手取り18万円、家賃5万円、さらにお米は実家からもらっている——このような条件であれば、食費のコントロール次第で家計全体を安定させることが可能です。この記事では、食費にかけられる適正な金額や、無理のない節約法を実例とともに解説します。
理想と現実の食費目安:収入の15%以内が基本
一般的に、食費は手取りの15%以内に抑えると無理がありません。手取り18万円であれば、約2万7,000円が理想ライン。お米が不要であれば、さらに少なくても十分やりくりできます。
節約意識の高い一人暮らしの中には、月1.5万円以内で抑えている人も少なくありませんが、外食が多かったり自炊が苦手な場合は2〜2.5万円を目安にするのが現実的です。
月2万円で実現可能?食費シミュレーション
例えば、月20,000円の予算での食費モデルは以下のようになります。
- 朝食(自炊・トーストや卵など):月2,000円
- 昼食(お弁当中心+週1外食):月6,000円
- 夕食(自炊中心):月10,000円
- 調味料・飲料・お菓子など:月2,000円
これでも週に1~2回ほどの外食を取り入れることができ、栄養バランスも保てます。
節約しながら健康に暮らすコツ
「安くて栄養のある食材」を定番にするのがポイントです。例としては、豆腐・納豆・卵・もやし・鶏むね肉・冷凍野菜など。
また、クックパッドなどのレシピサイトで「節約 一人暮らし」で検索すると、低予算でも満足感のあるメニューが豊富に見つかります。
外食とコンビニ食の活用バランス
コンビニや外食ばかりでは予算が一気に膨らみます。外食は週1〜2回に抑え、平日は自炊を基本にすると月2万円以内も十分実現可能です。
外食時はクーポンアプリや学割、ランチセットを活用するとよりコスパよく楽しめます。
食費以外とのバランス感覚も大切
家賃5万円とすると、残りの13万円から食費・水道光熱費・通信費・交際費・貯金をやりくりする必要があります。食費にかけすぎると他の項目にしわ寄せが来るので、あらかじめ予算を立てておくのが賢明です。
例えば、以下のような配分が参考になります。
項目 | 目安金額 |
---|---|
家賃 | 50,000円 |
食費 | 20,000円 |
光熱費 | 8,000円 |
通信費 | 6,000円 |
日用品・交際費 | 10,000円 |
貯金・その他 | 26,000円 |
まとめ:月2万円以内が現実的ライン、工夫次第で節約も可能
手取り18万円・家賃5万円の生活では、食費は月2万円前後が現実的なラインです。お米の支援があるのは大きなアドバンテージ。無理せず健康的な食生活を維持するためには、自炊を中心に、外食を計画的に取り入れることが鍵となります。
日々の工夫で無理なく続けられる食費管理を心がけましょう。
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