PayPayアプリを使っていて「いつの間にか支払いがPayPayクレジットになっていた」という経験はありませんか？アプリのアップデート後、初期設定が変更されたことで、意図せずクレジット支払いが選択されてしまうという声が増えています。本記事では、PayPay残高をデフォルトに設定する方法と注意点について詳しく解説します。
なぜ勝手にPayPayクレジット払いになるのか
PayPayでは2024年以降のアップデートにより、ユーザーが一度でもPayPayクレジットを利用すると、支払い方法が「最後に使用した方法」に自動設定されるようになっています。これにより、残高払いを希望していても、QRコード支払い時にクレジットが優先されてしまうことがあります。
特に「支払い確認画面をスキップ」設定がオンになっていると、支払い直前で確認が入らず、意図せずクレジット払いが完了してしまう可能性が高まります。
PayPay残高を支払いの初期設定に戻す手順
PayPay残高をデフォルトの支払い方法にするには、以下の操作を行います。
- PayPayアプリを開く
- ホーム画面右下の「アカウント」をタップ
- 「支払い方法の管理」または「支払い設定」を選択
- 表示される支払い方法から「PayPay残高」を選択し、「優先する」に設定
「PayPay残高がないとクレジットに戻る」仕様もあるため、常に残高を維持することも重要です。
QRコード決済時の落とし穴と回避方法
QRコードを読み取る際、自動的に最後に使用した支払い方法が適用されます。QRをスキャン後に支払い方法を都度確認するクセをつけましょう。
加えて、「支払い時に確認画面を表示」設定をオンにしておくことで、支払い前に方法を確認するチャンスが生まれます。設定方法は以下の通り。
- アプリ右下「アカウント」→「プライバシー設定」
- 「支払い時の確認を表示」をオンに
PayPayクレジットとPayPay残高の違い
PayPay残高は、銀行口座やATMからチャージしたお金で、前払い方式です。一方、PayPayクレジットは、あと払い型のPayPayカードやその与信枠を使った支払い方法です。
クレジット払いには「翌月まとめて支払い」や「分割払い」が利用できる一方で、使いすぎのリスクや信用情報への影響も伴います。
知らずにクレジットで払ってしまった場合の対処
すでにクレジットで支払ってしまった場合、その支払いはキャンセルできません。ただし、PayPayカードのあと払い明細から確認・管理が可能です。
また、誤った利用を防ぐためには、「PayPayクレジットの利用停止」設定や、PayPayカードアプリでの利用制限も一つの対策です。
まとめ｜支払い方法は“意識して選ぶ”ことが安心への第一歩
アプリの仕様変更によって、PayPayクレジットがデフォルトで選ばれてしまうケースが増えています。残高払いを希望する場合は、支払い方法の設定を見直し、確認画面を必ず有効にしておきましょう。
キャッシュレスの便利さを保ちつつ、無駄な出費を防ぐには、小さな設定の積み重ねが大切です。
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