近年注目されているバーチャルカード「バンドルカード」は、簡単に発行できる手軽さから学生や若年層を中心に利用が広がっています。一方で、東海道・山陽新幹線の予約ができる「EXアプリ」での利用に関しては、利用者の間で意見が分かれており、混乱を招いています。この記事では、2024年時点におけるバンドルカードのEXアプリでの対応状況について、公式情報とユーザー報告を踏まえて詳しく解説します。
EXアプリとは?バンドルカードと組み合わせたい理由
EXアプリとは、JR東海が提供する「エクスプレス予約」や「スマートEX」に対応した新幹線予約用アプリです。チケットレスでの乗車が可能で、スマートフォン1台で新幹線の予約・変更がスムーズにできます。
一方、バンドルカードはVisaブランドのバーチャルプリペイドカードで、アプリから即時発行できるため、クレジットカードを持っていない人でもオンライン決済ができるのが特長です。
2024年4月以降の公式な利用可否
バンドルカード公式およびEXアプリ運営元であるJR東海の案内によると、2024年4月以降、EXアプリではバンドルカードは非対応となっています。具体的には、バンドルカードを使用した決済がエラーになる可能性があると明記されています。
この背景には、EXアプリが対応する決済手段のセキュリティ要件が強化されたことがあり、プリペイド型カードの一部が利用不可となったようです。
実際に使えたというユーザー報告は本当か?
Yahoo!知恵袋やSNSなどで「2024年4月以降でも使えた」という声が一部見受けられますが、これはアカウント登録やカード登録が非公式に通ってしまっただけで、後日エラーや予約キャンセルが発生する可能性がある点に注意が必要です。
特に、決済段階でエラーが起きることが多く、「登録はできたけど予約が通らなかった」というトラブルの報告も複数あります。
登録できた=使えるではない点に要注意
EXアプリ上でバンドルカードを登録できたとしても、それが正式に「使える」とは限りません。登録時にはカード番号とセキュリティコードが形式的に通っても、実際の決済プロセスでは認証で弾かれることがあります。
特に「ポチっとチャージ」などの後払い型バンドルカードを利用している場合、信用性の観点から拒否されやすい傾向があります。
代替手段:バーチャルカードやデビットカードでの対応
バンドルカードの代替としては、以下のような決済手段がEXアプリでは安定して利用可能です。
- 楽天銀行デビットカード(Visa/Mastercard)
- 三井住友VISAデビットカード
- ソニー銀行のバーチャルデビットカード
- Kyash Card(リアルカードのみ推奨)
これらはチャージ式でありながら、通常のクレジットカードに近い扱いをされるため、利用が安定しているとの声があります。
まとめ:現状は非推奨、公式対応カードでの利用が安心
2024年現在、EXアプリでのバンドルカード利用は公式には非対応です。登録できたとしても、決済時のエラーや予約失敗のリスクがあるため、信頼できるクレジットカードや銀行系デビットカードの使用を強く推奨します。
トラブルを回避し、スムーズな新幹線利用をするためにも、公式対応カードを用意することが賢明な選択と言えるでしょう。
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