クレジットカードの利用明細を見て「分割に変更したはずなのに請求額が減っていない」と戸惑った経験はありませんか?特に締め日前後に手続きした場合、このようなズレが生じることがあります。本記事では、なぜ請求額に反映されないのか、そして6月分の請求額はどうなるのかを具体的に解説します。
クレジットカードの請求処理とタイミングの基本
クレジットカードの請求金額は、カード会社が定めた「締め日」に一度確定されます。たとえば、毎月15日が締め日であれば、その日までの利用分が「その月の請求」となります。
分割払いやリボ払いへの変更は、締め日前であれば当月請求に反映されますが、締め日を過ぎた場合、翌月以降の請求に回る可能性があります。
分割変更後の反映までの流れ
今回のケースでは、「6月末請求額が11万円」だったところ、「分割変更により実質の支払いは9万円台」に下がったにもかかわらず、「確定メールでは11万円のまま」となっているようです。
この場合、変更処理が締め処理に間に合わなかったと考えられます。つまり、変更後の反映は7月請求分からとなり、6月分には元の一括金額が一時的に表示され続けているのです。
アプリと請求書の金額が異なる理由
カード会社のアプリは、リアルタイムで反映される場合と、反映に時間がかかる場合があります。一方、確定メールは締め日のデータをもとに作成されるため、分割への変更が反映されていない情報で構成されることがあるのです。
アプリでの「請求予定金額」が9万円台になっているのであれば、実際の請求額はそちらに準じると考えて問題ありません。
よくある事例と注意点
- 締め日ギリギリでの変更は翌月扱いになる
- 一時的に「一括」と表示されても、翌月以降に分割反映される
- 利用明細は定期的に確認し、金額変更後の動きを追跡する
例えば、6月25日に分割変更をしたとしても、カード会社が24日に締め処理をしていた場合は、変更が7月分にずれ込むことがあり得ます。
対処方法と確認手順
まずはアプリの「支払い予定明細」や「分割一覧」で、変更がどのように反映されているかをチェックしましょう。さらに不安な場合は、楽天カードのカスタマーサポートに連絡するのが確実です。
変更内容が記録されていれば、実際の請求は変更後の金額になりますので安心してください。
まとめ:6月の支払いはどうなるのか
今回のように、分割変更が締め日以降だった場合、確定メールの金額(11万円)は旧データであり、実際の請求額(約9万円台)は変更が反映された新しいデータです。アプリや請求書が不一致の際は、焦らずアプリの詳細を確認するのが大切です。
カードの締め日と反映タイミングを理解しておけば、今後の管理もよりスムーズになります。
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