園都市線 → 溝の口駅 → 南武線で立川方面 → 青梅線経由で武蔵五日市
- 田園都市線 → 渋谷 → 山手線 → 中央線経由で武蔵五日市
前者のルートは乗換が少なく便利ですが、通常運賃で往復すると約2,000円〜2,200円ほどかかります。
土休日におすすめ「休日おでかけパス」
一番のおすすめは、「休日おでかけパス」の活用です。JR東日本が販売するこのフリーパスは、東京都区内から神奈川・埼玉・千葉・山梨エリアのJR線が1日乗り放題で2,720円。
たとえば、東急田園都市線の渋谷乗換ルートを活用して、JRの都区内エリア(例:渋谷・新宿など)から休日おでかけパスのエリアに入り、中央線〜青梅線経由で武蔵五日市に行けば、乗換もスムーズかつお得になります。
田園都市線からのアクセスでの注意点
東急線からはJRへの直通連絡乗車券などは基本的にないため、JR線に乗り換えるタイミングで別途きっぷやICカード精算が必要です。休日おでかけパスの利用開始駅に入る際は、必ずJRの自動改札から乗車してください。
渋谷からJR線に入る場合は、渋谷駅で「休日おでかけパス」を購入後、JR改札から入場する流れがスムーズです。
ICカードときっぷを併用する裏技
たとえば、東急のICカード乗車を渋谷まで、その後「休日おでかけパス」できっぷでJRに入場という併用は可能です。ただし、自動改札で引っかかるケースもあるため、有人改札で入場するのがおすすめ。
また、武蔵溝ノ口から立川方面に出る場合は、「休日おでかけパス」のエリアに武蔵溝ノ口が含まれないため、溝の口からJR武蔵溝ノ口までの切符やIC運賃が別途必要になります。
往復以外の楽しみ方もお得に
休日おでかけパスは乗り放題のため、途中の吉祥寺でランチや立川でショッピングなどを組み合わせることも可能。通常運賃では乗るのをためらうような寄り道も、気兼ねなくできます。
また、武蔵五日市駅周辺はハイキングや温泉スポットが豊富なので、移動費を節約した分、現地での体験やグルメに回すのも賢い使い方です。
まとめ:田園都市線からの武蔵五日市アクセスを賢くお得に
東急田園都市線からJR武蔵五日市駅への往復では、「休日おでかけパス」を活用することで大幅な交通費節約が可能になります。山手線ルート経由で渋谷や新宿を通る場合は、活用しやすい上にJR区間も広範囲に乗れるため、コスパ重視の旅行やお出かけに最適です。
うまく組み合わせて、お得に快適な日帰り旅を楽しんでみてください。
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