スマートフォンのブラウザからPayPayで支払いをしようとした際に、アプリが起動せずにAppleのApp Storeが開いてしまうというトラブルに悩まされるユーザーが増えています。こうした問題は、アプリのリンク設定やブラウザの設定に原因があることが多く、解決方法を知っておくと安心です。
なぜPayPayではなくApp Storeが開くのか?
主な原因は、端末がPayPayアプリを正しく認識できていないことにあります。これには以下のような状況が考えられます。
- PayPayアプリが未インストール、もしくは削除後に再インストールされていない
- ブラウザがアプリ連携リンクを正しく処理できていない
- PayPayアプリが古く、OSやブラウザとの互換性に問題がある
特にSafariやChromeなど、ブラウザごとに挙動が微妙に異なるため、端末やOSバージョンによっても影響します。
PayPayアプリで正しく支払うための設定確認
まずは基本的な確認項目として、以下をチェックしましょう。
- PayPayアプリが最新版でインストールされているか
- iPhoneの「設定」→「Safari」→「ポップアップブロック」がオンになっていないか
- URLスキーム(paypay://)が有効に動作しているか
また、PayPayアプリのキャッシュが原因で不具合を起こしている場合もあります。アプリの再起動、または一度アンインストールして再インストールすることで解決することがあります。
ブラウザの選択による影響と回避策
実際に多くの報告例では、SafariやChromeでは正常にPayPayアプリが起動しない一方、別のブラウザ(例:Yahoo!ブラウザや公式アプリ内ブラウザ)で正常に動作することがあります。
そのため、一時的に支払いを行う必要がある場合は以下の手順も試してみてください。
- 別のブラウザアプリをインストールして使用してみる
- リンクを長押しして「アプリで開く」を明示的に選ぶ
- ブラウザではなく、アプリ内決済に誘導される公式ルートを使う
PayPayが開かないときの応急処置方法
それでもうまくいかない場合は、QRコード決済に切り替えるか、PayPayアプリを手動で開いて、該当の支払い先を検索・確認する方法もあります。
また、事前に「PayPayアプリで開くリンク」をコピーしておいて、iPhoneの「メモ帳」アプリなどに貼り付け、そこからタップすると正常に動作することもあります。
PayPayサポートへの相談も有効
どうしても解決しない場合は、PayPayのカスタマーサポートへ問い合わせましょう。特に支払いが関わる問題は早急な対応が求められるため、アプリ内の「ヘルプ」から直接連絡を取るのがおすすめです。
問い合わせの際には以下を伝えるとスムーズです。
- 端末の機種とOSバージョン
- ブラウザの種類とバージョン
- 起きている現象の具体的な内容
まとめ:PayPay支払いでアプリが開かないときの基本チェック
ブラウザ経由でのPayPay支払いでApp Storeが開いてしまう場合は、PayPayアプリの認識不具合やリンク設定の問題が主な原因です。アプリやブラウザの設定を見直すことで、多くのケースは解決できます。
どうしても解決しない場合には別ブラウザの利用や、アプリでの直接操作、またはサポートへの問い合わせなど、段階的に対応していくことが大切です。
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