モバイルオーダーの利用が進む中、支払い完了後にエラーや注文キャンセルが発生し、返金が反映されないというトラブルも報告されています。この記事では、マクドナルドとPayPayを利用した際に発生する返金トラブルの対応方法や、実際のユーザー体験をもとにしたアドバイスを紹介します。
モバイルオーダーの返金トラブルはなぜ起きるのか
モバイルオーダーでは、決済完了後にシステムや通信エラーで注文がキャンセルされることがあります。この場合、アプリ上ではキャンセルと表示されても、決済側のPayPayでは支払いが完了している状態となってしまい、返金が自動的に行われないことがあります。
このようなケースでは、決済と注文のステータスが一致しないため、ユーザー側がアクションを起こさないと処理が進まない可能性があります。
まずはどこに問い合わせるべきか?
原則として、購入処理をした店舗(この場合はマクドナルド)に先に問い合わせるのが基本です。理由は、注文のキャンセルがマクドナルド側の都合かシステム都合かを確認し、返金の指示を出せるのが店舗側だからです。
マクドナルド側で返金処理が確認できれば、PayPay側の履歴にも反映される仕組みとなっています。
PayPayへの問い合わせはいつ必要か
マクドナルドに問い合わせた結果、「すでに返金処理済み」「弊社では処理できない」などと言われた場合、PayPayのカスタマーサポートにも問い合わせる必要があります。
PayPayでは、アプリ内の「取引履歴」から該当の支払いを選び、「この支払いについて問い合わせ」→「返金されていない」などの理由を選択して詳細を送信することで対応を依頼できます。
実際のユーザー体験から学ぶ
ある利用者は、マクドナルドのモバイルオーダーで支払い後にアプリがフリーズ。キャンセル扱いになったが、PayPayでは支払い済み表示のままでした。その後、マクドナルドのカスタマーサポートに連絡したところ、決済データとの照合を行い、約5営業日後に返金されました。
また別のケースでは、店舗側に連絡しても処理が進まず、PayPayに直接問い合わせたところ、マクドナルドから返金依頼が来ていないため対応不可との返答。結果的にマクドナルド本社に再度連絡し、やっと対応されたという報告もあります。
返金状況の確認方法と注意点
- PayPayアプリで「取引履歴」を確認し、ステータスが「支払い完了」のままか確認
- ステータスが「キャンセル済み」に変われば、返金処理中です(数日以内に残高に反映)
- 返金にかかる時間は最大1週間程度となる場合もあります
また、アプリの通知設定をオンにしておくと、返金処理が完了した際にすぐ気付くことができます。
まとめ:まずはマクドナルド、次にPayPayへの二段階対応が鍵
モバイルオーダーでの返金トラブルは珍しくありません。最初にマクドナルド側へ状況を伝えて返金可否を確認し、その後必要に応じてPayPayに問い合わせるのが基本です。
トラブルが発生した際は、スクリーンショットや注文番号、支払い日時などの情報を整理しておくと対応がスムーズになります。早期解決のためにも、冷静かつ丁寧に連絡を行うことが大切です。
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